こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

自分の声は届かないようだ

2009年08月12日 22時53分59秒 | Weblog
 一時期は自分の店の看板商品にまでなっていた某産地があるのだが、この数年間、自分の納得いく対応がしてもらえずに、悔しい思いをし続けている。

自分が納得出来ていないのであれば、当然売り上げも落ち込んでいってしまうのは当たり前のこと。
よって、取り扱っている某産地の、全銘柄米の売り上げは、毎年落ち続けてしまっていて、酷い落ち込みの銘柄米については、全盛期の半分以下となってしまっている。

だからこそ、何度も何度も産地に対して、消費地で販売していくための注意点や、消費地の考え方、ブランド化していくための問題点、産地が実行しなければならないことなどについて、事あるごとに細かく注文をつけていて、少し前も、玄米品質が落ちてきていることから、消費地で売っていくために必要な品質として、実際にサンプルまでも作って渡して、産地で検討してもらったはずなのだ。
なのに、今回入荷してきたお米の品質は、自分の努力や思いは一切無視されてしまったようで、今までと何一つも変わっていなかった。

天候不順が続いているため、なかなか思ったようなお米が出来ないのは十分に分かっている。
しかし、だからと言って、甘えて良い部分と悪い部分は絶対にある。
お米の出来が悪くても、玄米の選別を丁寧に実行することで、品質を修正することは、いくらでも出来る。
修正できるからこそ、実際にサンプルまでも作って、産地に渡したのだ。
全ては、やる気持ちが、有るのか無いのかなのだ。

正直言って、今回入荷してきたお米の品質については、心底ガッカリさせられてしまったと共に、無性に虚しくなってしまって、「もう、取り扱わなくていいや、売らなくてもいいや」という、絶対に考えてはいけない事として、心の中で一線を引いて止めてあった思いが、ついに吹き出してしまった。

自分の「ブランド米産地として伸びていってほしい」という思いは、どうしても産地には届かないようだ。
こんな気持ちになりたくなかったからこそ、産地に色々と注意をし続けて、何度も何度も警告を発信していたのだが、産地には理解してもらえなかったようだ。

自分と一緒に、産地のブラント化を始めた、最初の担当者は言っていた。
「もともとゼロだったのだから、失敗したとしてもゼロに戻るだけ。だから、なんでも恐れずに出来る。やったことは全てプラスになるのだから」
この言葉が、この言葉の意味が、今の産地に人たちには、シッカリと理解できるのだろうか。
一時期は自分の店の看板商品にまでなっていた某産地のお米が、今、確実にゼロになろうとしているのだ。

消費地の一人一人の食べる量は決まっている。
1つの産地が消費地から消えれば、その分だけ、生き残りたいと必死になっている産地の、生き残れ可能性が、若干だが増えるのだ。
だから毎日、その一人の食べる量を奪い取るために、全ての産地が戦い続けているのだ。
よって、産地が努力をしないというのであれば、この戦いから、自ら尻尾を巻いて逃げることと同じ。
そして、逃げる産地を、いつまでも支えるほど、自分は暇ではないし、お人好しでもない。

自分の力を必要としている産地が、まだまだ沢山待っている。
その中で、自分の声を聞いてくれる産地を選んで、移る時が来たのかもしれないな。
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作況指数は、さらに下がるかも

2009年08月10日 09時57分26秒 | Weblog
数日前に、民間調査会社の「米穀データバンク」がまとめた、7月末時点の全国の水稲の作況指数予想が発表された。
それによると、水稲の作況指数予想は「96:平年値は100」となっていて、3年ぶりの「やや不良」と予想されている。

県別では「不良:94以下」が長崎など10道県で、「やや不良:95~98」が新潟など24都府県あまり、[平年並:99~101」は秋田など12県、「やや良:102~105」は宮崎県だけとなっていて、不作傾向が半数を超えてしまっている。

北日本を中心に、お盆までの間は、水稲が花粉をつける大事な時期に差し掛かっているので、このまま天候不順が続けば、さらに作柄が悪化する可能性がある。
しかも、今も台風が来ている。

よって、今回の台風によって、どの程度の被害が出てしまうのか。
さらには、これからも日照が不足し続けてしまうと、どこまで作況指数が落によっては、「不良」となってしまう産地が増える可能性がある。

