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2022ボローニャ国際絵本原画展の初日に行き入選者の対談を聞いてきました(2022.6.25)@板橋区立美術館
暑い中初日に行ってきました 第42回のボローニャ国際絵本原画展!!
審査風景のDVDは毎年会場で見ていますが 今年の5名の審査員は 日本人 フランス ポーランド イタリア ベネズエラの方々です
区立美術館のデコレーション
審査員の言葉で印象に残ったのは たくさんの作品がある中で これが落ちたの!?と思うものもたくさんあり 今年ダメだからといって決してあきらめないでチャレンジ続けてください 毎年違う審査員なので...
また 自分の国の文化をベースにしているか 独創性があるか 感動できるか 物語を語っているか 等の視点で審査している方もいらっしゃいました
今年は1次・2次審査はオンラインで 最終選考はボローニャに集まってというハイブリッド形式でした
ドキュメンタリー映像「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア /
国際絵本原画展 2022年」(審査員の言葉や会場風景など)は こちら
2時からは 入選者の対談を聞きました 2年間オンラインだったため久しぶりの実開催です:
なんでも 今年はオンラインで申し込みができたため(オンラインは2年目) 今までの梱包して送るエントリー形式よりも面倒がなく そのため過去最多の92か国 3,873件のエントリーがあったとのこと (私も検定試験の申込がオンラインだとすごく楽なのでわかります♪) 今までは6~70か国 2,500~3,000件くらいでしたので すごいですね!
オンラインの審査では時差が大変でした 最終選考に残ったファイナリストは318名 そこから30か国 78人が入選されたそうです
選考終了後にウクライナ侵攻が起きて それでも「対話とかけはし」のモットーに基づき ウクライナ・ロシア双方の入選作品もそのまま展示したそうです
コロナで人の移動ができなくなった中でも 作品は移動できる しかし2020年の作品の日本への運び入れは ロックダウンの中大変な困難を伴うものだったと聞き こちらはただ見に来るだけで申し訳ないくらいです
今年は イギリスの作品は色の数を押さえる傾向があり ポルトガルは色鮮やか 日本では 祖父母の出てくる作品が多くあったそうです
入選者の皆さんは今回オンラインだったので申し込んだ方もいらして 見知らぬ方からお祝いのメッセージが届いたり 絵本のお仕事が始まったり...
日本では木版画の方がけっこう多く またいくつかの賞をいただいた方は 砂や 砂目の粉末岩絵の具を使ったりと新鮮でした
展示作品の中には 毛糸の布地を切り張りして木を演出したりと 色々な材質を多用してバラエティーに富んだ作品もありました
オンラインで提出したあと 作品についつい手を加えてしまう方もいますがそれはダメとのことで次の課題ですね
質疑応答ではモチベーションについて尋ねられましたが 締め切りに追われてスランプになる暇がない 他にもやることがあり忙しい中でも 毎日作品制作を続けているのがスランプ防止になる と語ってくださいました
締め切りがあるからやっぱり取り組むんですよね...わかります😊
暑い中 行ってきてよかったです💖
2022イタリア・ボローニャ国際絵本原画展(2022.6.25~8.7)は こちら
対談のお知らせは こちら