こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

シッカリ聞いて

2018年01月31日 23時41分47秒 | Weblog


ホクレンのHPの中にある、シンガーソングライターの宮崎奈穂子さんにお願いして作ってもらった、北海道米応援の歌「ななつの星に願いを込めて~北海道米応援のうた~」。

http://www.hokkaido-kome.gr.jp/special/music/

北海道米の、今迄の努力と苦労と、北海道米の希望を歌っている曲。

もしかしたら、HPから削除されてしまっているかも、と思いながら調べたら、まだシッカリと残っていた。

どうしても、岡山の若手生産者に聞いて貰いたいと思っていたので、ありがたかった。

自分達のお米が評価され始めると、どうしても初心を忘れてしまう。
だから、北海道の人達も、既に忘れてしまっているかも知れない。
だから、もう一度、シッカリと聞き直して欲しい。

他の産地で、この歌を知らないのなら、必ず聞いて貰いたい。

何を目指していたのか。
何を目指しているのか。

必ず一番に!

なる!
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戦いだから

2018年01月31日 17時19分20秒 | Weblog


自分のブログなどを、毎回見てくれている人なのだろう。
「今年は産地に行かないのですか」という問い合わせがきた。

自分が産地に行く場合は、産地から依頼があった場合のみ。
自分から産地に連絡をして、産地に行くという事は無い。

産地を見たい、田んぼを視察をしたいという程度であれば、産地に迷惑がかかるので、いちいち産地に声をかけることはしない。
自分で勝手に産地に行って、勝手に「これかな?あれかな?」という感じで見てくる。

自分が産地に行くのであれば、内容はブランド化戦略のため。
地域を活性化させるため。
よって、圃場の視察については、ブランド化するためのチェックのため。
自分のFB等が、圃場や稲や施設の写真ばかりで、自分の写真が1枚も出てこないのも、これで判るだろう。
カメラや携帯を、産地の人に渡たして、写真を撮ってもらうという気持が無いのだ。

産地に行くときは、完全に戦いモード。

移動中の車内や休憩時間では、各産地の現状の話ばかり。
JAや生産者の前では、ブランド化の話しかしない。
懇親会でも、まだブランド化の話しかしない。
2次会があっても、お米の話しかしない。
カラオケに行ったとしても、歌う事は無く、お米の話をずっとてしている。

産地にいられる時間は、ほんの僅か。
遊んでいる暇は無い。
ゆっくりしている余裕はない。

時間が許す限り、教えられるものは、徹底的に教える。

昨年、各産地で続けていたSuzunobu Project Riceは中止した。
現在は、継続を希望した数産地だけと付き合っている。

なので、余計、産地に行く回数は減っている。
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只見町の訪問

2018年01月31日 16時27分57秒 | Weblog


年に1回か2回。
福島県南会津郡只見町が、お米の情報交換などのために訪問してくる。

http://www.tadami.gr.jp/index.html

地理的に言うと、只見町は福島県の西南となる。
福島県の西南部というと、新潟県に接する。

首都圏からは、白河ICから約2時間。
西那須野塩原ICから約2時間半。
上野(上越新幹線)-浦佐-小出(只見線)-只見。
上野(東北新幹線)-郡山(磐越西線)-会津若松(只見線)-会津川口(代行バス)-只見。
福島県なのに、こんなに遠いのかと思ってしまう、山奥にある。

只見町は、面積の94%が森林。
日本屈指の豪雪地帯の1つ。
只見町の中央には、伊南川や只見川が流れている。

森林だらけの自然環境から生まれる四季の移り変わりは、地域に行った人しか判らない。
とにかく綺麗で美しい。

福島県南会津郡只見町コシヒカリと言えば、お米通なら、知っていて当然の産地。
一昔前は、魚沼以上との評価が、何度も聞こえていた産地。

福島ブランドを止めてしまったのは原発事故だと言って良い。
そして未だに、福島ブランドは復活できていない。

殆どの人が、同時に只見ブランドも消えたのだと思っているようである。
しかし現実は、只見ブランドは、その前から消えてしまっていた。
理由は「只見」という地域ブランドではなく、「会津」という大きなブランドに含まれてしまったこと。

今日の訪問は、「福島ブランド」や「会津ブランド」を作るのではなく、「只見」というブランドを作るにあたっての、これからの対策である。

その中で、問題となっていた土壌バランスの修正をした結果を見せてもらったが、土壌バランスを修正するために入れた資材が、全く反応していないという、驚くべき事実。
他の産地では直ぐに反応しているのに、なぜか只見地域では反応していないのである。
いくつか原因となることは考えられるのだが、いずれも確実ではない。
なので、これについては、今年もう一回試してみるしかないだろう。
しかし、米粒については、一目で改善され始めていることは確認できたので、ホッとはしている。

他にも、いくつか問題はあったが、それらは時間をかけずに修正できるだろう。
時間がかかりそうだと思うのが、行政が感じている危機感を、地域JAが理解できていないといいう事。

しかし、こんなところで時間を無駄にできない。
なので、JAが理解できないのであれば、行政が中心になって動いてもらうしかないと伝えた。

小さな産地は、もう後が無い。
動けるのであれば、他を気にせず、どんどん動くべきだと思う。
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