「不良」となってしまうと、お米の価格が上がってしまうのではないかと考える人もいるだろうが、「凶作」近くまで落ち込まないと、価格が上がることはないだろう。
なぜなら、主食用米の収穫量は805万トンに留まる見通しで、農林水産省の「主食用等需要見通し」を16万トン下回っているが、新潟県のように、まだ平成8年産米の在庫を大量に余らしている産地もあるために、お米の価格高騰にはならないと考えているし、スーパーなどの安売り戦争が。まだ加速している最中なので、いきなりの方向転換も難しいだろうとも考えている。

産地のためには、一度「凶作」近くまで落ち込んで、価格を元に戻す機会があるほうがありがたいのだが・・・
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1日中、足湯をしていた

2009年08月10日 09時05分00秒 | Weblog
 右足首から膝下までが、誰が見ても浮腫んでいると判るきらいに、浮腫んでしまう事が頻繁になってしまったため、日曜日は朝から、使用していない深いタイプの衣装箱にお湯を入れて、足湯をしてみることにした。

最初は、お湯が温くなったら取り替えて、2回程度で止めてしまうつもりでいたのだ、思った以上に足にも効果があるように感じたし、気持ち的にもよかったので、そのまま何度か続けることにした。

何時間もお湯に足を入れ続けていたら、ふやけてしまうのは当然のことなのだが、それでも、なんとなく変わっていく気持ちがしていたので、そのまま足湯をやり続けた。

結果は、血液の流れが良くないらしくて、紫色になって浮き出ていた血管も、ほとんど見えなくなったし、浮腫みもほとんど見られなくなった。

今日一日、続けて仕事をしてみて、また浮腫んでしまうようだったら、また今晩、足湯をしてみようと思う。
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いつまでも、ふがいない販売計画をしている場合ではないだろう

2009年08月06日 04時56分02秒 | Weblog
5日の農業新聞に「2009年産の早期米販売がスタートした。今年は天候に恵まれ1等米比率が前年を上回り品質は良好。ただ、農水省が08年産の需要量を下方修正するなど市中の潤沢感が強く、JAなどから米卸への販売価格は前年を下回る厳しいスタートを余儀なくされている。
 昨年は、輸入穀物の高騰で小麦製品が値上がりしたことから、米の需要が活発になり品薄感が強まった。だが、今年は「180度違う状況」(東京都内の卸売会社)だ。同省は7月末に08年産の需要量を当初の855万トンから824万トンに下方修正し、民間在庫は前年比51万トン増と発表した。景気低迷や輸入小麦の値下げが要因だ。・・・」という記事が載っていた。

この記事の中には、JA宮崎経済連・JA全農こうち・JA鹿児島経済連・JA全農とくしま等の、流通価格や考え方が掲載されていたが、のきなみ60kgで1500円以上価格を下げてしまっている。
「売りやすい価格・買ってもらえる価格」ということで、各々の産地が説明しているようだが、流通させる側としては、売れてしまえばよいのかもしれないが、生産している側としては、「生産コストギリギリの価格では、いつまでも米を作っていてもしょうがない。跡継ぎも出来のはずがない」と、米作りそのものに対して、諦めムードも出始めて来てしまっている。

経済連も全農も、いつまでも「売れてしまえばよい」という考え方にしがみ付いているのではなく、「どうしたら、産地が潤う価格での取引が出来るようになるのか」を、真剣に考える時が来ているのだろう。
なぜなら、もしも1つの産地が崩壊してしまったとしたら、それは消費地のせいではなく、その産地の農産物の流通を、一手に引き受けている組織の、ふがいない販売計画のせいなのだから・・・
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効果ですぎ

2009年08月06日 04時03分30秒 | Weblog
 胃が弱っている中で、試食試験を続けてしまったため、胃は痛みが止まらず、腹は張ってしまったままとなってしまっていた。

そこで、自分の身体としては変化が起きやすい、納豆・豆腐・牛乳・ヨーグルトなどの食品を、昨日の午前中から食べ始めた。

やっぱり効果てきめんで、夕方ぐらいから、お腹がグルグルと鳴り出し始めてくれた。

ところが、いつもならこれで終わるのだが、今回は効果が出すぎてしまい、とんでもないことになってしまった。
なんと、オナラが一定のサイクルで出るようになってしまい、そのまま何時間も止まらなくなってしまったのだ。

オナラが出始めたのが20時ころからで、やっと止まったのが、玉川島屋へ納品に行く少し前の、夜中の2時ころ。
だから、仮眠なんて出来るはずもなく、そのまま玉川島屋へ納品へ行くことになってしまった。

しかし、腹の張った感じは全く無くなったので、これから朝まで、仮眠しようと思っている。
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新米・宮崎コシヒカリの販売は、始ったんだよね???

