ＳＰＲ産地へ

Ｓｕｚｕｎｏｂｕ　Ｐｒｏｊｅｃｔ　Ｒｉｃｅでブランド化を進めている全ての産地に、至急の確認です。
　
１０月１週目前半に、スズノブまで新米を出荷できる産地はありますか。
　
品質などの問題もありますが、ギリギリまでまずは出荷できるかどうかを教えてください。
合わせて、品種・栽培方法も教えてください。

大手さんのお仕事で、お米を使用します。
　
期限：１８日とさせてください

新潟県からの視察

１２日、JA新すながわに、新潟県の新潟県組合長会３０人以上の大所帯が視察に来ていたそうである。

さてさて、新潟県のJAの人たちは、どれだけ、JA新すながわの取り組み等を、理解出来ただろうか？

所詮は北海道。
ブランドは、自分たちが上。
なんて思いながら、説明を聞いていたのではないだろうか？

もしも、そうであったとしたら、非常に有難い。
自惚れていてくれれば、くれるだけ、簡単に越えて行くことができる。

ウサギとカメに例えても、良いのかも知れない。
お話しと違うのは、JA新すながわは、ターボを着けているカメだということだろう。

現実を知ってほしい

昨日は、北海道最大産地に対して、「地域性を活かした差別化とは お米ではなくご飯の時代」という講演をした。

講演初めから、「ゆめぴりか」のブランド価値が崩れていること。
それと共に、北海道米の評価も下がっていること等。
産地には、まだ伝わっていない、消費地の現実を伝えた。

道内では、まだまだ延び盛りだろう「ゆめぴりか」。
それが消費地では、既に価値が無くなり始めている。
耳を疑いたくなる内容。
そして、次々と発せられる、北海道米へのダメ出し。

今まで、色々な人が講演しているだろう。
しかし、ここまで、北海道最大産地に対して、「ダメ」を言い続けた人はいなかっただろう。
それも、かなり具体的に説明している。
聞いていて、かなりキツかったと思う。

それは、誰１人寝ていなかった １時間半が、証明していると思う。

でも、全ての産地、全てのブランドと、消費地で戦い続けるためには、知っていなければならないこと。

自分たちを知り、消費地を知り、他の産地を知ることで、やっと戦う準備を出来る。
戦い方は、産地・地域ごとに違うだろう。

深川駅前

深川駅前。

綺麗に
お洒落に
と、いう感じは判る。

でも、苦しい現実。

深川市の朝

北海道深川市の朝。

昨日喋り過ぎた。
喉が痛い。
声もかれてる。

深川駅、５時半過ぎの特急に乗って札幌へ。
そこからエアポートに乗り換えて新千歳空港に。

静かだな

なんだか静かな出発ゲート。
待っている人も少ない気がする。
　
機内では、のんびり出来そう。
座席に座ったら、直ぐに寝てもイイかな。
　
でも、やっぱり。
秋田県と茨城県で使用する資料を、少しでも作っておいてた方が良いかな？

羽田空港

５時に家を出て、５時半に羽田空港に到着した。
夜中降っていた雨も上がっていて、道も空いていた。

今日は北海道深川市に、講演するために行く。

講演は午後から。
なので、朝一番の旭川空港行きに乗って行き、芦別市の「ななつぼし」の田んぼを見て、砂川市の「ゆめぴりか」の田んぼを見てから、深川市の会場に行く予定。

旭川空港からは、ホクレンの車で移動。
なので、今回のトラブルが、これから内地（本州消費地）で、どういう癌となって広がっていくか。
被害を最小限に留める為には等を、話ながら移動していこうと、考えている。

ホクレンを利用できるか

今回、ＪＡきたひやまには、ホクレンのミスについて、色々と説明をした。
また、他の産地のブランド化計画のミスの部分についても、色々と説明をした。
　
では、ホクレンと道を隔てることを教えたのかというと、逆である。
ホクレンの言いなりになると産地が持たない。
それは事実だろう。
なので、ホクレンを利用することを提案した。
　
たはとば
出来が悪いお米はホクレンに買ってもらう。
ＪＡは、品質が良くて食味が良いお米を、自分たちで販売する。
というようなこと。
　
どこでも考えていることであろう。
しかし、出来そうで出来ない。
理由は「しがらみ」。
　
若い青年部であれば、昔の北海道のことを、あまりよく知らないであろう。
農業を継ぐのであれば、地域農業について勉強しなければならないのは事実。
しかし、重荷を背負うのは、時代遅れ。
　
青年部は、青年部として動くのが一番だと思う。

ＪＡきたひやま

本日スズノブへ訪問してきた産地は、北海道ＪＡきたひやま。
北海道久遠郡せたな町北檜山区北檜山
　
大きく言うと「道南」。
判りやすく言うと「函館の隣」。
　
函館まで新幹線が繋がったが、秋田・山形・青森とは違い、なかなか函館についての情報は出てこない。
なので、直ぐに地図で場所が当てられたら、すごいと思う。
　
今日の訪問では、「ＪＡきたひやま」としてのブランドの作り方について話した。
ホクレンが考えている「北海道米一括り」としてのブランド化では、残念ながらこの地域は助からない。
　
自分たちの不利な部分をプラスに変える気持が必要。
大きくではなく、規模に合わせたローカルブランド化計画が必要だと思う。
　
小さな産地だから。
山の産地だから。
小さく細かく計画を作って。
少しずつ計画修正を繰り返して。
　
自分たちとして、伸び伸びと楽しみながら。
前向きに実行できる産地だろうと思う。
　
なので、そのために必要な考え方を
１４：３０－１７：００まで教え続けた。
　
ついでに、ホクレンのミスについても、たっぷりと説明しておいた。

