野武士のわがままひとりごと

気ままに焦らずたゆまずのんびりと趣味を楽しんでいます
(中溝喜慶/滋賀県)

大晦日に想う

2005年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム

 今年も、大晦日を迎えたが例年のごとく「今年はどんなだったかな?」と1年を振り返ってみる。何はともあれ、大病に伏すこともなく生活できたことをありがたいと感謝しながら新年を迎えられそうだ。

 26日のボランティア(パソコン教室)が終って、その後、完全に自分の自由時間となって、新年を迎える準備・大掃除をしている。大掃除とはいうもののたいしたことはしないが、“心の持ちようとなる今年に対する感謝の念と新年を迎える祈念”をこめての掃除である。現役を退いてから、加齢のせいもあってか「あと何年生きられるのか」との思いが脳裏をかすめることが多くなってきた。「今年も元気な姿で越年できる」と素直に喜んでいる自分に、ふと幼少の頃を思い出す。家族全員で手分けしながらお大掃除をしていた風景だ。生きていれば生誕112年の親父の面影が浮かんでくる。年末になると親父の後ろについて大掃除の状況をジッと見ていた私の姿があった。自転車に至るまで感謝の意を込めて丁寧に磨いていて、最後にサドルの上に、2段重ねの小さなお餅を飾っていた。暗黙のうちに受けた教育だったかも知れず単に「時代が違う」として、片付けられない何かを感じながらこういう私がせっせと大掃除のまねごとをしているのかも知れない。今夜から年始にかけて、普段出来ないパソコンのフォルダを含めて「整備」をしようと思っている。

 皆さん、良いお年をお迎え下さい!!

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