こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

「攻めの農林水産業推進本部」設置だって

2013年01月30日 17時56分59秒 | Weblog
もう一つ、日本農業新聞e農netに「攻めの農林水産業推進本部」設置 制度、戦略 検討へ 農水省 (2013年01月30日)という記事があった。

内容は以下の通り
農水省は29日、林芳正農相を本部長とする「攻めの農林水産業推進本部」を省内に設置した。
自民党が衆院選公約に掲げた農地への多面的機能を評価する直接支払いの具体化や、担い手確保、農産物の輸出拡大対策などの強化が主なテーマで、与党と調整しながら議論を本格化させる。

安倍晋三首相が林農相に「攻めの農林水産業」の展開を指示していた。
その第一歩となる2013年度予算案が同日閣議決定されたことから、推進本部を設置することにした。
同推進本部は両副大臣・政務官や幹部職員で構成しており、6月をめどにまとめる政府の成長戦略などへの反映を目指す。

林農相は会合の冒頭、「多面的機能の制度点検と、国内外の市場開拓・付加価値の創造のための具体的な戦略を車の両輪として成果をあげていく必要がある」と強調。
「地方農政局や研究機関など地方機関の力もフル活用して現場の宝を発見して、磨いていくことが大事だ」と、積極的なアイデア提案を幅広く呼びかけ、現場重視で検討を進める方針を示した。
というもの。

「多面的機能の制度点検と、国内外の市場開拓・付加価値の創造のための具体的な戦略を車の両輪として成果をあげていく必要がある」って言うのはいいけど、どうやって進めるの?
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攻めの農業 実現へ 重点事業に“3本”柱

2013年01月30日 17時47分20秒 | Weblog
日本農業新聞e農netを見ていたら、「攻めの農業 実現へ 重点事業に“3本”柱 13年度農林水産予算案 (2013年01月30日)」という記事があった。

内容は以下の通り
2013年度の農林水産予算案は、安倍晋三首相が掲げる「攻めの農林水産業」を実現するための事業を盛り込んだ。
農産物の輸出拡大対策・経営多角化、農業農村整備事業の復元、経営所得安定対策(戸別所得補償制度)を3本柱に据える。

・農産物消費拡大 国内外の販路強化

「攻めの農林水産業」の一環として、農水省は農産物の輸出と国内需要の拡大に力を入れ、国内外で消費対策を行う。

輸出拡大の目玉となるのが、新規事業の「日本の食を広げるプロジェクト」で40億円を計上。
国産農産物の消費拡大を地産地消、全国展開、海外展開の各段階で支援する。

民間団体が事業を応募し、採用した団体にかかる費用の2分の1を助成。
生産者や消費者の提案など、現場の発想を踏まえた事業や多様な事業体、モノやサービスと結びついている事業を優先して採用する。

具体的には、地域でメニューコンテストなどを行って商品開発する例や、農産物の販売先を全国に広げるための国内のネットワーク化、海外の見本市への出展などだ。

日本貿易振興機構(ジェトロ)を活用した「輸出倍増プロジェクト」には11億円を計上。
12年度から1億円増やした。輸出のための相談・アドバイスなど、川上から川下までの総合的なサポート体制を構築。
輸出企業の発掘・育成のためのセミナー、海外バイヤーを招いた商談会なども行う。

・農業基盤整備事業 強靱化狙い大幅増

自民党が掲げる「国土強靭(きょうじん)化」の旗の下、農業の基盤整備予算は、前回の自民党政権末期を超える水準を確保した。
12年度補正予算と13年度予算を合わせると農業の基盤整備予算は5902億円。
民主党政権下で大幅に削減された予算を、麻生政権下を超える水準まで復活させ、強固な農業基盤をつくる構えだ。
施設整備のための「強い農業づくり交付金」も12年度補正予算と一体で前回から増やした。

