ドキュメンタリー映画「日本と原発」を見ました(2016.1.30)原発事故についてイタリア語で話す
福島原発事故5年目の今日 この記事を捧げます...
近所の図書館でたまたまポスターを見て 前から見たかったので HPで自主上映会をやっているところを探して行ってきました
「日本と原発 私たちは原発で幸せですか?」「日本と原発 四年後」 今回は最初の作品を見ました 「日本と原発 四年後」はまた機会があれば見たいです
今三作めの「日本と自然エネルギー 未来からの光と風」を制作中とのこと
* * *
2011年4月14日まで 浪江町請戸地区の被災者たちは見殺しにされた 消防団員たちは3月12日の朝 助けを求めるクラクションや音を聞いてスタンバイしていたが 原発が爆発するかもしれないと完全撤退を強いられたのだ
のちに東電が地元に謝罪に訪れた時に 「我々のところに来る前に 池戸地区で亡くなった人たちに手を合わせてから来るのが人として当然のことではないか」と叱責される
「放射能がなければ助かった命はたくさんあった」と悔やむ町長
3月14日に1号機と3号機の水素爆発 国家壊滅の危機 東電社長と原発所長の生々しいやりとり 当時の空気が会場にしみわたる
あれ程の津波は予見できなかったとするが 事故の3年前の調査結果は握りつぶされていた
また 津波ではなく地震により一号機が壊れたことをデータにより解析し 対策の水平展開の必要性を説く
規制委員会は再稼働ありきの組織 新規制基準は安全基準ではないから 首相が世界一安全な原発と宣伝されても...と口ごもる委員長 新規制基準は同時多発故障を想定しておらず 全電源喪失もないという設定の上の机上の論理でしかない
2012年に自民党が帰り咲き 再稼働へと突き進む オリンピック招致時の首相の「アンダーコントロール」発言
電源三法交付金 総括原価方式により 高い原発を作れば作るほど利益が上がるしくみができあがり 電力会社に足を向けて寝られない 経産省の天下りは長年のなれ合い
推進側の「夢のエネルギー構想」は 六ケ所村の再処理施設やもんじゅの事実上の破たんによりストップ しかし1950年代から伏せられ続けていたプルトニウムを核兵器に転換できる能力の保持という推進理由は 事故後に核抑止力の必要性を説く政治家も現れ浮き彫りとなる
飛行機や車の事故と原発事故が決定的に違う点は 個の死ではなく種の死の危険で不可逆的(もとに戻らない) 科学技術は失敗の上に進歩してゆくというが チェルノブイリや福島をさらに続ける「覚悟」の上での再稼働だというのか
世界平均の130倍の地震国日本での原発立地の危険さは類を見ない
浜岡原発の津波は19メートルとの試算に対し 実は42メートルと指摘される 核燃料はまだ外に出されていない
ドイツはミュルハイムケーリッヒ原発の裁判に勝ち 倫理委員会に従いメルケルも脱原発を決めた フィンランドのオンカロは安定した地盤があり再処理せずに地下深くに保管
福島原発は立地当時から地下水の問題があり 1千億かかる遮水壁を事故後にとりやめたが今はさらに莫大な金がかかることがわかる
電力は不足していない
「電力会社にとって」原発は安い というからくり 事故処理のコストを載せていないから5.3円と主張する「お約束」だが 実は事故対応コストは青天井だ
安倍首相の「国富の流出」理論 化石燃料の輸入が3兆6千憶だが円安等で実は1.5兆 しかしGDPは5~600兆であり国富は3千兆 そのわずか0.5%のコスト増でしかない
2014年5月の大飯原発差し止め勝訴「司法は生きていた」のシーン 基準値地震動 福井地裁の「CO2を出さないからという根拠は筋違い」との一文
2006年から世界で原発立地は減っている 新エネルギーの増加 風力と太陽光が原発の電気より増えている LEDの節電効果の高さ 白熱灯は熱で逃げてしまうので100の電気を4しか生かせない
ISEP環境エネルギー研究所所長は 今まで天国(スゥエーデン デンマーク ドイツ)と地獄(推進勢力の中の闇)と両方見てきたから 到達点を知っているから強いと自ら語る
飯舘村は事故後10日間 何も知らされずに千ベクレルの水をそのまま飲んでいたとの住民の証言 30キロ圏内は復興できない 消滅したのだと語る住民
「次にまた福島のような失敗をする覚悟あっての再稼働なのか?」と問われている
ある日突然 自分の家に帰れなくなってしまうことを 考えてみてほしい...