2009年08月04日 22時22分30秒 | Weblog
 自分の店では長い間取り扱いが無いので、全く情報が入らないのだけれど、確か8月に入ったら「新米・宮崎コシヒカリ」の販売が、全国で始まったはずなのだが、一切報道が無いのはどうなっているのだろうか?

普通なら「販売が始まりました」とかの情報くらい入ってくるものなのだが、今回は全く無い。
だから売れているのか、売れていないのかも判らず。

もっとも、新潟コシヒカリが5kg1780円で売られている現実があるので、いくら新米でも5kg1880~1980円での販売となると、やっぱり割高に感じてしまっているのかな?

今年は、宮崎県知事の似顔絵を使った米袋が多いらしいが、しょせん米袋だから、正直言って、知事の似顔絵なんて、どうでもいいと思うしな。
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ここまで胃が弱っているとは

2009年08月04日 21時56分35秒 | Weblog
昨日から炊飯試験を始めているが、今日はほとんど試食することが出来なかった。

なぜなら、数が多いと言っても、試食は少なめにして、食べる量も結果を出すまでの量にしているので、これであれば、今までなら連続出てきたはずなのだが、今回は、胃がすぐに張ってしまって、試食を続けることが出来ないのだ。

出来れば連続で試食をした方が、正確な結果が出やすいのだが、今回ばかりは、胃との相談で決めるしかなさそうなのだが、明日の午前中には、全ての試食試験を終わらせたいので、もう少し胃には頑張ってもらうしかないようだ。

試食試験が終わったら、2日間は絶食して、胃を休めたほうがいいかも。。。
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いくら自分でも食べきれない

2009年08月03日 23時59分59秒 | Weblog
産地からも戻ってきて、店頭に居ることが出来る時間が確保できたことから、今日から一気に炊飯試験を始めた。

まず、炊飯試験をする全てのサンプルについて、玄米色彩選別機で選別して、品質の悪いお米を除いて、それから品質成分計でお米のデータを取って、ようやく試食の開始。

1サンプル2合で試食試験をおこなうことにしたのだが、それでもサンプル数が多いので、炊き上がったご飯の量は膨大。

18時過ぎの段階で、既に16合。
いくら大食いの自分でも、さすがに食べることは出来ない。
よって従業員さんに、なんとか6合ほどは持って帰ってもらったのだが、まだ10合も余っている。
しかたがないので、夕食で2合食べたのだが、それでもまだ8合残ってしまっている。
なのに、明日はまた20合も炊きあがってしまう。

さてさて、どうやって食べきればいいのやら・・・
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自分の店が仕掛ける、もう1つの北海道米修正プロジェクト

2009年08月02日 10時30分34秒 | Weblog
ホクレンと一緒に実行する予定となっている修正プロジェクトに合わせて、自分の店が仕掛けるもう1つの北海道米修正プロジェクトは、実行できる「力」を持っている地域ということで選ぶのではなく、品種ごとに一番適している地域に限定し、実行できる「力」を持っていることは当然で、さらに、品種が持っている真の特徴・美味しさを引きだすことが出来る生産者を選びなおし、そのお米の特徴・炊き方・食べ方などを、お米の美味しさに関心を持っている人たちに伝えるというもの。