基盤整備予算は、民主党への政権交代後の10年度から「農業農村整備事業」と「農山漁村地域整備交付金」に分け、用途などを分かりやすく区分けした。
ただ、同交付金の所要額は、地方自治体が一定の裁量で自由に使える「地域自主戦略交付金」(一括交付金)に繰り入れたため、単独の交付金としては12年度予算での計上は96億円だった。

強い農業づくり交付金は、事業仕分けによる削減や一括交付金への繰り入れで減り続け、12年度予算は21億円。
13年度は当初予算で比較すると約10倍の244億円を計上した。
これに加え12年度補正で215億円を措置。計459億円の対策とした。

この他、新規就農・経営継承対策は、現場の需要の高まりを受け約100億円増の239億円、補正予算も99億円を措置した。
農地集積推進事業は前年同額の165億円とした。

・経営所得安定対策 現行策の基本維持

経営所得安定対策には総額7186億円を計上した。
現場の混乱を避けるため、基本的に前政権の戸別所得補償制度を維持し、各種単価もそのままにした。
関連施策と位置付ける中山間地域等直接支払交付金、農地・水保全管理支払交付金は前年度を上回る予算を確保。
2014年度からの新たな制度づくりに向け、15億7000万円の調査費を新たに計上した。

経営所得安定対策の柱は三つの直接支払交付金だ。予算規模はそれぞれ、畑作物が2123億円で前年度と同額。
転作を対象とした水田活用は2517億円で前年度比10.2%増。米(固定部分)が1613億円で16.4%減とした。
各交付金の単価、販売農家や集落営農を対象にしている点は、基本的に前政権の戸別所得補償制度と同じだ。

米価が下落した際に補填(ほてん)する米価変動補填交付金(変動部分)は84億円で71.5%減。
収入減少影響緩和対策(ナラシ対策)は724億円で0.2%増だ。
関連対策のうち、中山間地域等直接支払交付金は284億6000万円で9.8%増。
農地・水保全管理支払交付金は281億6000万円で14%増。
環境保全型農業直接支援対策は26億4000万円で前年度と同額だ。

新たな制度づくりに向けた調査費15億7000万円は、農業の多面的機能を評価した「日本型直接支払い」、新たな経営所得安定制度を中心とした「担い手総合支援」の制度設計に活用する。
多面的機能の発揮に必要な作物、地域別の農業生産活動、集落共同体の資源保全管理活動の実態などを把握、分析し、制度設計に役立てる。
というもの。

金額ばかりが見えているが、内容については、なんとなく、まだ見えてこない。
ヘソ曲げてみると「お金はあげるから、後は、自分たちでなんとかしろ」って見えてしまうな。
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秋田県で講演して

2013年01月30日 17時16分14秒 | Weblog
秋田県での講演をして感じたことは
消費地と産地の、危機意識の違いが大きすぎている事。
「あきたこまち」という怨霊に取りつかれてしまっているという事。
新しい品種への期待度が低すぎている事。
などなど、上げれば切りがない。

自分は講演の内で「あきたこまち」を、こってんぱんに叩いている。
というより、「あきたこまち」をそこまで、落とし込んでしまった秋田県に対して叩いた。

秋田県立大学生物資源科学部 生物環境科学科地域計画学研究室 中村 勝則繊先生は、「聞いていて、くやしいと思った」と言っている。
自分としては、そう思ってもらいたくて、怒ってもらいたい、奮起してほしいと思っていたので、それからすると、自分の思いは伝わったのだろうと思う。

「あきたこまち」は
「コシヒカリ」⇔「あきたこまち」⇔「ササニシキ」
というように、日本の品種としては、無くてはならないもの。
誰が食べても「マズイ」という人はいない。
好みが合わないという人はいるが・・・
自分としても、好きなお米の一つである。

