…… 池 千之助   信州ありふれた普通便 ……。

         信州・長野県長野市から、お気楽で無駄な記事を載せています。

スイッチバックの「信州・千曲市 姨捨駅」へ・・・・・・!

2019年06月18日 | まち歩き
  夕べ、今日のblogの写真の編集をしていたら、夜8時半頃でしたか、友人から電話があり「今夜は満月だよ!」と連絡を貰いました。



  夕方のTVニュースでも、そんな話が聞こえていましたが、作業に夢中になっていて、忘れ掛けていたところの電話で、慌てて夜空を見上げたら、多少黒っぽい雲が懸かっているものの満月がハッキリ見えたもので、おまけに月が進むであろう南の空が雲がなく澄んでいたので、もう少し経ったら撮ろうと思い、部屋に戻り作業を続けていました。



  その後、小1時間くらい経った頃、カメラを持って外に出てみたら、真っ黒な雲が夜空一面に広がっていて、月もどこらへんにあるのか全く見当もつかない状況になっていました。まあ、仕方がないので諦めました。



  なんでも、昨夜の満月の月は、ストロベリームーンと云うようで、誰が命名したのか分かりませんが、ただ開いた口が塞ぎませんでした。(笑)





  さて、今日の写真は、前回ご紹介した長野県千曲市・姨捨にある「長楽寺(ちょうらくじ)」から、車で5分くらいの場所にある篠ノ井線の「姨捨駅」の様子です。



  ここは、無人駅で鉄道ファンでしたらどなたもご存じのスイッチバックで有名な駅で、この駅のホームから眺める姨捨の棚田は、季節ごとに見応えある景色を提供してくれます。




photo 1


photo 2


photo 3


photo 4


photo 5


photo 6




  ちょうど、松本行きの電車がホームに入って来ました。



  そして、この電車に乗られていて姨捨駅で降車された石川県金沢市からお越しになられたおじさんと幸か不幸かたまたま会話をするようになり、この後、姨捨駅を「特急しなの・長野行」が通過し、それを流し撮りしようと思っていたのが、話に夢中になり気が付かず、撮りそこねてしまいました。(笑)



  まあ、仕方がないので、姨捨の棚田のご説明をしたりして、引き上げることにしました。




photo 7


photo 8


photo 9


photo 10




  ここの全景は、左奥が善光寺平と川中島平、手前に広がっていますのが更科の里と、地元ではそんな呼び方をしています。



  また、ここの夜景も素晴らしいもので、特に長野道・下りの姨捨サービスエリアからの眺めも一段と見応えがあると言われています。



  ですので、松本方面に行った帰りには、夜を待って、この姨捨SAに寄って、眼下に見おろす夜景を狙ってくるようになります。



  もっとも、夜景のスッキリ感は、お天気にも左右されますので、その点だけはご了承いただきたいと思います。












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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
名月の里おばすて (さなえ)
2019-06-18 14:11:30
こんにちは
爽やかな風が吹いて過ごしやすい横浜です
画1の看板に名月の里
お月見🎑よさそうですね
真っ暗闇を想像しますので 高台から夜景が見られるのは素敵
緑に囲まれて棚田の早苗も美しい姨捨です
篠ノ井線~松本行き親戚に会いたくなりました
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田毎の月 (茉那)
2019-06-18 14:11:56
姨捨の「田毎の月」は有名ですね。
 ”わがこころ 慰めかねつ 更級や
  姨捨山に 照る月を見て”
を思い出しました。

 矢羽勝幸氏が 長楽寺からの眺望をほめたたえていますね。

昨日は満月、どんなに田毎の月が見事だったか想像しただけでワクワクします。

1度行って見たい気持ちが募ります。
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さなえさまへ (池 千之助)
2019-06-18 16:43:29
さなえさん、こんにちは!
いつもコメントありがとうございます。

こちら長野も、今日は暑過ぎずちょうど良い気候になっています。

ここ姨捨は、おっしゃるように「名月の里」と云うふれ込みで、
特に有名になっていますが、
それも、昔、俳諧師:松尾芭蕉が全国行脚の中、善光寺さんへ参拝された折り、
ここ姨捨にも寄られて、句を詠まれてそれが遺っていますので、
ならば松尾芭蕉さんの名にあやかって・・・・・・と云うことのようです。

