電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

春の足音

2009年02月04日 07時11分07秒 | 季節と行事
一番夜の長い冬至を過ぎてはや40日以上経過し、近ごろはだいぶ日が長くなってきた(*)と感じます。1月下旬から2月上旬、厳冬期に晴天の日があると、太陽熱であたり一面の積雪の表面が融解し、その水分が夜の放射冷却で固く凍り、いわゆる「かた雪」になります。体重の軽い子供ならば足が雪の中に沈まず、あたり一面の固雪の上をどこまでもまっすぐ歩いて行けるのです。この快感は、大人になった今でも忘れられません。残念ながら、体重が重くなったために、大人は少々雪の中に足がめりこんでしまうのですが、注意して歩けばけっこう歩ける日もあります。
固雪ができると冬はピークを過ぎて、もうすぐ春の到来です。固雪の上を歩く子供の笑い声は、春の足音に聞こえます。

(*):山形市の日の入りの時刻は、夏至の6月22日に19:06、冬至の12月22日に16:22となっています。183日間の差は164分。1日に0.90分ずつ日の入りの時刻が遅くなっていますので、40日では36分。たしかに、夕方にまだ明るいと感じます。日の出の時刻も12月22日に6:52だったのが6月22日には4:16と早まります。183日で156分の差。1日あたり0.85分ずつ早くなりますので、40日では34分も早くなる計算になるのでしょうか。
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