先日、食事券をもらったので大津の山重という料亭鰻屋に
鰻を食べに行きました。
瀬田の唐橋の近くです。
わたしも知らなかったのですが
瀬田というのは、昔から要衝の地で
京都を攻めるにはこの橋を渡らなければならないため
非常に重要な歴史的遺産だそうですね
その唐橋から徒歩数分のところにある料亭です
趣のあるたたずまいですが
中は近代化されたレストランのようです
食事券なので、指定のものが出てくるのですが
小鮎の南蛮漬けの小鉢
うな重(半身)
肝吸い、
香の物
デザートのアイス
そんなラインアップでした
60過ぎると半身で十分ですね。それ以上は食べれません。
いままで、何軒も鰻を食べてきましたが
この山重、恐るべしです
上位3本の指に入る美味さです。
なんせ焼き方が完璧。
皮のほうはこんがりですが焦げすぎず
身の方は、表面パリッと焼けてて中はふわっと
この表面パリッとっていうのは
なかなかないですよ。
たれの糖分が焼けて硬くなっているのとは違う
まったく焦げていないのに、パリッとしてるんです
すごい
焼き方で感心したのは、大阪西中島の鰻家以来です
あそこの鰻は裏表パリっとしててすごかった
が
最近ちょっと高慢チキになって接客不良で味が落ちてる
との評判でちょっと足が遠のいてますけどね
そんなことどどうでもええんです
鰻は「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」というくらい
焼きはむつかしいそうです
なるほどです