昨年から、主催:南魚沼市農業委員会・南魚沼市認定農業者会、共催:新潟県南魚沼地域振興局農林振興部・南魚沼市担い手育成支援協議会、来賓:南魚沼市産業振興部長・南魚沼地域振興局農林振興部長・JA魚沼みなみ組合長・JAしおざわ組合長、参加者100名という、認定農業者と農業委員会との意見交換会が2月24日(土)に、ホテル坂戸城(南魚沼市坂戸292-4)で開催されることが決まっていて、なんと、そこで自分が「売れる米づくりについて(仮)」という演題で講演することになっている。
その打ち合わせが明日16日にあり、南魚沼市産業振興部農林課農業振興係等の人たちが来店してくる。
南魚沼と言えば、JAブランドと言うよりは、個人ブランドと生産者販売が多いところであり、生産者もプライドを持っている。
自分が産地に対して提案してる、地域が一体となって作るブランド米という考え方とは、真逆な産地と言っても良いだろう。
なのに、その南魚沼の地で、自分の考え方の講演を、行政からの依頼でするのである。
当然、初めから不穏な雰囲気となるのは判り切っている。
したがって、明日の打ち合わせの時に、講演する内容についても確認してもらった方が良いだろうという事で、正月明けに作成し終わっていた資料に、もう一度手を加えて、先程完成させた。
手を加える前は、昨年、長岡市で講演した内容とはかなり違った、南魚沼という地域性に特化した内容となっていた。
しかし、それではやはり無理があるだろうと思い、長岡市で講演した内容に近づけてしまった。
ということは、全体からするとトーンダウンとなってしまっているということ。
であるが、刺激してもしょうがない時代に、既に突入してしまっているので、これからどうして行けば良いのかについては、消費地からの意見と言うよりは、南魚沼自身で考えてもらうのが一番だろうと思ったのだ。
さてさて、明日の打ち合わせでは、どんな反応になることだろうか。