* * *
以上 長いドキュメンタリー映画でしたが 最後は日本津々浦々の原発の風景が映り なぜか涙が出てきました こういう国で生きてきたんだって...
とあるイタリア人が あの事故のあとのあるセミナーで「地震国ニッポンに原発を作ってはならない!!」とすごい剣幕で言っていたことを思い出します
今日で 事故から5年目...
全国各地で自主上映会を開催しています 是非ご覧になってください
今回見たのはパルシステム東京の上映会実行委員会主催の上映会でした 組合員以外も見られたため 今回初めて見ることができ この場を借りまして心よりお礼申し上げます
「日本と原発」HPは こちら
2016年2月12日(金)付毎日新聞ニュース 「福島第1原発:放射線量は依然高く 津波や水素爆発の爪痕」は こちら
この映画を見に行った2016年1月30日(土)に再稼働となるも 3月9日(水) 大津地裁は 高浜原発3、4号機の運転差し止めを命じた
福井に隣接する滋賀県の住民29人の訴えを認め 稼働中の原発に対しては初めて 高浜3、4号機の2基の運転を差し止める仮処分決定を出した
福島原発事故の原因が解明されていない中で 地震・津波への対策や避難計画に疑問が残ると指摘 安全性に関する関電の証明は不十分と判断した
福島原発事故5年目のわずか2日前に出たこの決定は 琵琶湖を守る 京都の町を守る人々による 大きな大きなプレゼント...
* * *
原発や地震についてのイタリア語は あの地震のあとで とある語学学校で3回シリーズのレッスンが開講されたのですが 当時は忙しくて行かれませんでした
なので今 語彙を拾っておきます:
福島原発事故について(イタリア語)は こちら
Disastro nucleare di Fukushima Dai-ichi 福島第一原発事故
Centrale nucleare 原子力発電所
Terremoto e maremoto del Tohoku del 2011 2011年の東北地震と津波(Tsunami)
Il disastro di Fukushima Dai-ichi è una serie di quattro distinti incidenti occorsi presso la centrale nucleare omonima, a seguito del terremoto e maremoto del Tōhoku dell'11 marzo 2011.
福島第一原発事故は 2011年3月11日の東北の地震と津波の結果 同名の核原子力発電所のもとで起きた4つの異なった連続事故である。
Struttura dei sistemi di protezione dei reattori 原子炉の防御システム構造
Resistenza allo tsunami 津波への耐久力
Cause delle esplosioni chimiche 化学爆発の原因
Tentativo di ripristino degli ausiliari 援軍による修復・回復の試み
Conseguenze ambientali 環境への結果
Evacuazione della popolazione 住民の避難
Contaminazione della popolazione 住民の汚染
Contaminazione e vittime fra i lavoratori 労働者の間での汚染と犠牲者
地震/terremoto:
una scossa di magnitudo 〇〇 マグニチュード〇〇の揺れ
una profondità di circa 〇〇km 深さ〇〇km
raggiungere la scala(il grado) 〇 del sistema nipponico 日本のシステムの震度〇に至る
l'epicentro 震源地
le scosse di assestamento continuano 余震が続く
le case crollate dopo il sisma 揺れのあとで崩れた家
feriti rimasti intrappolati sotto le macerie がれきの下に閉じ込められているけが人たち
日本語版Wikipedia:
福島第一原子力発電所事故は、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(Terremoto e maremoto del Tōhoku del 2011)による地震動と津波(il maremoto)の影響により、東京電力(La Tokyo Electric Power Company o TEPCO)の福島第一原子力発電所(Centrale nucleare di Fukushima Dai-ichi)で発生した炉心溶融(Meltdown nucleare)など一連の放射性物質(materiale radioattivo)の放出をともなった原子力事故(Incidente nucleare)。
国際原子力事象評価尺度 (la scala INES /International Nuclear and radiological Event Scale) において最悪のレベル7(深刻な事故)に分類される。2015年4月現在、炉内燃料のほぼ全量が溶解している。東日本大震災の一環として扱われる。
