
名桜大学は、ネットで真喜志康忠氏を広報に取り上げていました。名誉編集委員長の山里さんも編集委員長の波照間さんもなぜ?の理由をはっきり報告してほしいです。確か紙面でも広報していました。
その件で私自身とのかかわりを含めて分かったことを書いていきます。
以前新星書房で真喜志康忠沖縄芝居脚本集の企画がありました。その時のファイルはネットで公開したいと考えています。
このブログでどんな項目がアクセスされているか、分かります。昨日は以下がアクセスされていました。
それでその後のいきさつを書いておかなければという気になり今朝書いています。詳細のデータもUPしたいのですが、今時間がありません。
昨今の「琉球文学大系」事務局の広報によると琉球戯曲集全5巻は真喜志康忠71作品の編集が没になり、波照間永吉さんの愛弟子たち西岡敏さんと大嶺可代さんが加わり、波照間さんと3人で琉球戯曲集上、下が発行されることになったと発表されています。
その上下巻は明治15年以降の沖縄芝居台本が基本になるかと想像するのですが、ぜひその作品を開示してほしいです。琉球文学大系は在来の(すでに編集発行されている)文献に新たな注釈や解釈をつけて発行される企画で、誰にでも分かりやすい編集による再発行との目的です。音読みのルビや丁寧な言語解釈、日本語翻訳がなされ、この間の研究の痕跡も網羅されています。緻密な作業です。しかし読みにくい冊子です。完璧はありえないので、もちろん力作の『琉球文学大系』にも批判は起こり得ます。解釈する方々の思考は常に問われます。
おそらくデジタル化されるかと期待しているのですが、どうでしょうか。
『真喜志康忠沖縄芝居戯曲集』の企画がダメになり、註釈の狩俣繁久、大城学、波照間永吉 ⇒ 波照間永吉、西岡敏、大嶺可代に変更されました。
いわゆる真喜志康忠氏の著作権者の真喜志きさ子さんには詳細が報告されているかと思うのですが~。著作権に関しては真喜志康忠氏の奥様の真喜志八重子さんがおられるので、それは真喜志家の管轄になるかと思うのですが~。真喜志八重子さんは康忠氏の初期から十数年作品の舞台にかなり実演しています。
電話一本、波照間さんから真喜志きさ子さんに話があったとうかがっています。琉球大で71作品をすでにデジタルに学生たちの力で編集されていた途上の資料も含めてその翻訳資料などが琉球大の狩俣繁久さんが保存しているのは事実で、膨大かと思います。講義データ(音源)も貴重です。琉球大図書館で拝聴できるかと思うのですが、どうなのでしょう。きさ子さんも授業の録音データを送付されています。しかしそのデータは彼女の物ではなく、真喜志家の所有になるべきでしょう。奥様の真喜志八重子さんが所有し管理してもおかしくはありません。理にかなっています。
狩俣さんの誠実な応答があれば、もんだいは残念な結末に至らなかったと悔やまれます。嘘の発言に怒りを覚えました。優れた研究者の方々の嘘の発言、徒党を組むアカデミアの体質、徒弟制度のような人間関係があること、それも家父長制の流れかと推測できるのですが、熱意や情熱、使命感の凄さがある一方で物事にはあらゆる面で別のサイドがあることが、分かります。
最もノーベル賞受賞の方も嘘に加担しますから、また同じく受賞された研究者が査読を通った科学論文でもその80%だったか90%だったか、は虚偽であり、覆されるとの発言を読んだことがあります。人文科学の分野でもそれはありえます。昨今のコロナ関連の論文でもそうですね。大企業が自社の都合のいい論文を求めてもいるのですね。
ニーチェは「事実というものは存在しない。
存在するのは解釈だけである。」と書き残しています。
存在するのは解釈だけである。」と書き残しています。
二-チェはまた「真理はない。善悪もない。」とも書いてもいるのですね。
(写真は沖縄県空手博物館に展示された写真です。館長の外間哲弘先生は自由に写真を撮っていいとお話ししています。広報も了承されています。問題がありましたらご一報ください。)