室内楽には、オペラやオーケストラ音楽の世界とはまた別な、魅力的な世界が広がっています。現在、CD等を通して様々な室内楽に触れることができるとはいえ、室内楽に親しむきっかけはあまり多くはないと思います。良いガイドブックも少ないですし、雑誌などでも、特集の頻度は少ないようです。ブログ記事でも、室内楽の記事となると決して多くはありません。
室内楽の場合、ニックネームが付いた有名曲だからといって、必ずしも親しまれるとは限らないようです。むしろ、実演に触れることでその魅力を知る、ということが多いのでは。そして、演奏家への親近感も大きな要素のように思えます。海外の有名演奏団体の来日も事件ではありますが、日常的に室内楽に親しむ環境があるということにまさるものではありません。
その意味で、地方に、オーケストラとともに常設の室内楽の団体が存在するというのは、まさに稀有な幸福と言うべきでしょう。山形の音楽ファン、室内楽ファンの場合、田舎であることはハンディキャップではありません。山形交響楽団(*1)とともに、山形弦楽四重奏団(*2)が存在し、意欲的に活動しているからです。新シーズン(*3)も、ポピュラリティの要素と音楽的なテーマ性の要素と、そして諸々の現実的な要素のバランスが図られた意欲的なプログラミングが見られることでしょう。楽しみです。
(*1):山形交響楽団ホームページ
(*2):山形弦楽四重奏団ホームページ
(*3):山形Q 2010/11年度プログラム熟考中~らびおがゆくVol.3
室内楽の場合、ニックネームが付いた有名曲だからといって、必ずしも親しまれるとは限らないようです。むしろ、実演に触れることでその魅力を知る、ということが多いのでは。そして、演奏家への親近感も大きな要素のように思えます。海外の有名演奏団体の来日も事件ではありますが、日常的に室内楽に親しむ環境があるということにまさるものではありません。
その意味で、地方に、オーケストラとともに常設の室内楽の団体が存在するというのは、まさに稀有な幸福と言うべきでしょう。山形の音楽ファン、室内楽ファンの場合、田舎であることはハンディキャップではありません。山形交響楽団(*1)とともに、山形弦楽四重奏団(*2)が存在し、意欲的に活動しているからです。新シーズン(*3)も、ポピュラリティの要素と音楽的なテーマ性の要素と、そして諸々の現実的な要素のバランスが図られた意欲的なプログラミングが見られることでしょう。楽しみです。
(*1):山形交響楽団ホームページ
(*2):山形弦楽四重奏団ホームページ
(*3):山形Q 2010/11年度プログラム熟考中~らびおがゆくVol.3