日伊学院の夏期集中講座で「I vittelloni(1953)」の「映画で復習!イタリア語文法」を受けてからTharrosでランチしてきました(2019.8.16)@日伊学院
GW講座以来ですね~日伊学院!! 友人と一緒に受けてきました「映画で復習!イタリア語文法」の夏期講座!!
映画: “I vitelloni” (青春群像) 1953年
監督:フェデリコ・フェリーニ
文法:命令法
イタリアの田舎町で暮らす5人の若者の姿を描いた作品 カーニバルパーティのシーンを取り上げます
このために フェリーニの"i vitelloni"のストーリーや登場人物などを 日本語・イタリア語突き合わせながら予習しました 登場人物が多いので大変です!!
映画がご専門のこの講師の先生に習うのは初めてです 日伊学院で知らない先生がまた一人減りました~(笑)
フェリーニのこの作品は ネオ・リアリズムが終わりかけた頃に作られたものです フェリーニ(1920-1993)は ネオリアリズムの時代(1945~52)には まだ少し若すぎたそうです
映画の舞台はフェリーニの故郷であるリミニ 海岸沿いのシーンから始まります
シーンを分割して何度も見ながら みんなで質問に答えてゆきました リスニングの練習ですね!!
登場人物が誰か...どんなストーリーでどんなシーンか セリフは等々 記憶と先生の説明を頼りに 何回か聞いて答えてゆきます
古い白黒映画で 音楽のシーンでのセリフは 音が割れていて聞き取りづらく (リスニングだけでいえば最近の映画の方が早口だけど 聞き取りやすいと思う)
セリフを聞きながら空欄を同時進行で埋めてゆく訓練もしました すごい速さそのままで ノンストップで書いてゆきますが 何回か聞けばOK!
命令法の活用...だいぶ忘れてしまいました~(*´Д`)
リアルなシーンから ラストにかけてはファンタジア(空想)のシーンへと移ってゆきます これはフェリーニ自身を描いた映画でもあるとのこと
ラストで 5人の中で一番若いMoraldoが 早朝 ローマ行きの電車に飛び乗るシーンは フェリーニ自身が映画監督になるためにローマに旅立つシーンと重なるのですって...
この映画のテーマは 大人になれない若者たちの群像 i vitelloni(青春群像)は giovane nullafacenti (ぶらぶらしている人)のことでもあり いつまでも子供(bambini)でいたい 責任を取りたくないイタリア男(mammoni)が 最後は家族(妻と赤ん坊)とともに 責任を引き受ける「大人」になってゆくというストーリーですね
この映画は1953年のヴェネツィア映画祭でLeone d'argento(銀獅子賞)を受賞しましたが 実は「雨月物語」と「ローマの休日」とこの映画の3本が銀賞を受賞し 金賞は該当作なしでした
この映画のレジュメを書く宿題が返却されてきました!! (毎週のレッスンではない単発講座なのにわざわざ!) まだまだミスが多い...というか忘れてる(*´Д`)
ラストのMoraldoがローマに向けて早朝旅立つ駅のホームのシーンは 監督自身だけでなく 誰であれ自分の子ども時代に別れを告げて大人になってゆくことを表しており ホームで友人の少年に別れを告げるが それは若い頃の彼(Moraldo)自身に別れを告げているのでもあると...
それが 子ども(bambino,mammoni)から 大人への脱皮してゆくというこの映画のテーマでもあるのですね... 映画がご専門の講師なので深く理解できました♡
* * *
レッスンのあとは 渋谷の「Tharros」で サルデーニャ料理のランチ💛
← マロレッドゥス (フェンネルのかおりが心地よいイタリアの中で最も小さいニョッキ)
← フレグラ (サルデーニャの粒々パスタ)
お盆休みにわざわざ夏期講座を遠方から取りに来た友人と 遊びに出るより語学講座の方がいい(笑)という私たちは 語学話ではじけました~(^.^)
8/14の日独協会の「オーストリアのセミナー「Alles leiwand in Österreich」」に引き続き これで この夏の語学講座はおしまいっ
渋谷駅南口の再開発はすごくて いつも通っていた界隈がすっぽり取り壊され...(:_;)
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GW講座以来ですね~日伊学院!! 友人と一緒に受けてきました「映画で復習!イタリア語文法」の夏期講座!!
