長野県庁で、長野県原産地呼称管理制度、第二回米委員会が開催されるので、山手線に乗って、東京駅に向かっている。
長野県は、台風19号により、大きな被害が出てしまっている。
自分としては、こんな時に開催するのかという思いと、こんな時だからこそ、産地のために、生産者のために開催するべきだという思いがある。
しかし、この先、どうなるか判らないが、今日の米委員会を開催しないと、次に繋がらないので、やはり、開催するべきなんだろうと考え、長野県に向かっている。
今日の米委員会では、官能審査まで進む事が出来る品質を持っているがが審査される。
気持ちとしては、「こんな時だからこそ、全ての生産者を通してあげたい」と思ってしまう。
しかし、それをしてしまうと、制度がガタガタになってしまい、10年の努力が水の泡となってしまう。
だから、冷たいが、「審査は審査」と割り切って対処するつもりである。