数日前に、民間調査会社の「米穀データバンク」がまとめた、7月末時点の全国の水稲の作況指数予想が発表された。
それによると、水稲の作況指数予想は「96:平年値は100」となっていて、3年ぶりの「やや不良」と予想されている。
県別では「不良:94以下」が長崎など10道県で、「やや不良:95~98」が新潟など24都府県あまり、[平年並:99~101」は秋田など12県、「やや良:102~105」は宮崎県だけとなっていて、不作傾向が半数を超えてしまっている。
北日本を中心に、お盆までの間は、水稲が花粉をつける大事な時期に差し掛かっているので、このまま天候不順が続けば、さらに作柄が悪化する可能性がある。
しかも、今も台風が来ている。
よって、今回の台風によって、どの程度の被害が出てしまうのか。
さらには、これからも日照が不足し続けてしまうと、どこまで作況指数が落によっては、「不良」となってしまう産地が増える可能性がある。
「不良」となってしまうと、お米の価格が上がってしまうのではないかと考える人もいるだろうが、「凶作」近くまで落ち込まないと、価格が上がることはないだろう。
なぜなら、主食用米の収穫量は805万トンに留まる見通しで、農林水産省の「主食用等需要見通し」を16万トン下回っているが、新潟県のように、まだ平成8年産米の在庫を大量に余らしている産地もあるために、お米の価格高騰にはならないと考えているし、スーパーなどの安売り戦争が。まだ加速している最中なので、いきなりの方向転換も難しいだろうとも考えている。
産地のためには、一度「凶作」近くまで落ち込んで、価格を元に戻す機会があるほうがありがたいのだが・・・
それによると、水稲の作況指数予想は「96:平年値は100」となっていて、3年ぶりの「やや不良」と予想されている。
県別では「不良:94以下」が長崎など10道県で、「やや不良:95~98」が新潟など24都府県あまり、[平年並:99~101」は秋田など12県、「やや良:102~105」は宮崎県だけとなっていて、不作傾向が半数を超えてしまっている。
北日本を中心に、お盆までの間は、水稲が花粉をつける大事な時期に差し掛かっているので、このまま天候不順が続けば、さらに作柄が悪化する可能性がある。
しかも、今も台風が来ている。
よって、今回の台風によって、どの程度の被害が出てしまうのか。
さらには、これからも日照が不足し続けてしまうと、どこまで作況指数が落によっては、「不良」となってしまう産地が増える可能性がある。
「不良」となってしまうと、お米の価格が上がってしまうのではないかと考える人もいるだろうが、「凶作」近くまで落ち込まないと、価格が上がることはないだろう。
なぜなら、主食用米の収穫量は805万トンに留まる見通しで、農林水産省の「主食用等需要見通し」を16万トン下回っているが、新潟県のように、まだ平成8年産米の在庫を大量に余らしている産地もあるために、お米の価格高騰にはならないと考えているし、スーパーなどの安売り戦争が。まだ加速している最中なので、いきなりの方向転換も難しいだろうとも考えている。
産地のためには、一度「凶作」近くまで落ち込んで、価格を元に戻す機会があるほうがありがたいのだが・・・