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孫は3年生、入学以来はじめて行われるかもしれないプール学習のことが気になりました。
連休明けのこの時期、学校ではプールの清掃が始まります。梅雨の空模様が気になる季節でした。
高学年の子どもたちや、先生総出で晴れた日にみどりの苔で一杯のプールの壁をゴシゴシ。
ヤゴやミズスマシで一杯のバケツを運んだ思い出のある方も多いかもしれなませんね。
結構この作業はキツいものなのですが、子ども達が喜ぶ顔を水泳学習ではみられるので、それを励みに先生たちは、頑張ってくれていました。
けどこの水泳学習も、このコロナ禍の2年間、実施されていない学校が多いといいます。
中学校では、民間企業に委託する取組も始まっているようですが、僕の知っている限りでは、
小学校でのモデルケースがあるのは千葉市ぐらいで、ほとんどの小学校では、まだ議論すら進んでいないと思います。
今年も、コロナの状況で、実施するかどうかは不確定ですよね。
3年前までのように子どもたちを使っての清掃はできないかもしれませんよね。
小規模の学校の先生が悲鳴をあげそうですね。
それ以上に、先生たちは「スクール水着」の問題で頭を悩ますことになると思います。
3年前までスクール水着やゴーグル、帽子、最近はラッシュガードと呼ばれる紫外線よけのための着衣まで、学校では保護者に「指定購入」してもらっていたはず、でも、すでに6年間の1/3は使うことがきなかったので、サイズが合わないはずですよね。
孫は3年生だけど、6年まで使えるとはおもえないし、高学年なら、年に5.6回以下の、それも天候に左右される学習のために再購入することを躊躇するのが、保護者の感覚だろうね。
これからも、コロナで影響がある可能性があるので、今年の夏、水泳学習の「水着をどうするのか」は悩ましいことだろう。無駄な出費を喜ぶ保護者はいない。
もうひとつ「体育という教科の勉強の一単元」という位置付けだろうから「実施しないと代わりの単元を用意して学習する必要」があり、それに伴う「評価」が必要になるはずですよね。
この時、「スイミングスクール」に行っている子どもたちとの「スキルの差」の「評価への反映」をどうするのかという、国語の「毛筆指導(習字)」と同じ問題もでてくるはずだ。
塾などで得た「知識やスキル」に関しての「評価(通知簿への反映)」は学校での教科指導と重なる部分があり、曖昧というか、評価する先生の主観に委ねられている部分もあるようにおもうのですが。
コロナ禍によって、「毛筆指導」「絵画指導」「跳び箱鉄棒指導(器械体操)」「徒競走指導」「球技指導」「英語指導」「プログラミング指導」という実施時数が減った「スキル指導」で「学校で教えていなかってもスキルを持っている子ども」とそうでない子どもとの差ができたことは、想像にかたくない。
中学での教科の指導にも、「学習塾での成績」は「学校の成績」に少なからず影響があるので「高校入試、大学入試関連教科」の成績は、成績=学力(評価)という図式での考え方が主流になって久しい。
しかし、「本来学校で獲得すべきこと」と「本来、家庭や地域で獲得すべきこと」の違いを曖昧にしたまま、単に、家庭の「経済的な差、貧困の課題」ととらえるなら義務教育公立学校の意味を考えることは難しいものになってくるかもしれませんね、。
コロナ禍により顕著に表れたのが小学校の「水泳学習」だと思う。(文科省は夏休み中の水泳指導の「補習」はやらなくてもいいと読み取れる通知を行っている)
知徳体の調和を重視するとしながら「知に重きを置きすぎた公立小学校」の有り様をもう一度考え直す必要があるのではないだろうか。
今年の小学校の教員採用試験に水泳実技がなくなった都道府県が増えている。
プールの維持費や改修予算は多額だが、その事をおかしいと考える市民はまだ、少ない。
老朽化したプールは補修もされないない漏水が続く場合もあるらしいということを聞いたことがある。
中学の部活を外部委託できるなら、小学校での評価も曖昧な「プール指導」を体育のカリキュラムからはずして、外部委託することはできないのだろか。
そうすれば、孫のため可愛い水着をじいじやばあばも買って、娘によろんでもらえるかもしれない。
ブール指導が「着衣泳」など「安全に生きるためのもの」なら「交通教室」や「ゲストティチャーの◯◯教室」で使っている時間を工夫して時間を作れると思うのだけれど。。
地域の一般利用や保護者とプール開放も出来ないなら防火用水槽として、管理も行政が行えば夏のプール侵入を気にすることも必要がなくなる。
指導できることを前提として教師を採用しないのなら小学校の「プール指導」を民間委託すれば、時期や天候にも左右されず年何回かのプール教室で「生きるための最低のスキル」は獲得できるはずだと思うけど、先生たちは「指導できないから助けて」という声をだすことが難しいのかな。
時代は令和になったのに、
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