Descrizione(記述):
Il 24 maggio 2011 la TEPCO, ossia la società che gestisce l'impianto, ha confermato che nei giorni immediatamente seguenti al maremoto è avvenuta la fusione (融合) dei noccioli (核) dei reattori 1, 2 e 3, con un accumulo (堆積) del materiale fuso (溶けた/fondere) alla base dei recipienti.(容器)
2011年5月24日、東京電力、すなわちプラントを管理する会社は、津波に続くすぐあとの数日間に1号機、2号機、3号機での核融合が、容器の底に溶けた物質の堆積とともに起こったことを確認した。
spegnimento stabile 全電源喪失(持続した消失)
i recipienti di contenimento dei reattori 原子炉格納容器
scala INES 国際原子力事象評価尺度,
è stato classificato al grado 7 レベル7に分類された
rilasciare di radioattività nell'ambiente 放射能の環境への放出
raggiunto solo dal disastro di Černobyl' チェルノブイリ事故に匹敵する
impianti del ciclo(サイクル) del combustibile(燃料) nucleare 核燃料サイクル施設
l'edificio è stato quello maggiormente danneggiato dalle esplosioni di idrogeno(水素),
建屋は主に水素爆発により破壊された
all'interno del recipiente (容器) in pressione 圧力容器の中で
stoccate nelle vasche (プール)del combustibile esausto(空の) 空になった燃料プールにストックされた
La gestione dell'incidente da parte della TEPCO è stata caratterizzata da reticenza(故意の言い落とし), menzogne (うそ、虚言) e abbandono della popolazione locale al suo destino.
東京電力の側からの事故の運営(管理)は、故意の言い落とし、うそ・虚言と特徴づけられた、そして地域住民のその運命への遺棄。
Anche il Ministero dell'energia giapponese (資源エネルギー庁) è stato accusato (非難する) di aver nascosto molti dati.
そしてまた資源エネルギー庁は多くのデータを隠蔽したことで非難された。
radionuclide 放射性核種
iodio ヨウ素 I
cesio セシウム Cs
cobalto コバルト Co
plutonio プルトニウム Pu
nei periodi di bassa emissione(放出) di radioattività 放射能の放出が低い時期に
Organizzazione mondiale della sanità WHO 世界保健機関
IAEA(International Atomic Energy Agency) 国際原子力機関 Agenzia internazionale per l'energia atomica ウィーンに本部がある
il disastro di Chernobyl チェルノブイリ原発事故 (1986.4.26) 今年は30年目です
residenti evacuati (避難した)dalle zone entro i 20 km dagli impianti di Fukushima 福島原発プラントから20キロ圏ゾーンから避難した住民たち
L'incidente nella centrale di Fukushima ha sollevato discussioni in vari Stati del Mondo
福島原発事故は世界の多くの国で議論を巻き起こした
l'utilizzo dell'energia nucleare 核エネルギーの利用
イタリア: un referendum (il 12 e il 13 giugno 2011)
2011年6月12日と13日の国民投票 ←9割を超える人達が原発に反対をしたことから、政府の原発計画は中止することが決定した
5年前の事故について訳しながら当時を思い出してしまいます...本当に恐ろしい日々でした 今も忘れてはならないのですね
Wikipediaの日本語版とイタリア語版は内容やボリュームが違うので 主な事故の経緯と あとは見出しや主な表現だけを訳しました 実に膨大な量です...それだけ大きな事故だったのですね
映画(全般) ブログランキングへ
イタリア語 ブログランキングへ
にほんブログ村
福島原発事故5年目の今日 この記事を捧げます...
