「ドイツ語情報世界を読む」を完読してから欧日協会ドイツ語ゼミナール夏季講座「Kunst und Kultur 芸術と文化」を受けてきました(2016.8.18)@欧日協会ドイツ語ゼミナール
かねてより念願の ヘンドリックス(Hendricks)先生(「耳が喜ぶドイツ語」著者)のドイツ語レッスンを とうとう取ることができました!!
Wortschatztraining – Kunst und Kultur
芸術と文化 - 言葉を正しく捉え、伝えるには
チラシがBauhausの写真だったので Bauhausやドイツの芸術について予習してみたり さらに4日間で「ドイツ語情報世界を読む」(伊藤光彦著、白水社)を一気に読み準備としました
この本で 何語であれ通じるメッセージを見つけまました:
「いかなる言語も 文法と単語の知識があっただけでは本当の理解はできないものです。
その言語が話されている国家・民族・社会の実相把握が欠かせません。(中略) 言葉は状況によって意味形態を変えます。これは外国語の勉強をする時、どんなに強調しても強調しすぎることがないほど重要な事柄です。」(P119~120)
*単語には様々な意味があり 話す分野によって訳語も変わってきます 基本的な単語ほど多くの意味を持ちます その単語をよく知ることが大切ですね!
翻訳(新聞記事等の硬い内容のもの)に関しては:
「学習者の心得としては、原テキストの筆者が「何を」言おうとしているかをつかむことが第1です。
そして第2の作業は、その意味内容を「自分が日本語で同じことを言うならこうなる」と、想を新たにして表現することにありましょう。(中略)
ですので 原文のドイツ語にない訳語が出た時には、そのような作業を経ているのかもしれないと考えてください。」
分厚い一冊の本を読み終えてようやく予習ができたかな? なかなか普段はドイツ語が出てこないものであせってまして(笑) いつもDeutsche Welleを聞いているのでニュース関連の語彙も増やしたいので 同じ著者の「現代ドイツを新聞で読む」「ドイツ語で世界を読み解く」も引き続き読み終えました♪
すると その次に行ったイタリア語レッスンで思わずGuten Morgen!と「イタリア人の先生に向かって」ごく自然にドイツ語で挨拶してしまいました(;'∀')
* * *
さて夏季講座当日(8/18)は な なんとまさかの20名近くの受講生に先生もビックリ( ゚Д゚)
まず最初に Kunst(芸術)と聞いて思い浮かべる言葉を紙に書き それを隣の人に渡して 隣の人はそれをもとにひとつの文を書く というアクティビティから始まりました
次にドイツのバンド演奏のビデオ映像を見て Sie(それ、彼女)とは何かを当てるのですが これがわからない
しかし一人の生徒さんが「Sprach(言語、言葉)」と当てて拍手喝さい(*^^*) すごい想像力というか勘の良さ!!
次に似た意味の動詞を どのシチュエーションでどれを使うか?というプリント そして「言い回し(Redewendungen)」を正しく言い表したものを答えるプリントをやりました
3時間レッスン(あいだ15分休憩あり)を この人数でどう組み立てるのか... さらに自分自信の体力が最後まで持つのか...ドキドキ(笑)
そして中核となるのが「リスニング」 けっこう長くテーマがKunst 「Wahre Kunstwerke(真実の芸術作品とは)」というもの
えぇ~っ いつも聞いているイタリア語リスニング(男女の会話とかクレームとか予約の会話とか...)と全然違う~ 芸術についてのかなり抽象的な言葉も含めた 難解な内容でした((+_+)) 撃沈...? さすがC1レベル!!
いえいえ 毎週ドイツ語のレッスンを受けていらっしゃる上級の生徒の皆様方にまじって 年に1回くらいしかドイツ語レッスンを受けていない 語彙の明らかに足りない私めは必死で頑張りましたョ!!
おとなしくしていちゃダメなんですよね~ どんどん発言してナンボです 20名もいたらなおさら!!