だからこそ「特売品」になりやすい。
しかし、それでは産地は潤わないし、生産意欲も下がって行ってしまう。
その十数年間のしわ寄せが、今だと考えてよい。

産地からすると、もう一度「あきたこまち」を復活させたいという思いは、誰でも持っている事だろう。
しかし現実として、それはもう時期として遅く、復活することは出来ないといってよいであろう。

だからこそ、生まれて来る「あきた96号」「あきた97号」を待っているのだ。
それブランド化を期待しているのだ。
しかし、そう簡単ではないのは、秋田県の人たちも判っていた。

なので自分は、秋田県に対して、とんでもない、そして壮大な計画を提案した。
この計画が、万が一でも実行できたとしてら、多分とんでもない現象が起こるだろう。
お米の大復活が出来るかもしれないのだ。

しかし、そのためには、秋田県のブランド化に対する考え方や、消費地の勉強、他産地の勉強が必要となる。
秋田県は出来るだろうか。

昨日の講演を聞いて、JAやまもとの若手生産者で構成される「青年部」が、勉強に来たいと言ってきた。
自分としては、嬉しい限り、即OKをした。


各地域を守り、将来を支える、担い手の皆さんへお願いする。

厳しい
辛い時だ。
地域の衰退は止まらない
応援してくれる人も減り続けている。
限界を感じるときも頻繁にあるだろう。
諦めたくなるときはあるだろう。
それでも
決して諦めるな。
絶望するな。
どんなに苦しくても
今は踏ん張れ。

各産地が蘇るよう
自分たちも
諦めないで動き出している。
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人事異動かぁ。きっついなぁ

2013年01月30日 16時13分04秒 | Weblog
人事異動はどうにもならないことなのだけれど、産地にとっては一番危ない年に、何でやるんだろうと、自分は嘆いている。

このブラント米は、今年が勝負の年。
ブランド米としてのイメージは、まだシッカリとあるのだが、実際に足元は崩れ始めている。
このまま、だましだましの状態で販売を続ければ、今年の新米の時には、ブランド米の地位から落ちてしまうだろうと思える。
よって、今年の秋までに、完全に体制を固めて実行するようにしてほしいと考えていた。

そこへきての人事異動。

人事異動をしても、担当がシッカリとやれれば、全く問題ないという人も多いだろうが、そうではない。
ブランド化をしている最中に必要なのは、担当の「経験値」。
担当の実力がいくらあっても、どんなに頭が良くても、これだけはどうにもならない。

新しい担当の経験値が上がるまでには、新米時期となるし、ブランド化の崩壊も進んでいく。
新しい担当者には期待しているが、大丈夫かな?
今回失敗すれば、次に生まれる品種は、もうデビューできない。
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ニャンコたちもストレス

2013年01月30日 13時56分15秒 | Weblog
自分が、あっちに行ったり、こっちに行ったり。
人もたくさん来るし。
早く寝たと思ったら、徹夜続きももある。

そんな自分を見ているからだろう。
ニャンコたちも、強烈なストレスになっているようだ。

昨日も、今朝も、そして今も、ゴエッてやっちゃうんだよな。
それも2匹とも。

こればっかりは、慣れとくれといっても・・・・
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左足は長引くな

2013年01月30日 09時44分54秒 | Weblog
正月明けに怪我をした左足。
見た目的には、紫色もかなり薄くなっているので、回復しているように見える。
しかし、やはり長時間立っていたり、同じ姿勢でいたりすると、左足の筋が悲鳴を上げてくる。

靭帯は切らなかったものの、やっぱり激しい勢いでぶつかっことから、伸ばしてしまったりしているのは確実なようだ。
今日も、歩いたりするときに痛みがあることから、足は湿布だらけ。

これから産地に頻繁に行くのに、これはきついな。
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おはよーニャンコ

2013年01月30日 07時48分16秒 | Weblog

今朝は、ちょっとした事件が。
フクが輪ゴムで遊んでいて、パチンとなって、逃げていった。
どうやら痛かったみたいだ。

リリは、気にせず食事中。
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