実用イタリア語検定1級作文例 遠隔授業のメリット・デメリット(2020年秋季/第51回)
とうとうコロナがイタリア語検定のテーマにも出てきましたね~ 「実用」だからかな...
というわけで 2020年10月4日(日)に無事開催された第51回実用イタリア語検定の 1級作文のテーマについて 自分なりに拙いながらも書いてみました:
テーマ: La didattica a distanza, modernità di insegnamento alla quale negli ultimi mesi ogni realtà formativa, dalla scuola primaria all'università, ha dovuto far ricorso, comporta vantaggi e svantaggi. Esponga la sua opinione in proposito.
(Dalle 180 alle 200 parole)
遠隔教授法、ここ数か月において小学校から大学までそれぞれの人格形成上の現実性は助けを求めなければならなかったというその教育の様式は、メリットとデメリットをもたらした。この点についてあなたの意見を述べなさい。
作文例:
L’insegnamento tramite PC o altre apparecchiature informatiche, cosidetto lezione “on-line”, o lo studio a casa hanno causato tanta difficoltà durante il periodo della pandemia.
パソコンや他の情報機器を介しての教育、いわゆる「オンライン授業」や在宅学習は、 パンデミックの期間中に多くの困難をもたらした。
Nel caso della scuola primaria, gli alunni hanno dovuto studiare a casa, usando i materiari ricevuti dai loro insegnanti. I loro genitori li aiutavano mentre lavoravano in casa, però, se loro non avevano tempo a causa del lavoro fuori casa, i loro bambini rimanevano indietro nello studio.
小学校においては、生徒たちは家で勉強しなくてはならなかった、先生方から受け取った教材を使いながら。彼らの両親が家で仕事をしている間助けていたが、外での仕事のためにその時間が取れない時は、彼らの子供たちは勉強が遅れてしまった。
Lo sistema dell'insegnamento delle scuole medie o superiori pubbliche era quasi simili alle scuole primarie, invece, nelle scuole superiori private la maggior parte ha fatto le lezioni “on-line”. Nonostante il carico del lavoro degli insegnanti sia stato pesante, gli alunni potevano seguire senza interrimpersi.
中学校や公立高校の場合は小学校と同様だが、対する私立高校では大半がオンライン授業をした。先生方の負担は大きかったものの、生徒たちは中断することなく勉強を続けられた。
D'altra parte, l’università si continuano le lezioni “on-line” in parte,, e così, tanti studenti hanno problemi di salute mentale non potendo incontrare gli amici, non potendo usare le attrezzanture scolastiche, ciò penso sia una grande perdita.
大学に関しては、まだ部分的に「オンライン」授業が続いており、多くの学生たちがメンタルに問題を抱えている、友達に会うこともできず学校設備を使うこともできず。それは大きな損失ではないか。
D’altro canto la didattica a distanza ha dei vantaggi, innanzitutto si può seguire il corso senza confine del luogo, senza preoccuparsi del maltempo, resparmiando i costi e il tempo.
Se da un lato c'è bisogno di allestire delle lezione “on-line” nelle scuole pubbliche, dall'altro lato c'è il rischio di danneggiare la salute causato della diffusione del 5G (cinque generazione) indispensabile per promuovere il progetto "Giga-school"*, questo e un grande dilemma.
一方で遠隔教育はなんといっても場所の境界もなく、悪天候の心配もなく授業を続けられるというメリットがある。
公立学校に「オンライン」授業の設備を整える必要がある一方で、他方では「ギガスクール構想」を推進するために不可欠な5G普及による健康リスクがあり、大きなジレンマだ。
(227字)
* GIGA = 「Global and Innovation Gateway for All」
* * *
自分の意見を書けといっても 咄嗟に大したことは書けませんね 正しく書くのが精いっぱいですね(;´∀`)
「実用イタリア語検定1級合格のための作文例集」のサイトは こちら
また下書きのテクニックや 字数などの細かいことは こちら
1級の合格ライン(8割)は 固定というよりは年ごとに少し動くような気もしますので 毎年受けていれば...
な~んて 7年前に2級取ってから一度も受けに行ってませんが...(*ノωノ)
実用イタリア語検定は こちら
来年春の回はオンライン受験となるそうです 秋の回は実開催とのこと
私は今年は西検3級を受けるので 伊検は受けません
追記: デジタル教科書と紙の教科書については こちら
抜粋: 紙のテキストの方がタブレットより 理解も記憶も優れていることが明らかとなっており、世界的にもICT教育の見直しが始まっています
ロンドンではタブレットを紙に戻した学校もあり フィラデルフィアの追跡調査では タブレット導入により地域の成績の低下が生じ 特に貧困層での低下が著しく教育格差が広がりました (スマホ依存防止学会のQ&Aより)