…… 池 千之助   信州ありふれた雑記帳 ……。

         信州・長野県長野市から、お気楽で無駄な記事を載せています。

信州・松代 象山神社にも見事な紅葉カエデが・・・・・・!

2019年12月09日 | まち歩き
  寒い朝が連日続いているこちら長野ですが、日中は太陽の日差しが当たると暖かな感じがします。



  大雪が降らないだけ有り難いです。



  12月に入ってから、何となく気忙しくなり、思ったようにフォト取材もままならないようになっています。




  で、こちら信州・北信地方は本格的な冬の様子を繰り広げているのですが、今日の画像は、長野市松代町にある象山神社の御神木にもなっていますイロハカエデをご紹介させていただきます。



  まずは、象山神社前の佐久間象山先生の馬上像と大鳥居です。




photo 1


photo 2   佐久間象山先生・馬上像




  この大鳥居をくぐり参道を拝殿に向かって進みますと、左側に佐久間象山先生や松代藩八代藩主:真田幸貫公、そして、開国の先覚者同胞の幕府の勝 海舟、土佐藩:坂本龍馬、長州:吉田松陰、福井:橋本左内・・・などなどの像が建立されています。



  尤も、皆さんご存知だと思いますが、勝 海舟の妹:順子さんは佐久間象山先生の奥方で、勝 海舟は義理の兄にあたります。




photo 3




  更に進みますと、象山神社の拝殿前の右側に樹齢200余年と云われているイロハカエデの御神木が立っています。



photo 4   樹齢200余年のイロハカエデ


photo 5


photo 6   象山神社・授与所


photo 7   象山神社・御本殿(右奥)


photo 8   高義亭(こうぎてい)




  この「高義亭」は、長州の高杉晋作や土佐の中岡慎太郎などなどの天下の志士を迎えて、会談したところにもなっています。



  そして、佐久間象山先生が、京都に居た頃に使われていた茶室も、この境内にある象山誕生の地に移築され、その茶室「煙雨亭」もひっそりと見られます。




photo 9   茶室・煙雨亭


photo 10


photo 11


photo 12




  この象山神社は春の桜の季節にも、素晴らしい景色を見せてくれますので、松代へ観光でお越しになられた皆様も、ここへ寄られて参拝なさられる姿をお見受けします。



  もう7~8年前ですが、ハーレーに乗られて北海道からのひとり旅をなさっていた男性客にお逢いしたこともありました。














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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
200年のイロハカエデ (原村)
2019-12-09 13:38:41
こんにちは、池さん。
懐かしく拝見させていただきました。
それと、象山先生の奥方が勝海舟の妹がだということを知りました。一つ賢くなりました。
それにしても、樹齢200余年のイロハカエデの美しさには目が奪われます。
それと、一つ気になるのですが神社の境内に藩主や志士の像の記憶がありません。
暑い時期に訪問したため見落としたか、記憶違いなのかもしれません。
人材は色々横につながって、国家、国民のあるべき姿を語り合っていたかもです。

師走も進みました。寒さ厳しき折ご自愛のほど。
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原村さまへ (池 千之助)
2019-12-09 14:37:41
原村さん、こんにちは!
いつもコメントありがとうございます。

ここ象山神社の象山先生始め、維新の志士達の銅像は、
お披露目が昨年2018年11月25日に除幕式が行われました。

この制作スポンサーさんは、洋服のアオキさんグループだと聞いています。
ここの社長さんが、松代隣の篠ノ井出身と云う事が有り、
現在は店舗も全国に展開しているようで、
確か東証Ⅰ部上場されていると思います。

また、象山神社拝殿前のイロハカエデは、
その年々で、色合いが綺麗な時と、ちょっと・・・、と云う時とがあり、
ひと頃は撮りに何度も通ったものでした。

今年は、それでもまあまあの感じでした。
太陽が出ていると、逆光目で撮れたのですが、
その点が残念でした。
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いろはカエデ (さなえ)
2019-12-09 18:02:31
こんばんは
朝晩の冷え込みに震えてます
お元気ですか

樹齢二百年の御神木が見事で御座います
赤と黄色の調和の色合いが季節を感じます
佐久間象山先生と勝海舟が義理兄弟とは、歴史探訪です
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こんばんは (いそっぷ)
2019-12-09 19:37:04
ここも立派な神社ですね。

いかにも象山先生の遺徳を表す様に、さまざまの有名人の像が有るだけでも素晴らしいです。

しかし、樹齢200年ですか、凄いですね。
また、御神木がカエデと云うのもあまりありませんが、思わずため息が出るような雰囲気を持って居ます。
年によって状況が変わるようですが、今年は良い結果のようですね。