近所の図書館でたまたまポスターを見て 前から見たかったので HPで自主上映会をやっているところを探して行ってきました
「日本と原発 私たちは原発で幸せですか?」「日本と原発 四年後」 今回は最初の作品を見ました 「日本と原発 四年後」はまた機会があれば見たいです
今三作めの「日本と自然エネルギー 未来からの光と風」を制作中とのこと
* * *
2011年4月14日まで 浪江町請戸地区の被災者たちは見殺しにされた 消防団員たちは3月12日の朝 助けを求めるクラクションや音を聞いてスタンバイしていたが 原発が爆発するかもしれないと完全撤退を強いられたのだ
のちに東電が地元に謝罪に訪れた時に 「我々のところに来る前に 池戸地区で亡くなった人たちに手を合わせてから来るのが人として当然のことではないか」と叱責される
「放射能がなければ助かった命はたくさんあった」と悔やむ町長
3月14日に1号機と3号機の水素爆発 国家壊滅の危機 東電社長と原発所長の生々しいやりとり 当時の空気が会場にしみわたる
あれ程の津波は予見できなかったとするが 事故の3年前の調査結果は握りつぶされていた
また 津波ではなく地震により一号機が壊れたことをデータにより解析し 対策の水平展開の必要性を説く
規制委員会は再稼働ありきの組織 新規制基準は安全基準ではないから 首相が世界一安全な原発と宣伝されても...と口ごもる委員長 新規制基準は同時多発故障を想定しておらず 全電源喪失もないという設定の上の机上の論理でしかない
2012年に自民党が帰り咲き 再稼働へと突き進む オリンピック招致時の首相の「アンダーコントロール」発言
電源三法交付金 総括原価方式により 高い原発を作れば作るほど利益が上がるしくみができあがり 電力会社に足を向けて寝られない 経産省の天下りは長年のなれ合い
推進側の「夢のエネルギー構想」は 六ケ所村の再処理施設やもんじゅの事実上の破たんによりストップ しかし1950年代から伏せられ続けていたプルトニウムを核兵器に転換できる能力の保持という推進理由は 事故後に核抑止力の必要性を説く政治家も現れ浮き彫りとなる
飛行機や車の事故と原発事故が決定的に違う点は 個の死ではなく種の死の危険で不可逆的(もとに戻らない) 科学技術は失敗の上に進歩してゆくというが チェルノブイリや福島をさらに続ける「覚悟」の上での再稼働だというのか
世界平均の130倍の地震国日本での原発立地の危険さは類を見ない
浜岡原発の津波は19メートルとの試算に対し 実は42メートルと指摘される 核燃料はまだ外に出されていない
ドイツはミュルハイムケーリッヒ原発の裁判に勝ち 倫理委員会に従いメルケルも脱原発を決めた フィンランドのオンカロは安定した地盤があり再処理せずに地下深くに保管
福島原発は立地当時から地下水の問題があり 1千億かかる遮水壁を事故後にとりやめたが今はさらに莫大な金がかかることがわかる
電力は不足していない
「電力会社にとって」原発は安い というからくり 事故処理のコストを載せていないから5.3円と主張する「お約束」だが 実は事故対応コストは青天井だ
安倍首相の「国富の流出」理論 化石燃料の輸入が3兆6千憶だが円安等で実は1.5兆 しかしGDPは5~600兆であり国富は3千兆 そのわずか0.5%のコスト増でしかない
2014年5月の大飯原発差し止め勝訴「司法は生きていた」のシーン 基準値地震動 福井地裁の「CO2を出さないからという根拠は筋違い」との一文
2006年から世界で原発立地は減っている 新エネルギーの増加 風力と太陽光が原発の電気より増えている LEDの節電効果の高さ 白熱灯は熱で逃げてしまうので100の電気を4しか生かせない
ISEP環境エネルギー研究所所長は 今まで天国(スゥエーデン デンマーク ドイツ)と地獄(推進勢力の中の闇)と両方見てきたから 到達点を知っているから強いと自ら語る
飯舘村は事故後10日間 何も知らされずに千ベクレルの水をそのまま飲んでいたとの住民の証言 30キロ圏内は復興できない 消滅したのだと語る住民
「次にまた福島のような失敗をする覚悟あっての再稼働なのか?」と問われている
ある日突然 自分の家に帰れなくなってしまうことを 考えてみてほしい...
