黒川作品を読み直してますが、大阪府警(元)の堀内、伊達シリーズの
第4弾、熔果の文庫版がようやく出ました
単行本では読んでたのですが、通勤時電車で読むのに
文庫版でないと読みにくいので文庫が出るのを待ちわびてました
まずはあらすじから
大阪府警を首になった伊達と堀内、伊達はヒラヤマ総業という
土地の競売会社に営業社員として働いている。
ヒラヤマ総業は、表向きは土地の競売を生業としてそれなりの
実績と業績を上げている企業であるが、実はやくざのフロント企業である。
堀内は、大阪府警をくびになったあと、裏仕事で稼いだ金で女に銀座でクラブをやらせて
ヒモとして暮らしていたがその暮らしにも飽きて、女を東京に残し大阪でくすぶっていた。
競売絡みの物件にややこしいのが居座っているということで
伊達がその排除に乗り込むのだが、くすぶっている堀内に声をかける。
たいくつを持て余してた堀内はやくざに刺されて不自由になった足を引きずりながら
伊達と乗り込んでいく。
不法占拠者をたたき出した2人は、そのチンピラが過去の金塊密輸事件に
かかわっていたことを知る。
金の匂いをかぎ取った伊達は、金塊密輸事件を探りはじめる。
金塊密輸事件とは、下関から活魚運搬のトラックにて韓国に渡り
韓国で金塊をトラックの水槽の中に隠して日本に持ち込むという手口
当時消費税が8%の時代
韓国で金を原価で買い取り、日本で売るときに8%の消費税を払ってくれる
8%の利ザヤが稼げるという仕組み。
当時金が1g5000円の時代。200kgの金塊で10億であった
10億の金塊であれば8000万の利益があがるという
金塊密輸団は何回か密輸を繰り返していたが当局の知るところにより
密輸団は摘発される。
しかし残党の1人が金塊を持って逃げているという情報を得た
伊達と堀内は残党を探し出し、持っている金塊を狙う猟犬となる。
かつて、優秀な大阪府警の刑事であった2人が残党の行方を探すが
大阪府警という桜の代紋がないという不自由な中、過剰な暴力で悪どもを叩きのめしながら
残党を追い詰める。
とまあこんな感じ
相変わらず面白いです
読み始めると手が止まらない。
180cm90kgの柔道4段の伊達、足が不自由であるが鉄筋を仕込んだステッキを
振り回す堀内。無敵のコンビがやくざどもをぶちのめすのは爽快ですが、
やっぱりやくざは怖いですね仕返しを虎視眈々と狙っている。
どうやって、やくざの追撃をかわすのか?読ませますね
時折出てくる、食事の場面がまた面白い
読んでると食べたくなってきます
あ、この本が書かれたのは2021年当初ですが
当時金は1g5000円くらいだったんですね。消費税も8%だった
今では14000円で10%になっています。
そんなこともちょっと面白い
ぜひお読みください
第4弾、熔果の文庫版がようやく出ました
単行本では読んでたのですが、通勤時電車で読むのに
文庫版でないと読みにくいので文庫が出るのを待ちわびてました
まずはあらすじから
大阪府警を首になった伊達と堀内、伊達はヒラヤマ総業という
土地の競売会社に営業社員として働いている。
ヒラヤマ総業は、表向きは土地の競売を生業としてそれなりの
実績と業績を上げている企業であるが、実はやくざのフロント企業である。
堀内は、大阪府警をくびになったあと、裏仕事で稼いだ金で女に銀座でクラブをやらせて
ヒモとして暮らしていたがその暮らしにも飽きて、女を東京に残し大阪でくすぶっていた。
競売絡みの物件にややこしいのが居座っているということで
伊達がその排除に乗り込むのだが、くすぶっている堀内に声をかける。
たいくつを持て余してた堀内はやくざに刺されて不自由になった足を引きずりながら
伊達と乗り込んでいく。
不法占拠者をたたき出した2人は、そのチンピラが過去の金塊密輸事件に
かかわっていたことを知る。
金の匂いをかぎ取った伊達は、金塊密輸事件を探りはじめる。
金塊密輸事件とは、下関から活魚運搬のトラックにて韓国に渡り
韓国で金塊をトラックの水槽の中に隠して日本に持ち込むという手口
当時消費税が8%の時代
韓国で金を原価で買い取り、日本で売るときに8%の消費税を払ってくれる
8%の利ザヤが稼げるという仕組み。
当時金が1g5000円の時代。200kgの金塊で10億であった
10億の金塊であれば8000万の利益があがるという
金塊密輸団は何回か密輸を繰り返していたが当局の知るところにより
密輸団は摘発される。
しかし残党の1人が金塊を持って逃げているという情報を得た
伊達と堀内は残党を探し出し、持っている金塊を狙う猟犬となる。
かつて、優秀な大阪府警の刑事であった2人が残党の行方を探すが
大阪府警という桜の代紋がないという不自由な中、過剰な暴力で悪どもを叩きのめしながら
残党を追い詰める。
とまあこんな感じ
相変わらず面白いです
読み始めると手が止まらない。
180cm90kgの柔道4段の伊達、足が不自由であるが鉄筋を仕込んだステッキを
振り回す堀内。無敵のコンビがやくざどもをぶちのめすのは爽快ですが、
やっぱりやくざは怖いですね仕返しを虎視眈々と狙っている。
どうやって、やくざの追撃をかわすのか?読ませますね
時折出てくる、食事の場面がまた面白い
読んでると食べたくなってきます
あ、この本が書かれたのは2021年当初ですが
当時金は1g5000円くらいだったんですね。消費税も8%だった
今では14000円で10%になっています。
そんなこともちょっと面白い
ぜひお読みください