極端に経済志向の風潮のなかで金のことだけを考える功利主義的な経済派と呼ばれる人たちも、僕のまわりにはいました。
また、極端な自然派と呼ばれる環境保全を志向しすぎる人たちもいました。
どちらも自分の信念を持つということではおなじなのに、お互いを受け入れられないことが僕は不思議でした。
正義は時として排他的になるものだと感じていました。しがみつくことで安心を得ようとするのでしょうか。
時代の変化を読み取る力があなたたち若い先生には必要なのだと思います。
時には、それまで「絶対」だと思っていたことへも「不確実」なのではという眼差しを向けることが若者の特権なのではないでしょうか。
最近スローな田舎暮らしと便利なICT生活を望む若者たちが増えて来たという新聞記事を目にしました。素敵ですね。
コロナで自然と共存というテーマが取り上げられれば、教育の現場で古い頭の先生たちの意識の変化が起こる可能性はあるのかもしれませんね。
自然由来の素材に関して学校は、ヤシの木🌴絡みのたわし、箒、石鹸、磨き粉などは親和性(購入に関して)があるのですが、混じり物のない天然「ハチミツ」にしろとにかく「高い」ということが、ネックです。
まだ「未来の子どもたちの健康や安全に金を払う」という意識は日本の公教育では低いように思います。
僕のすんでいる都会ではない小さな街スーパーにも今年からオーガニックのコーナーができました。
農協直販店の「安い、新鮮」とオーガニックコーナーの「安全、健康」のスローガン、定年後スーパーに買い出しに精を出す老人には悩むところです。