ちょっと時代離れした厳かさが素晴らしいし、それを上手に表現された技量にバンザイです。
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さなえさまへ (池 千之助)
2019-12-09 19:57:08
さなえさん、こんばんは!
いつもコメントありがとうございます。

そちらも寒くなっているようですね。お気を付け下さいませ。

この象山神社の御神木は、神社へ行った折りには必ず撮るようにしていますが、
四季折々その季節の色合いを見せてくれています。

佐久間象山先生は、公武合体や開国を推し進めていて、
徳川幕府にその旨進言して様ですが、
幕末の大政奉還になる3年前に、
京都で攘夷派の連中に殺害されたと云われています。

佐久間象山、54歳の時だったようです。

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松代城下の街並み (akira)
2019-12-09 20:09:50
象山神社夏に行った雰囲気とはまるで違いますね!
周りは目の覚めるような紅葉
樹齢200年のイロハ楓は気が付きませんでした
最期の2枚の写真楓と銀杏とて素敵です
象山神社から松代城まで歩いたのですが
この辺りの道に楓や、銀杏の紅葉があれば素晴らしいですね!
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いそっぷさまへ (池 千之助)
2019-12-09 20:32:08
いそっぷさん、こんばんは!
いつもコメントありがとうございます。

こちら地元では、佐久間象山先生を専門に研究されている方がおられて、
時々長野でも講演会が行なわれています。

この象山神社境内に見られます銅像群は、
洋服のアオキ・グループさんがスポンサーになられて、
約一年前にお披露目されました。

実際にこの銅像群の前に立ちますと、
全国的にも有名な維新の志士たちの像があり、
これらの方々が、激動の時代を切り開いてこられたのだと思いますと、
歴史の重みを自然と感じます。

こちら松代町は、真田家十万石の城下町で、
佐久間象山先生も、真田家の家臣であるのですが、
思想家としての才覚はずば抜けていたようでした。

でも、そうなると現代のパワハラではありませんが、
上司にあたる上役も面白くないケースもあったようで、
順風満帆に物事が運んだとはいかなかったようです。

また、義兄の勝 海舟とも異論が重なっていたとも
そんな話を聞いたことがありました。

私が、地元の松代小学校に入った時から、
講堂兼体育館には、佐久間象山先生の肖像画が飾られていました。
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akiraさまへ (池 千之助)
2019-12-09 21:04:21
akiraさん、こんばんは!
いつもコメントありがとうございます。

この象山神社の紅葉は、拝殿前の御神木のイロハカエデと、
境内にある心池の周りにある少しの竹藪での紅葉、
そして、お茶室・煙雨亭(えんうてい)裏の紅葉や黄葉が見どころの感じがしています。

akiraさんがお撮りになるお写真ように、
広範囲での紅葉が拡がっていればいいのですが、
ここは同じ紅葉の木を前からや後ろからとアングルを変えて狙って撮らないと
ボリュームのある紅葉に見えないかも・・・と思っています。(笑)

また、最後2枚の画像は、お茶室「煙雨亭」の裏側にあり、
赤、黄、青(緑)と色の三原色が並んでいて、
ちょっと知っているカメラマンさん達は、ここを上手く狙って撮っていらっしゃいます。

この時、たまたま先輩格のカメラマンさんと情報交換の話しをしたのですが、
その先輩から、「あんちゃん、こっちから狙ったら、良い画が撮れるぜ!」と、
ご指南をいただきました。

なんせ、信州人はお節介なカメラマンさんが多いです!
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おはようございます (おじしゃん)
2019-12-10 05:37:30
池 さん、おはようございます ♫

象山神社、懐かしいですねぇ~
一番の思い出は、カーナビがありながら、道がわからなく迷ってしまったことです (笑)

紅葉と、象山先生のツーショットは、なかなか良い感じですね。

幕末に活躍された方々の銅像を、 photo3 のように撮りたかったのですが、
後方で工事中、大きな重機がありましたのであきらめました。   残念でした (笑)

御神木の イロハカエデ このように見事な紅葉姿を見せてくれるのですね。
これは素晴らしいですね。   
訪ねる時期を間違えましたね (笑)
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象山神社 (ヒトリシズカ)
2019-12-10 08:32:32
池 千之助さん

象山神社は、カエデなどが美しく紅葉していますね。

佐久間象山は300年続いた徳川態勢に事実上、揺さぶりをかけました。蘭学を通して学んだ西洋の科学技術を日本に紹介し、鉱山開発事業などを試みました。

先見性のある賢い人物からみると、徳川幕府体制をひたすら維持仕様とする人々は・・どう見えたのか、考えてしまいます。

「勝 海舟の妹:順子さんは佐久間象山先生の奥方」なのですね。勝海舟は明治時代に何を考えていたのか、興味津々です。


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