友人からこんな連絡がありました。
小学校が休校になるにあたり、恐らく先生方が子どもたちへ課す課題に困ったためと思われますが、一部の地域で新2年生に九九カードを渡し、「家庭で保護者に教えてもらいなさい。」と課題を与えたそうです。(当然九九どころか、かけ算とは何かということも未履修のままです)
これってどうなんだろうね。なんかおかしいよね。
たしかに、今各教育委員会や学校がそれぞれ工夫をして、休業中の子どもたちの「学力保障」をどうするかに取組はじめています。
学習があって、はじめて課題プリントが必要になるものだと思っていました。
予習としてとらえるのか、一年生の前の学年の復習とは言い難いですよね。
自学自習や補習でのプリントやデジタルコンテンツの利用は「補充学習」には有効ですが、「授業」ととらえると、先生は必要のない存在になりますよね。
今は平時ではないので、こうし対応も保護者の要望なのでしょうか。先生も平時にリスペクトされていないと、有事にがんばるモチベーションがなくなっているのかもしれませんね。
公教育の放棄とまでいうのは少し今の先生たちの立ち位置を考えると可哀想な気持ちしますが塾の代用として学校を見ている保護者もいるのかもしれませんね。
教育委員会(教育委員会事務局、トップは行政の知事や市長なんですよね。)も現場を信頼できないのか、現場が動かないのか、わかりませんが、
ただ、保護者から無条件でリスペクトされていた昭和の時代と、令和の今では要求がおおくなり、権利意識の強い保護者や保身に走る管理職をみて先生のモチベーションが低くなったように思うのですが、こういうのを教育崩壊の兆候と呼ぶんじゃないかな。頑張って、若い先生たち。。
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