「今までと、どこが違うのか」と思う人もいるかもしれないが、見えない部分・細かい部分で沢山修正されていて、表面的な部分以外は、まったく別なものとなっている。

今回指定した適地は次のようになっている。
「ななつぼし」については、JA滝川の「きらきら星生産組合」を継続。
今年デビューする北海道米の新品種「ゆめぴりか」についてはJA新砂川の「カエル倶楽部」と「減農薬栽培米研究会」に協力してもらう予定。
「ふっくりんこ」についてはJA新函館で、ふっくりんこ2年連続地区高品質米第1位となる実力を持っている「厚沢部町米作振興会」に協力してもらう予定。
「おぼろづき」と「きらら397」については、現在の生産者を継続するとともに、新しい地域を探すことになるのだが、まだ絞り込みが終わっていない。

産地を回ってみて、今年の北海道米は、残念ながら完璧な品質を求めることが出来ないが、販売に支障をきたすというものではないし、品種が持っている特徴が出ないというほどでもないだろうと思えるし、これなら、今でも流通している、甘い検査で無理やり通した、他の産地の低品質米よりは、完全に上であるだろうと、稲を見た感じでは思っている。

よって、北海道米については、修正プロジェクトにはなんの問題ないとして、実行していく予定である。
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懐かしい人たちは元気だった。

2009年08月02日 10時23分28秒 | Weblog
今回の北海道行の半分の目的は、自分が以前に勤めていた財団のOB会に出席したかったこともある。
自分は、北海道に就職して2年半経ったときに、親が倒れた事から、仕事を諦めて東京に戻ってきたのである。

たった2年半しか仕事をしていなかったので、普通ならOB会に入る資格もないのだが、そんな自分に対してでも財団は入会を誘ってくれたことから、即入会を頼み出たのだ。

先輩・大先輩・恩師に会うのは2年ぶり、髪の毛が真っ白になった人、自分は昔の面影もないほどに太ってしまったが、逆にやせた人など、容姿としては長い年月は感じるものの、全員が技術者としてのプライドとシッカリとした考え方を持っていて、当時のままのオーラを眩しいほどに放ち、変わらず元気一杯なのには、本当に驚かされた。

残念だが、自分の業界には、こんな人たちは一人もいない。

雑談をしていても、一緒にお酒を飲んでいる時でも、いつも頭の中に、「この中の一人でも自分の業界にいたら、自分の業界は、こんなに惨めじゃなくて済んだ」という思いと悔しさが、グルグルと回り続けていた。
そして思った「いないなら、自分がなる。自分を目指して付いてくる若手を、自分が育てる」と・・・・

たった2年半しかいなかったが、自分の中には、シッカリと財団と諸先輩たちの魂が入っているようだ。

また1年後。来年の今頃。また元気な人たちに会いに行って、また元気をもらってこようと思っている。
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全ての品種を同時にブランド化する事は可能なのか

2009年08月02日 09時32分46秒 | Weblog
今回の北海道米の修正プロジェクトを実行してみて、本当に成功することが出来れば、今までのお米の常識を、完全に変えるものとなるだろう。

北海道には「きらら397」「ほしのゆめ」「ななつぼし」「おぼろづき」「ふっくりんこ」「あやひめ」など、多くの品種がある。
さらに、お米の栽培地域が巨大に広いために、地域による品質や特徴の違いも大きいし、栽培のこだわりについても個々に違いがあるのだ。

今まで各地で実行されているブランド化のやり方というのは、、地元で栽培している品種から1~2品種を絞り、地域や栽培方法などを限定してブランド化計画を立てていたのだが、それだとブレンド化している地域のみが活性化するだけで、他の地域にはまったく恩恵がこない。

このブランド化の方法だと、北海道にとっては「点」としてのブランド米しか育たないのだが、それでも、北海道全体が失速してしまうよりは良いだろうし、一地域の成功が北海道内に広がっていけば、他の地域もブランド化を考えるかもしれないという可能性を信じて、ブランド化を進めていた。
なのに今回、自分が実行していた北海道プロジェクトは、絶頂期を迎える直前に、ホクレンのミスによって失敗に終わってしまった。

自分がプロジェクトを実行していることを知っていながらも、なぜ低価格でスーパーなどで販売しなければならなかったのか。
それは、北海道の農産物の全てを動かしているホクレンとして、お米を栽培している全ての地域を平等に売っていき、全てを完売させなければならないという立場があるためなのだが、しかし、この販売方法は、ブランド化の考え方とは反対に位置しているし、どこの産地でも、これが仇となってブランド化は失敗に終わっているのだ。

