こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

やり遂げてから

2018年01月21日 19時03分12秒 | Weblog


自分の信念を貫き続けるための、心の拠りどころを、3人失った。

「ゆめびりか」の可能性を教えてくれた、北海道の山口さん。
「長野コシヒカリ」の美味しさを教えてくれた、長野県の棚橋さん。
そして、時代の先を進むことが当たり前なのだと教えてくれた、神代の藤村さん。

これ以上はダメだ。

頼む。
途中で死ぬな❗️

やり遂げてからにしてくれ❗️
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修正が必要

2018年01月21日 18時30分17秒 | Weblog






本当なら、15時前の秋田新幹線に乗って帰るはずだったのに、18時前の角館駅発の秋田新幹線に乗っている。

体調としては、少しでも早く家に帰って休むのが当たり前なのだが、しばらく会っていない生産者に会うと、「もう帰るよ」とは言えない。
なので、新幹線の時間を変更してしまった。

さらに、来週日曜日にも、神代にくる事になってしまった。

体調が悪い中で、「何をやってるんだろう」と思いながらも、舵を失った神代米に、新しい舵を付けてあげるためには、自分の知識が必要なのも判っているので、受けた。

飲んでいて、生の声が聞こえるから判る、神代米の欠点。

早急に、修正してあげなければ❗️
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悲しい再会

2018年01月21日 11時28分28秒 | Weblog


秋田新幹線に乗って、大曲駅に向かっている。

今回は、打ち合わせ等ではなく、前JA秋田おばこ組合長の葬儀に出席するため。
辛い秋田行きである。

前組合長さんと初めて会ったのは、旧JA神代の組合長であった時。
秋田弁が強く、慣れるまでは、何を言っているのか判らなかった。

前組合長さんの考え方の根底にあったのは、産地のため、地域のため。

その為には、消費地に神代米のファンを沢山作る必要がある。
ファンになってもらうためには、安全・安心なお米は当たり前だ。
自分が作ったお米に、自信と責任を持たなければならない。
消費者に求められるお米になれば、神代米は黙っていても売れるお米になる。

今でこそ当たり前となり、誰もが口にしているこの言葉を、20年前から、誰も真剣に考えていなかった時から、当然の事として言っていた人だった。

自信家で、ヤル気満々で、自分が先に動いて、何にでも向かっていって、いつも先の話していて、右を左に強引に曲げる力を持っていて、常に結果を出す人だった。

環境保全・地域活性化・担い手・ブランド作り・6次化等を、お米を通してやって行こうと考えていたが、その考えが理解されず、回りから変人扱いされていて、自分の考えに自信を失いかけていた時に、「頼むぞ!」って真っ直ぐ自分を見て、言ってくれた人だった。
しかし、JA合併以降は、雲の上の人となってしまい、顔を合わせる事は出来なくなってしまっていた。

数年前にJA秋田おばこに呼ばれて講演した事を切っ掛けに、神代米の復活と、JA秋田おばこブランド米を作る約束をした。

その第1段が、昨年、日本テレビの「満点☆青空レストラン」で紹介した「箱入り娘 ゆめおばこ」である。

約束だからといって、簡単にテレビで紹介する事は出来ないし、そんな事は許されない。
紹介するためには、全国の人が認める、お米の食味が必要で、そのための品質のグレードアップが絶対条件となる。

自分の「確実に出来ますか」という問に、「言われればヤル。その位の技術は全員が持っている。任せろ」って、以前と変わらず、笑って回答してくれた。
そして昨年、約束通りに、今までで最高の「ゆめおばこ」を作ってきた。

再会した時に、体調が悪いのは明らかだった。
でも、もう1期は、組合長でいてくれると思っていた。

だから、まだ、JA秋田おばこブランド米は、お披露目しかしていない。
神代米の復活は、計画すらしていない。

JA秋田おばこブランド米は、どこに進ませたかったのか?

ついに、聞けず終いになってしまった。
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