答えられない

スズノブと言えば、まだ佐賀経済連の時に、東京流通がなかった佐賀県産米を、「佐賀米」というブランド米に育てるために、東京で初めて販売をした店である。
よって、それ以来、ずっとＪＡ佐賀とは付き合っている。
　
そんなこともあり、佐賀米について教えてほしいという問い合わせが、昨晩あった。
　
内容は
・七夕コシヒカリについて。
・入荷時期。
・生育状況。
・出来具合。
・品質について。
・今年のお米の特徴。
・味について
・流通について。
・・・・など。
　
でも、１つも答えることが出来なかった。
なぜなら、ＪＡ佐賀とは、全然連絡を取り合っていないからである。
今迄だったら、時々は生育情報を伝えに来てくれたりしていた。
　
だから、他の人が知らない佐賀米の情報などを、自分は持っていた。
見返りとして、他産地によりも有利な情報を、ＪＡ佐賀には伝えることが出来ていた。
しかし、今回の担当は、そういうことはしない様だ。
　
この頃の自分は、産地に対して、ガタガタ言うのが面倒になってきている。
なので、訪問の有無についても、情報交換をするかしないかについても、自分からは意見を言っていない。
　
産地の状況については、Ｆａｃｅｂｏｏｋを見て確認しているだけ。
なので、自分が求めている情報内容と情報量からすると、全く足りていない。
したがって、新米からの販売計画は作っていない。
というか、作れないでいる。
　
佐賀米として消費地で生き残っていきたいと思っているのであれば、動くしかないのは、ＪＡ佐賀だって理解していると思う。
動かなければ、サボればどうなるのかも、ＪＡ佐賀に対して、何百回も言い続けている。、
なので、重々承知していることだと思う。
　　
最終的な判断については、自分は持っていない。
ＪＡ佐賀がすればよいだけのことである。

店舗視察

今日の午後、北海道のＪＡから１０名程度が、店舗視察に訪ねてくる。
　
１０名程度とアバウトなのは、問い合わせがあった時に、電話が聞こえ辛くて、ＪＡ名、訪問時間、人数などが、しっかり確認できていなかったからである。
「それで良いのか」と突っ込まれそうだが、自分が出向いていくというのなら、大変なことになってしまうが、訪問してくるのだし、自分も１日店にいる日だし、人数が多ければ店舗で話をするだけのことなので、特に気にしていない。
最も、訪問日を間違えていたら最悪ではあるが・・・
　
それで、明日の北海道深川市で講演するときに使用する資料の前半だけを、１３部ほど印刷している。

米業界の将来は

米業界に関わっている某会社と「日本の米の将来」について、２時間ほど話し合っていた。
　
相手から質問される内容について、ほぼ自分は否定。
でも、ただ否定しているだけではせっとくりょくに欠ける。
だから、１つ１つ否定する理由を述べていった。
　
さらに、将来のために、しなければならないこと。
今必要なこと。
などについても説明した。
　
自分が、米業界の全てを知っている訳ではない。
だから、偉そうに言える立場ではないとは理解している。
でも、自分が知っていることは、今の米業界にはとって、必要なことばかりだと思う。
なので、惜しまず説明した。

２０万件調査

東京都が、食品衛生法に基づく２７年度食品衛生監視指導の実施結果を発表した。

２５６６件の表示不適正を発見し、改善措置を講じたそうである。

自分と会って打ち合わせをしている産地には、東京都だけでなく、全国でも監視が行われていることを伝えていた。

オリンピックがおわるまで、監視は、日々厳しくなると考えて良い。

オリンピックは、日本だけの話ではない。
世界が相手である。
そこで、安心安全を日本が言うためには、流通違反を無くす必要がある。

もしも、法律違反している人がいたら、直ぐにあ改めないと、改善措置を受けることになるだろう。

将来あるの？

業務用米が、平均７.８%値上げとなっているそうである。
それでも、平均価格２６４円税込。

なのに、食味など品質と価格のバランスを重視。
原料米の選定では、ほとんどの事業者が使用銘柄など何らかの指定を行っている。
となっている。

自分は、こんな価格で、お米を販売したことがない。
なので、どこから仕入れたら良いのかも知らない。
こんな価格で、美味しさと品質を保つなんて可能なのだろうか？
食べた消費者は、美味しいと言ってくれるのだろうか。
自分には自信がない。

現状がこれなのだから、ＴＰＰが動いたら、流通価格は、何処まで下がるのだろうか。

自分とはかけ離れた世界。
できれば、自分と付き合っている産地は、この世界には行ってほしくないものだ。

在庫限りです

スズノブネットショップで、以下の商品が完売となりました。
一部のお米につきましては、一度完売となりながらも、追加販売をしたりしておりました。
ですが、スズノブ本店の玄米箱に入っている量をもちまして、完売となります。
　
次回の販売は、新米からとなります。
　
・茨城県　ふくまる
・京都府　丹波コシヒカリ
・宮城県　つや姫
・宮崎県　高千穂ヒノヒカリ