北海道米の再ブランド化を進めるにあたって、最大の問題点がココで、これを解決しない限りは、再ブランド化は出来ないのだが、現実としてこの問題点を解決することは困難なことから、現状のままで50を超える修正プロジェクトを考え、その一つ一つの可能性と限界点までも調べたのだが、「これで活ける」という計画は見つからず、「これならなんとか」という修正プロジェクトを見つけたのは7月に入ってからだった。

つまり、北海道米プロジェクトの失敗については、この日記でも散々文句を言っていたが、実は文句を言いながらも、直ぐに再ブランド化は考えていたのだが、なかなか見つけることが出来ないことから、諦め気分も重なって、完全にストップ状態となってしまっていたのである。
だから今回、この奇抜なプロジェクトが見つかった時は、本当に嬉しかった。

この奇抜なプロジェクトによって北海道が成功することが出来て、今までのお米の常識を変えることが出来れば、この考え方は日本全国に広がっていき、全ての産地と品種に、再び元気を取り戻すことが出来るかもしれないからなのである。

しかし、この奇抜なプロジェクトは、とてつもなく巨大で、考えたのは自分であるが、自分の力では動かすことが出来ない。
だから今回、この奇抜なプロジェクトについては、ホクレンの力をフルに利用させてもらわないと駄目だと考えたのだ。

改革派と保守派が混在しているホクレンの中で、この考え方が、直ぐに採用されることはないのかもしれないが、自分としては、もうじき出る新米から、実行に移してほしいと思っている。
なぜなら、出来不出来に関係なく、日本中のお米は、今年の新米から、戦国時代に入るからである。
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ホクレンに教えた、修正プロジェクトとは

2009年08月02日 09時02分59秒 | Weblog
北海道での時間をフルに使いたいとの理由から、30日の夜に札幌に入った。
21時となってしまったのだが、ホクレンの人と遅い夕食を一緒にしたので、そこで、今回計画している修正プロジェクトの内容を教えた。

実は、自分が今回のために用意した修正プロジェクトは2パターンあったのだ。
1つは、枯れてしまった根幹は諦めて、まだ生き残っている枝を、新しく移植しなおして、育てようというものなのだが、そのままの状態で実行するとなると40%の成功しか予想できななかった。
2つ目は、今までのプロジェクトの考え方を全て止めてしまって、全く違う目線から北海道米を見直した時に思いついたものなのだが、あまりにも奇抜なプロジェクトだったため、ホクレンに話しをしてみて、この考え方に関心を持つのであれば、修正プロジェクトとして採用しようと思っていたものだ。

奇抜と言うには訳があって、この修正プロジェクトは、北海道米の品種の1品種だけをブランド化するのではなく、北海道の全ての品種について、同時にブランド化を進めていくものなのだ。
北海道は大きいので、地域が異なれば環境も大きく変わってしまうので、同じ品種といえども、全く違う品種に感じてしまう場合すら有り得るのである。
よって、北海道の全ての品種を同時にブランド化する事は、元々不可能と考えられていたのだが、この修正プロジェクトについては、その違いが問題となることはないのである。

しかし、修正プロジェクトの内容と規模が、とてつもなく大きいため、自分一人では実行させることが出来ず、ホクレンの力をフルに利用させてもらわないと実行できないという、致命的な欠点がある。
だから、ホクレンに話しをしてみて、この考え方に関心を持つのであれば、修正プロジェクトとして採用しようと思っていたのだ。

今回話をしてみて、とりあえず面白いと言ってもらえたので、40%の可能性のプロジェクトを捨てて、この奇抜なプロジェクトを、ホクレンと一緒になって実行してみようと思っている。
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あれっ。北海道のホテルからUPした日記が無い

2009年08月01日 23時59分59秒 | Weblog
北海道へ行っている時、ホテルに設置されているパソコンで、毎日日記を書いていたのだが、今、その続きを書こうと思ってブログを開いたら、北海道で書いた日記がUPされていない。

日記を書いた後に、その場で確認したときにはUPされていたと思ったのだが、やっぱりホテルに設置されているパソコンだと、セキュリティー等の関係から、駄目なようになっているのかな?

また、書き直さなくてはならなくなってしまった。
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