日曜日の今季初支笏湖は、木曜日、土曜日と北広島周回コースをそれぞれ50kmずつ走って疲労を蓄積したままだったため、痙攣や肉離れを心配しながらの走行となった。しかも、スタート時間が正午ちょっと前だったので空腹を感じながら登り始めることになってしまった。
幸いにも同走者のペースでのんびりと走り始め、そのままのペースで恵庭への分岐点まで走り、これがよいウオームアップになったようで、足とエネルギーは問題なく走ることができた。
問題は「腰痛」だ。3つ目の坂を登り始めてすぐに腰に違和感を感じ始め、終盤には痛みに変わってしまった。腰は3日経った今日になってもまだ痛む。
支笏湖での走りを自分なりに分析してみると、「引き足」がうまく使えていないことがわかった。
冬の間に三本ローラーに無負荷で乗っているときは、ケイデンスを上げてスピードを維持するために、靴裏の泥をこそげ落とすようなペダリングを意識していた。スパイクMTBでの通勤時にも軽いギアを回していたので同じような引き足を使っていた。支笏湖の坂でもついつい同じようなペダリングをしてしまったのだが、勾配が厳しい坂ではなかなかスムーズに引き足を使って回すことができなかった。
通勤時に雑誌の記事を思い出して、「腿の付け根を意識して腿を上げることだけに集中し、膝から下は意識しない。」という引き足を実践してみた。すると、ぎこちない動きながら、いつもより2枚重いギアでも楽に引き足を使って回すことができることがわかった。こういうことだったのか・・・。
靴裏の泥をこそげ落とすような引き足は、ふくらはぎの小さい筋肉をより多く使うため出力が小さいが、勾配がゆるい坂では効率的にクルクル回すことができる。しかし、きつい勾配の坂では効率が悪い。かなり足にギアがかかるような勾配がきつい坂では、膝から下を無視して腿を上下することだけ意識すれば、より大きな筋肉を使うため力強い引き足を自然に使うことができ、効率よく足の筋肉の負荷を分散することができる。
この2種類の引き足をうまく使い分けることができるようになれば、もっと速く登坂できるかもしれない。
幸いにも同走者のペースでのんびりと走り始め、そのままのペースで恵庭への分岐点まで走り、これがよいウオームアップになったようで、足とエネルギーは問題なく走ることができた。
問題は「腰痛」だ。3つ目の坂を登り始めてすぐに腰に違和感を感じ始め、終盤には痛みに変わってしまった。腰は3日経った今日になってもまだ痛む。
支笏湖での走りを自分なりに分析してみると、「引き足」がうまく使えていないことがわかった。
冬の間に三本ローラーに無負荷で乗っているときは、ケイデンスを上げてスピードを維持するために、靴裏の泥をこそげ落とすようなペダリングを意識していた。スパイクMTBでの通勤時にも軽いギアを回していたので同じような引き足を使っていた。支笏湖の坂でもついつい同じようなペダリングをしてしまったのだが、勾配が厳しい坂ではなかなかスムーズに引き足を使って回すことができなかった。
通勤時に雑誌の記事を思い出して、「腿の付け根を意識して腿を上げることだけに集中し、膝から下は意識しない。」という引き足を実践してみた。すると、ぎこちない動きながら、いつもより2枚重いギアでも楽に引き足を使って回すことができることがわかった。こういうことだったのか・・・。
靴裏の泥をこそげ落とすような引き足は、ふくらはぎの小さい筋肉をより多く使うため出力が小さいが、勾配がゆるい坂では効率的にクルクル回すことができる。しかし、きつい勾配の坂では効率が悪い。かなり足にギアがかかるような勾配がきつい坂では、膝から下を無視して腿を上下することだけ意識すれば、より大きな筋肉を使うため力強い引き足を自然に使うことができ、効率よく足の筋肉の負荷を分散することができる。
この2種類の引き足をうまく使い分けることができるようになれば、もっと速く登坂できるかもしれない。