* * *
以上 長いドキュメンタリー映画でしたが 最後は日本津々浦々の原発の風景が映り なぜか涙が出てきました こういう国で生きてきたんだって...
とあるイタリア人が あの事故のあとのあるセミナーで「地震国ニッポンに原発を作ってはならない!!」とすごい剣幕で言っていたことを思い出します
今日で 事故から5年目...
全国各地で自主上映会を開催しています 是非ご覧になってください
今回見たのはパルシステム東京の上映会実行委員会主催の上映会でした 組合員以外も見られたため 今回初めて見ることができ この場を借りまして心よりお礼申し上げます
「日本と原発」HPは こちら
2016年2月12日(金)付毎日新聞ニュース 「福島第1原発:放射線量は依然高く 津波や水素爆発の爪痕」は こちら
この映画を見に行った2016年1月30日(土)に再稼働となるも 3月9日(水) 大津地裁は 高浜原発3、4号機の運転差し止めを命じた
福井に隣接する滋賀県の住民29人の訴えを認め 稼働中の原発に対しては初めて 高浜3、4号機の2基の運転を差し止める仮処分決定を出した
福島原発事故の原因が解明されていない中で 地震・津波への対策や避難計画に疑問が残ると指摘 安全性に関する関電の証明は不十分と判断した
福島原発事故5年目のわずか2日前に出たこの決定は 琵琶湖を守る 京都の町を守る人々による 大きな大きなプレゼント...
* * *
原発や地震についてのイタリア語は あの地震のあとで とある語学学校で3回シリーズのレッスンが開講されたのですが 当時は忙しくて行かれませんでした
なので今 語彙を拾っておきます:
福島原発事故について(イタリア語)は こちら
Disastro nucleare di Fukushima Dai-ichi 福島第一原発事故
Centrale nucleare 原子力発電所
Terremoto e maremoto del Tohoku del 2011 2011年の東北地震と津波(Tsunami)
Il disastro di Fukushima Dai-ichi è una serie di quattro distinti incidenti occorsi presso la centrale nucleare omonima, a seguito del terremoto e maremoto del Tōhoku dell'11 marzo 2011.
福島第一原発事故は 2011年3月11日の東北の地震と津波の結果 同名の核原子力発電所のもとで起きた4つの異なった連続事故である。
Struttura dei sistemi di protezione dei reattori 原子炉の防御システム構造
Resistenza allo tsunami 津波への耐久力
Cause delle esplosioni chimiche 化学爆発の原因
Tentativo di ripristino degli ausiliari 援軍による修復・回復の試み
Conseguenze ambientali 環境への結果
Evacuazione della popolazione 住民の避難
Contaminazione della popolazione 住民の汚染
Contaminazione e vittime fra i lavoratori 労働者の間での汚染と犠牲者
地震/terremoto:
una scossa di magnitudo 〇〇 マグニチュード〇〇の揺れ
una profondità di circa 〇〇km 深さ〇〇km
raggiungere la scala(il grado) 〇 del sistema nipponico 日本のシステムの震度〇に至る
l'epicentro 震源地
le scosse di assestamento continuano 余震が続く
le case crollate dopo il sisma 揺れのあとで崩れた家
feriti rimasti intrappolati sotto le macerie がれきの下に閉じ込められているけが人たち
日本語版Wikipedia:
福島第一原子力発電所事故は、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(Terremoto e maremoto del Tōhoku del 2011)による地震動と津波(il maremoto)の影響により、東京電力(La Tokyo Electric Power Company o TEPCO)の福島第一原子力発電所(Centrale nucleare di Fukushima Dai-ichi)で発生した炉心溶融(Meltdown nucleare)など一連の放射性物質(materiale radioattivo)の放出をともなった原子力事故(Incidente nucleare)。
国際原子力事象評価尺度 (la scala INES /International Nuclear and radiological Event Scale) において最悪のレベル7(深刻な事故)に分類される。2015年4月現在、炉内燃料のほぼ全量が溶解している。東日本大震災の一環として扱われる。
