電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

胸部X線で肺に影が見えた件の精密検査結果

2024年10月27日 06時00分28秒 | 健康

9月の健康診断の結果、胸部X線で肺に影が見えたとして至急精密検査をするように、自宅まで保健師さんが訪ねてきて勧告された件、その日のうちにかかりつけの医院に直行してレントゲン撮影をしたところ、たしかに肺の両側にぼんやりとした影が見えました。丸い形ではなかったので肺がんの可能性よりも9月上旬にひいたひどい風邪による肺炎の可能性を疑い、某病院にCT撮影を依頼したところ、すぐ翌日の午前中に予約が取れました。CT画像のデータをDVDに焼いたものを持参し、翌日にかかりつけ医院を受診、CT画像のデータと9月に受診した際の「いつもと違う風邪」症状から、マイコプラズマ肺炎と診断されました。で、抗生物質による治療が必要かどうか、採血をして炎症反応の程度から判断することになり、その場ですぐ採血。翌々日の金曜日には検査結果をもとに、次のような結論になりました。

  • 受診時の記録と胸部レントゲン及びCT撮影の結果から、マイコプラズマ肺炎と考える。
  • 炎症反応の程度は低く、抗生物質による治療は必要がない。10日間も寝ていた間に自力回復したのだろう。肺に映った影は、その影響が残ったものと考えられるので、1ヶ月後にもう一度胸部X線撮影を行い、変化を見ることとしたい。
  • CT撮影の結果から、心臓の大動脈等の石灰化の程度は年齢相応と見られる。むしろ、腎臓の両側に石灰化が見られ、剥離すると腎臓結石として痛みが感じられるだろうから、救急車を呼んだ場合などは伝えておくとよい。
  • 血液検査の結果、ぎりぎり貧血になっている。他は良好だが、アレルギー反応が強く出ているようだ。(私:ハウスダストに対するアレルギーがあり、例年、秋から冬にかけて鼻づまりが悪化することが多いので、そのせいではないか)


まずは結核や肺がんなどという結果ではなかったので、ほっとしました。マイコプラズマ肺炎という言葉は最近になってよく聞くようになりましたが、よくわかりません。これは調べておく必要がありそうです。

また、健康診断が10月9日、保健師さんの来訪と精密検査の勧告が10月21日、その日の午後にかかりつけ医院で胸部X線撮影を行い、翌22日午前中にCT撮影、23日午後に血液検査、そして25日には結論が出るという経過で、わずか5日間のスピード解決でした。待ち時間を含めた所要時間も、自宅を車で出てから帰宅するまで各1時間程度と短く、たいへんスムーズでした。このあたり、珍しい難病への対応は別として、通常の医療の場合は都会よりも田舎のほうが混雑しない=待ち時間が少ないという実例なのかもしれません。

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