特に毎年9月頃の中秋の名月の時期になりますと、
先頃ご紹介しました「長楽寺」には、お檀家さんなど地元の皆さんが集まり、
お月見を楽しまれているようです。

自分は夜、行ったことがありませんので、
実際にそれを見たことがありませんが、
地元のTV局などのニュースで、その映像を流しています。

この姨捨の棚田へは、いつも稲穂が伸びて黄金色になった頃、
フォト取材に行っていましたが、
今回は田植えが済んだ頃の様子をと、この時期に行ってみました。

さなえさんは、松本のご親戚へは殆んど車でいらっしゃる方が多いと思いますが、
新幹線で東京から長野へ、そして篠ノ井線で姨捨経由で松本へ、
と云うルートもございますので列車の旅もおつなものだと思います。

尤も、先頃も岡山の倉敷方面や、箱根などへも
小旅行楽しまれたばかりでしたネ・・・・・・!
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茉那さまへ (池 千之助)
2019-06-18 17:22:27
茉那さん、こんにちは!
いつもコメントありがとうございます。

姨捨の「田毎の月」をよくご存じで、
また、矢羽 勝幸さんのお名前まで出されるとは、
さすが博学での茉那さん、恐れ入りました。

矢羽 勝幸さんは、ここ信州の信濃町柏原の俳諧師:小林一茶の
第一研究者でいらっしゃって、それをメディアでも取り上げられて、
また多くの著書を世に贈り出しているようですね!

「わがこころ慰めかねつ更級や・・・・・・」は、
姨捨での伝説になっていて、
お年寄りを姨捨山に追いやるという悲しい物語と聞いたことがありますが、
最終的には、そのお年寄りを連れ戻したとも言われていて、
一度悪い事をしても、改心する心の持ち方が大切なのだ・・・・・・といった教訓にもなっていると聞いたことがあります。

姨捨には、四十八枚田地区と、姪石(めいし)地区、
上姪石(かみめいし)地区があり、
四十八枚田に映る田毎の月は圧巻だと言われています。

正直、自分は実際に田毎の月は見に行ったことはありませんが、
これも地元TVニュースからの受け売りです。(笑)

夜、車で行く様になりますと、狭くてカーブが多く暗い道ですので、
ちょっとズクが出ないのです。
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姨捨棚田 (akira)
2019-06-18 18:58:17
姨捨駅は列車で50年程通過ですが、駅舎を見るのは初めてです
綺麗な駅で無人駅とは思えませんね!
姨捨も昔、音羽信子の主演で上映され有名になったのも覚えています
何回か青春切符で信州旅行をして姨捨の棚田を見ようと思ったこともありました
撮影の日は空気が澄んで遠くまでハッキリと見えますね
姨捨の駅付近からの棚田が一番綺麗なのですか!
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akiraさまへ (池 千之助)
2019-06-18 19:58:00
akiraさん、こんばんは!
いつもコメントありがとうございます。

この姨捨駅は、一応無人駅になっていますが、
たまに地元のご近所の皆さん達が、ここへの旅行者さんなどへ
お茶などのおもてなしサービスの為に、
駅舎にいらっしゃることもあります。
私も、1~2度、お目に掛かったこともあります。

この姨捨駅は、JR東日本での高級列車「トラン・スイート 四季島」の寝台列車が通過しているようで、
そのお陰で、かなり全国的にも知名度が上がってきているようです。

姨捨の棚田は、akiraさんが先頃お越しいただいた折にも、
私より素晴らしいカメラアングルでお撮りになられていらっしゃいますので、
どこからお撮りになられても、それぞれの景色が得られると思います。

今回、自分の場合は、
姨捨駅のホームから撮ったのがphoto 7とphoto 10で、
駅のスイッチバック時の踏切のすぐ近くから細い道を入って撮ったのが、photo 9で、
その踏切から約200mくらい道路を下ったカーブの所から棚田に入って撮ったのがphoto 8でした。

ですので、今回は3ヵ所からしか撮ってありません。

ここは、姪石(めいし)地区になっていて、
田毎の月で有名な四十八枚田地区は、
ちょっと下の方に位置していて、今回は撮って来ませんでした。

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おはようございます (おじしゃん)
2019-06-19 05:56:58
池 さん、おはようございます ♬

姨捨の駅、訪ねたのは夜中でしたが懐かしく拝見いたしました。

お洒落な駅舎、玄関だなぁ~・・・が第一印象でしたね。
ホームに入り、階段を上り、反対側・・・上り、下り、どちらのホームかわかりませんが (笑)
のホームで夜景を撮影したものです。

電車の音がしたもので、線路にカメラを向け構えていたら、
背後に貨物電車が通過。
「え?・・・」  そうですよね、この駅はスイッチバックなのですよね (笑)