Descrizione(記述):
Il 24 maggio 2011 la TEPCO, ossia la società che gestisce l'impianto, ha confermato che nei giorni immediatamente seguenti al maremoto è avvenuta la fusione (融合) dei noccioli (核) dei reattori 1, 2 e 3, con un accumulo (堆積) del materiale fuso (溶けた/fondere) alla base dei recipienti.(容器)
2011年5月24日、東京電力、すなわちプラントを管理する会社は、津波に続くすぐあとの数日間に1号機、2号機、3号機での核融合が、容器の底に溶けた物質の堆積とともに起こったことを確認した。
spegnimento stabile 全電源喪失(持続した消失)
i recipienti di contenimento dei reattori 原子炉格納容器
scala INES 国際原子力事象評価尺度,
è stato classificato al grado 7 レベル7に分類された
rilasciare di radioattività nell'ambiente 放射能の環境への放出
raggiunto solo dal disastro di Černobyl' チェルノブイリ事故に匹敵する
impianti del ciclo(サイクル) del combustibile(燃料) nucleare 核燃料サイクル施設
l'edificio è stato quello maggiormente danneggiato dalle esplosioni di idrogeno(水素),
建屋は主に水素爆発により破壊された
all'interno del recipiente (容器) in pressione 圧力容器の中で
stoccate nelle vasche (プール)del combustibile esausto(空の) 空になった燃料プールにストックされた
La gestione dell'incidente da parte della TEPCO è stata caratterizzata da reticenza(故意の言い落とし), menzogne (うそ、虚言) e abbandono della popolazione locale al suo destino.
東京電力の側からの事故の運営(管理)は、故意の言い落とし、うそ・虚言と特徴づけられた、そして地域住民のその運命への遺棄。
Anche il Ministero dell'energia giapponese (資源エネルギー庁) è stato accusato (非難する) di aver nascosto molti dati.
そしてまた資源エネルギー庁は多くのデータを隠蔽したことで非難された。
radionuclide 放射性核種
iodio ヨウ素 I
cesio セシウム Cs
cobalto コバルト Co
plutonio プルトニウム Pu
nei periodi di bassa emissione(放出) di radioattività 放射能の放出が低い時期に
Organizzazione mondiale della sanità WHO 世界保健機関
IAEA(International Atomic Energy Agency) 国際原子力機関 Agenzia internazionale per l'energia atomica ウィーンに本部がある
il disastro di Chernobyl チェルノブイリ原発事故 (1986.4.26) 今年は30年目です
residenti evacuati (避難した)dalle zone entro i 20 km dagli impianti di Fukushima 福島原発プラントから20キロ圏ゾーンから避難した住民たち
L'incidente nella centrale di Fukushima ha sollevato discussioni in vari Stati del Mondo
福島原発事故は世界の多くの国で議論を巻き起こした
l'utilizzo dell'energia nucleare 核エネルギーの利用
イタリア: un referendum (il 12 e il 13 giugno 2011)
2011年6月12日と13日の国民投票 ←9割を超える人達が原発に反対をしたことから、政府の原発計画は中止することが決定した
5年前の事故について訳しながら当時を思い出してしまいます...本当に恐ろしい日々でした 今も忘れてはならないのですね
Wikipediaの日本語版とイタリア語版は内容やボリュームが違うので 主な事故の経緯と あとは見出しや主な表現だけを訳しました 実に膨大な量です...それだけ大きな事故だったのですね
映画(全般) ブログランキングへ
イタリア語 ブログランキングへ
にほんブログ村