早いもので、今月11月もアッという間に半分が過ぎ、もたもたしていると年の瀬を迎えることになりますね!
今のところは、陽気が温かくて有り難い気もしますが、間もなく寒気がおりてくるようで、体調管理にはお互い気を付けたいですね!
さて昨今、ニュースを観ていますと、交通事故裁判の判決例などで気になる点がありますので、そこに焦点を当ててみたいと思います。
まずは、地元の新聞記事からですが・・・・、
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正直、この見出し記事には驚きました。
いままで、警察、検察、裁判所での動きはなんだったのかと、交通事故での被害者さんやご遺族の皆さまにすれば、腹立たしいお気持ちもあるのではと感じました。
よく、飲酒運転などで交通事故を起こした運転手は、最初「危険運転」で逮捕されますが、検察の取り調べで罪が軽い「過失運転」になって、裁判が始められるようで、これにはご遺族側が反発して、「危険運転」の罪になるように、署名を集めたりしている被害者さんもおられるようです。
もっとも、証拠第一主義の裁判に於いては、その辺がシビアだと思いますので、その点が後退りするようになっているのかも・・・、と思います。
で、こちらはNHKニュースでの放映画面ですが、「危険運転」と「過失運転」の罪状がかなり違いますので、被害者側は事故を起こした相手に対して、厳しい罪を望んで、加害者側は逆に出来るだけ軽くなように願うのは当然で、
今後は、これが事故の原因や内容が数値化されて裁判の判決のベースになるようで、遅きに失した感じを受けてしまいます。
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もっとも、これらは検討会の素案のようで、早急に新たな立法を創り上げて欲しいものです。
先ごろも、朝の情報番組で、出演解説者の方が、「過失運転」と「危険運転」のあいだに、もう一つの処罰があっても・・・、とご意見を述べていらっしゃいましたが、
私個人の意見としては、
「過失運転」と「危険運転」のあいだの処罰ではなく、「危険運転」の更なる高みの処罰が必要で、
飲酒運転で被害者を死亡させたら、「殺人運転」や「人殺し運転」として、特別に重い罰を与えて、基本的には「無期懲役刑」が妥当かとも思います。
なんせ、被害者の相手を殺しているのですから、殺人に等しい取り扱いでもいいと思います。
また、併せて、運転手への交通違反罰金も、目の玉が飛び出るくらいの金額を設定すべきかと思います。
まあ、私もそうですが、実際にクルマを運転している時は、凶器を運転しているんだ! と言う意識はまったくゼロに近いです。
ですので、1~2年などの時限立法でも創られて、実際に運営してみて、効果の有り無しを判断材料にするのも、一つの手段かと思います。
そうでもしないと、永久に「飲酒運転」は撲滅出来ないと思いますよ!
私が、ブログで交通事故関連の話題を何度も載せているのは、
私がかつて「交通事故遺児」だったからです。
私は当時、中一でしたが、弟は小学生の低学年でした。
親父と一緒に過ごした日々は、アッという間でした。
本日もこのブログにお立ち寄りいただき有難うございます。
厚く御礼申し上げます。