そして2回だけCDを聞いて内容を説明するという作業を経て 先生からの説明を受け 質疑応答 さらに休憩時間には Hendricks先生にドイツ語作文コンテストB2の受賞のご報告をさせていただくことができて 感無量でした(#^.^#)
「作文・翻訳コンテストはとてもよい訓練・練習になるからお薦めします」とのことでした♪
* * *
そして後半はリスニングの確認作業を終え テキストが配られて 最後のまとめにと 自分なりに創造したKunstwörter (人工的な言葉)を各自いくつかひねり出しました!!
「Olympiadeschlaflosigkeit (オリンピックによる寝不足)」 (ドイツ語は名詞がいくつもくつついて造語を作ります) とか 「Papierehre(書類上の結婚)」とか色々出ました もちろん辞書にはありません(笑) こんなに想像力を働かせてすぐにいろんな言葉が生み出せる皆様がうらやましい~ どんなにひねっても頭から何も浮かばない...浮かぶのはイタリア語ばかり??(笑)
さらに時間が少し余り 先生がドイツで実際に訪ねられたというアニメ監督工房の作品を鑑賞し これもまた「最初は音だけ聞いて どんなシーンか当てる」ことから始まり 印象に残りました
なんでも字面を読むだけでは記憶に残りませんが クイズや問題をやったり答えたりすると 間違えるので かえって記憶に残るのですよね~
いつものイタリア語レッスンとはかなり違って うんうん唸りながらのリハビリ風レッスン(!?)でしたが ドイツ語クラスの常連さんたちともひさびさにお話できて 充実した3時間レッスンでした!!
また ロビーではイタリア人の先生ともご挨拶できて 両方話せてそこがいいよネ♡
* * *
ところで 何カ国語も学んでいる(話せる)皆様 目の前にその国の人がいたらすぐにその言葉にパッと切り替わりますか?
こないだ イタリア語レッスンに行く朝に エレベーターでドイツ人の先生からいきなりドイツ語で話しかけられて とっさにドイツ語が出なくてイタリア語が出てきて困りました((+_+))
どうしたら瞬時に切り替われるのでしょうか? 教えてください♪
夏季講座は こちら
さて次にHendricks先生にお会いできるのは 12月のセミナー『2016年を振り返って』です!(^^)!いつもはイタリア語漬けなので ひさびさにドイツ語に触れられて満足♡
素晴らしい夏季講座を開講してくださいました欧日協会ドイツ語ゼミナール様にお礼申し上げます
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かねてより念願の ヘンドリックス(Hendricks)先生(「耳が喜ぶドイツ語」著者)のドイツ語レッスンを とうとう取ることができました!!
Wortschatztraining – Kunst und Kultur
芸術と文化 - 言葉を正しく捉え、伝えるには
チラシがBauhausの写真だったので Bauhausやドイツの芸術について予習してみたり さらに4日間で「ドイツ語情報世界を読む」(伊藤光彦著、白水社)を一気に読み準備としました
この本で 何語であれ通じるメッセージを見つけまました:
「いかなる言語も 文法と単語の知識があっただけでは本当の理解はできないものです。
その言語が話されている国家・民族・社会の実相把握が欠かせません。(中略) 言葉は状況によって意味形態を変えます。これは外国語の勉強をする時、どんなに強調しても強調しすぎることがないほど重要な事柄です。」(P119~120)
*単語には様々な意味があり 話す分野によって訳語も変わってきます 基本的な単語ほど多くの意味を持ちます その単語をよく知ることが大切ですね!
翻訳(新聞記事等の硬い内容のもの)に関しては:
「学習者の心得としては、原テキストの筆者が「何を」言おうとしているかをつかむことが第1です。
そして第2の作業は、その意味内容を「自分が日本語で同じことを言うならこうなる」と、想を新たにして表現することにありましょう。(中略)
ですので 原文のドイツ語にない訳語が出た時には、そのような作業を経ているのかもしれないと考えてください。」
分厚い一冊の本を読み終えてようやく予習ができたかな? なかなか普段はドイツ語が出てこないものであせってまして(笑) いつもDeutsche Welleを聞いているのでニュース関連の語彙も増やしたいので 同じ著者の「現代ドイツを新聞で読む」「ドイツ語で世界を読み解く」も引き続き読み終えました♪
すると その次に行ったイタリア語レッスンで思わずGuten Morgen!と「イタリア人の先生に向かって」ごく自然にドイツ語で挨拶してしまいました(;'∀')
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さて夏季講座当日(8/18)は な なんとまさかの20名近くの受講生に先生もビックリ( ゚Д゚)
まず最初に Kunst(芸術)と聞いて思い浮かべる言葉を紙に書き それを隣の人に渡して 隣の人はそれをもとにひとつの文を書く というアクティビティから始まりました
次にドイツのバンド演奏のビデオ映像を見て Sie(それ、彼女)とは何かを当てるのですが これがわからない
しかし一人の生徒さんが「Sprach(言語、言葉)」と当てて拍手喝さい(*^^*) すごい想像力というか勘の良さ!!