夜景も素晴らしいですが、昼間の風景も素晴らしいですね。
何かまた訪ねてみたくなりました。
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おじしゃんさまへ (池 千之助)
2019-06-19 10:35:15
おじしゃんさん、こんにちは!
いつもコメントありがとうございます。
ましてや、昨夜新潟地震が起きたばかりですのに、
わざわざコメントまでいただき、恐縮しております。

村上市は震度6強だったようですが、
幸いにも、おじしゃんさんのお住まいの地域は
思ったより軽く済んだようですが、
かなりご心配なされたと、お見舞い申し上げます。

こちら長野でも一瞬大きな揺れが来ましたので、
やはり地震は本当に怖いものだと改めて感じました。

おじしゃんさんも、以前こちら信州へお越しになられた時に、
ここ姨捨へも立ち寄っていただきましたが、
駅のホームは、改札口から入ったホームが下りの長野行になり、
跨線橋を渡ってのホームが上りで松本行になっているようです。

自分は、ここ姨捨へ夜行くには道路が狭くカーブが多いので、
殆んど行ったことがありません。

でも、おっしゃるように、善光寺平、川中島平、更科の里など、
景色が拡がっていますので、夜景は見応えあると思います。

また、ご存知のようにスイッチバックの駅になっていますので、
ここに停車しない特急列車などは、
ホームに入らず、一段下の線路を通過しますので、
気が付かないと、とかく見逃す場合も出て来ます。

今回、自分も特急しなのを撮る予定でしたが、
旅行者のおじさんと話に夢中になり、
気が付いたときは列車が真下に入って来ていました。

慌てて、連射で去っていく列車を後方から撮ってみましたが、
電線などが有り過ぎて、結局ボツ画像にしました。
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こんばんは (いそっぷ)
2019-06-19 19:22:21
地震の影響は如何でしたか?

昨夜は東京でも綺麗な満月が見えました。
地震については、ニュースで知ったくらいで影響はありませんでした。

この駅も、なかなか風情のある写真家泣かせの駅ですね。

子供のころスイッチバックなんて言葉は知りませんでしたけれど、
碓氷トンネルのアブト式鉄道と言うのを聞いたような記憶がありますが、間違いでしょうか?

なかなか難しいでしょうが、満月の棚田は絶対ものにしたい夢ですね!!

千之助さんの飄々とした写真表現にはいつもドッキリです。
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いそっぷさまへ (池 千之助)
2019-06-19 20:45:02
いそっぷさん、こんばんは!
いつもコメントありがとうございます。

一昨日のストロベリームーンとやらは、
一時黒い雲が少し被っていましたが、何とか見れる状態で、
もうちょっと経つと、クッキリ見れると思って
小1時間後に見たら、今度は夜空一面に黒い雲が覆いかぶさっていて、
もう月の影も分かりませんでした。
また、来月の満月を狙いたいと思います。

昨夜の地震の震源地は、お隣、新潟県の村上市近辺だったようで、
こちら長野もグラッと来ましたが、数秒で直ぐ治まり、
慌ててTVニュースを見た次第でした。

碓氷峠のアプト式の列車をよくご存知で、驚きました。
国鉄時代の信越線のことだったと思いますが、
碓氷峠の急こう配の坂を列車がスムーズに登れるように、
一工夫した方式だったような気がします。

その昔は、何両と連結されている列車の
先頭と最後の車両に、機関車を配置して、
2台のパワーで登って行ったとも聞いたことがありますが、
このアプト式になってからは、歯車のような車輪を付けて、
それの駆動を利用して登って行ったようでした。

また、トンネルがもの凄く沢山あり、
当時は蒸気機関車で、
石炭やコークスを焚いた煙がもの凄かったので、
トンネルに入ったら、必ず列車の窓を閉めたものでした。

今想い出すと、良き懐かしき時代でした。

また姨捨の田毎の月は、
四十八枚田地区にある、その棚田の各々の田んぼに
水がはられている時に、そこに月が映る様を云うのですが、
自分は夜は出不精になっていますので、
見に行ったことがありません。

車で行くにも、そこへの道路は狭くて暗くてカーブが多くて、
何となく敬遠してしまっています。(笑)

それと、有り難いお言葉をいただきましたが、
自分は凡人の代表的な写真表現しか出来ず、
謙遜でもなく「飄々とした写真」とはほど遠いと思っています。

この言葉は、そっくりそのまま写真家いそっぷさんにお返し申し上げたいと思います。
あの一枚のお写真に欠ける熱意は、見習うものがあります。
また、それ以上にそのお写真のタイトル付けが素晴らしく、
こう申してはなんですが、
スチル撮りの感性は素晴らしいのですが、
タイトル付けのセンスはそれ以上に抜群だと思いますヨ!

これからも宜しくお願い致します。

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