北海道、秋田県、佐賀県等の新米が入荷していない中で、今日で店舗に66個ある玄米箱が全て埋まる。
なのでこれから、1つの品種が入ってくる毎に、恒例の「箱取り合戦」が始まる。
売れない産地・品種や、情報が無くて消費者が必要としていないお米が、棚を取られて、店舗から消えていくという、残酷な箱取り合戦である。
なので、スズノブ プロジェクト ライス(SPR)でブランド戦略をしているお米だから大丈夫という事もない。
実際、2地域を販売している福井県「いちほまれ」は、JA永平寺の「れんげ米いちほまれ」だけとなるし、JA佐賀も1品種消えるし、JA北魚沼も2箱取られるだろう。
したがって、「流通に乗せてしまえば、後は知らない」という、昭和時代の考えしか出来ない産地は、完全にいらない。