次に似た意味の動詞を どのシチュエーションでどれを使うか?というプリント そして「言い回し(Redewendungen)」を正しく言い表したものを答えるプリントをやりました
3時間レッスン(あいだ15分休憩あり)を この人数でどう組み立てるのか... さらに自分自信の体力が最後まで持つのか...ドキドキ(笑)
そして中核となるのが「リスニング」 けっこう長くテーマがKunst 「Wahre Kunstwerke(真実の芸術作品とは)」というもの
えぇ~っ いつも聞いているイタリア語リスニング(男女の会話とかクレームとか予約の会話とか...)と全然違う~ 芸術についてのかなり抽象的な言葉も含めた 難解な内容でした((+_+)) 撃沈...? さすがC1レベル!!
いえいえ 毎週ドイツ語のレッスンを受けていらっしゃる上級の生徒の皆様方にまじって 年に1回くらいしかドイツ語レッスンを受けていない 語彙の明らかに足りない私めは必死で頑張りましたョ!!
おとなしくしていちゃダメなんですよね~ どんどん発言してナンボです 20名もいたらなおさら!!
そして2回だけCDを聞いて内容を説明するという作業を経て 先生からの説明を受け 質疑応答 さらに休憩時間には Hendricks先生にドイツ語作文コンテストB2の受賞のご報告をさせていただくことができて 感無量でした(#^.^#)
「作文・翻訳コンテストはとてもよい訓練・練習になるからお薦めします」とのことでした♪
* * *
そして後半はリスニングの確認作業を終え テキストが配られて 最後のまとめにと 自分なりに創造したKunstwörter (人工的な言葉)を各自いくつかひねり出しました!!
「Olympiadeschlaflosigkeit (オリンピックによる寝不足)」 (ドイツ語は名詞がいくつもくつついて造語を作ります) とか 「Papierehre(書類上の結婚)」とか色々出ました もちろん辞書にはありません(笑) こんなに想像力を働かせてすぐにいろんな言葉が生み出せる皆様がうらやましい~ どんなにひねっても頭から何も浮かばない...浮かぶのはイタリア語ばかり??(笑)
さらに時間が少し余り 先生がドイツで実際に訪ねられたというアニメ監督工房の作品を鑑賞し これもまた「最初は音だけ聞いて どんなシーンか当てる」ことから始まり 印象に残りました
なんでも字面を読むだけでは記憶に残りませんが クイズや問題をやったり答えたりすると 間違えるので かえって記憶に残るのですよね~
いつものイタリア語レッスンとはかなり違って うんうん唸りながらのリハビリ風レッスン(!?)でしたが ドイツ語クラスの常連さんたちともひさびさにお話できて 充実した3時間レッスンでした!!
また ロビーではイタリア人の先生ともご挨拶できて 両方話せてそこがいいよネ♡
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ところで 何カ国語も学んでいる(話せる)皆様 目の前にその国の人がいたらすぐにその言葉にパッと切り替わりますか?
こないだ イタリア語レッスンに行く朝に エレベーターでドイツ人の先生からいきなりドイツ語で話しかけられて とっさにドイツ語が出なくてイタリア語が出てきて困りました((+_+))
どうしたら瞬時に切り替われるのでしょうか? 教えてください♪
夏季講座は こちら
さて次にHendricks先生にお会いできるのは 12月のセミナー『2016年を振り返って』です!(^^)!いつもはイタリア語漬けなので ひさびさにドイツ語に触れられて満足♡
素晴らしい夏季講座を開講してくださいました欧日協会ドイツ語ゼミナール様にお礼申し上げます
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