映画: “I vitelloni” (青春群像) 1953年
監督:フェデリコ・フェリーニ
文法:命令法
イタリアの田舎町で暮らす5人の若者の姿を描いた作品 カーニバルパーティのシーンを取り上げます
このために フェリーニの"i vitelloni"のストーリーや登場人物などを 日本語・イタリア語突き合わせながら予習しました 登場人物が多いので大変です!!
映画がご専門のこの講師の先生に習うのは初めてです 日伊学院で知らない先生がまた一人減りました~(笑)
フェリーニのこの作品は ネオ・リアリズムが終わりかけた頃に作られたものです フェリーニ(1920-1993)は ネオリアリズムの時代(1945~52)には まだ少し若すぎたそうです
映画の舞台はフェリーニの故郷であるリミニ 海岸沿いのシーンから始まります
シーンを分割して何度も見ながら みんなで質問に答えてゆきました リスニングの練習ですね!!
登場人物が誰か...どんなストーリーでどんなシーンか セリフは等々 記憶と先生の説明を頼りに 何回か聞いて答えてゆきます
古い白黒映画で 音楽のシーンでのセリフは 音が割れていて聞き取りづらく (リスニングだけでいえば最近の映画の方が早口だけど 聞き取りやすいと思う)
セリフを聞きながら空欄を同時進行で埋めてゆく訓練もしました すごい速さそのままで ノンストップで書いてゆきますが 何回か聞けばOK!
命令法の活用...だいぶ忘れてしまいました~(*´Д`)
リアルなシーンから ラストにかけてはファンタジア(空想)のシーンへと移ってゆきます これはフェリーニ自身を描いた映画でもあるとのこと
ラストで 5人の中で一番若いMoraldoが 早朝 ローマ行きの電車に飛び乗るシーンは フェリーニ自身が映画監督になるためにローマに旅立つシーンと重なるのですって...
この映画のテーマは 大人になれない若者たちの群像 i vitelloni(青春群像)は giovane nullafacenti (ぶらぶらしている人)のことでもあり いつまでも子供(bambini)でいたい 責任を取りたくないイタリア男(mammoni)が 最後は家族(妻と赤ん坊)とともに 責任を引き受ける「大人」になってゆくというストーリーですね
この映画は1953年のヴェネツィア映画祭でLeone d'argento(銀獅子賞)を受賞しましたが 実は「雨月物語」と「ローマの休日」とこの映画の3本が銀賞を受賞し 金賞は該当作なしでした
この映画のレジュメを書く宿題が返却されてきました!! (毎週のレッスンではない単発講座なのにわざわざ!) まだまだミスが多い...というか忘れてる(*´Д`)
ラストのMoraldoがローマに向けて早朝旅立つ駅のホームのシーンは 監督自身だけでなく 誰であれ自分の子ども時代に別れを告げて大人になってゆくことを表しており ホームで友人の少年に別れを告げるが それは若い頃の彼(Moraldo)自身に別れを告げているのでもあると...
それが 子ども(bambino,mammoni)から 大人への脱皮してゆくというこの映画のテーマでもあるのですね... 映画がご専門の講師なので深く理解できました♡
* * *
レッスンのあとは 渋谷の「Tharros」で サルデーニャ料理のランチ💛
← マロレッドゥス (フェンネルのかおりが心地よいイタリアの中で最も小さいニョッキ)
← フレグラ (サルデーニャの粒々パスタ)
お盆休みにわざわざ夏期講座を遠方から取りに来た友人と 遊びに出るより語学講座の方がいい(笑)という私たちは 語学話ではじけました~(^.^)
8/14の日独協会の「オーストリアのセミナー「Alles leiwand in Österreich」」に引き続き これで この夏の語学講座はおしまいっ
渋谷駅南口の再開発はすごくて いつも通っていた界隈がすっぽり取り壊され...(:_;)
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