ちょっと一休み、道草人生

脳内出血で、仕事、仕事の生活から一転、
夫や友達に支えられ、色々な出会いや様々な発見があったり
これってステキ♪♪

介護保険

2009年12月21日 | 脳卒中、関連

ここ何日か、いい天気が続いている・・・・・
今朝は、ヘルパーのTさんがシーツ類を替えてくれたので、
自分で洗濯して、糊づけもして、しかも、ちゃんと干せた!

それだけで、満足!

お風呂も掃除してくれるから、
「浴槽だけで、いいよっ」と言うと、
「簡単ですから、大丈夫ですよ、お風呂の掃除は頼んでもいいんですよ」って言われた。
でも・・・掃除は決して簡単ではないよね~

溜まっちゃう新聞紙を纏めてくれたり、ゴミを出してくれたり、あっ、爪も切ってくれる。
Tさんに、何でもやってくれるのねぇ、と言うと、
「お風呂に一人で入れないようでしたら、それも介助出来るんですよ、
 アイロンをかけるものが、あったらそれも、大丈夫」って教えてくれる。
「一人で入れるし、アイロンなんか、かけなくても大丈夫よ」って答えたけど、
違い過ぎるね、
だって、家に旦那様が居たって、仕事で昼間は居ない所が多いでしょうし、
料理なんて苦手の人も居るだろうし・・・・・
同居してる人が居るだけで、それはないよね。

午後にケアマネジャーのSさんが
来月のヘルパーさんの日程調整とか、色々な相談に乗ってくれた。
今月は、いつもと違うから、分からない事だらけ・・・・・

n→「Kが居ないだけで、色々な事をしてくれるのね、ビックリしちゃう」

Sさん→「noncoさんは、今、独居の扱いだから、旦那様が帰ってくるまで、
 お手伝い出来る事が沢山あるんですよー、今迄は、身体介護だけでしたけど、
 生活援助が使えるから、やっていい範囲が増えるんです、
 旦那様が帰ってきたら、また元に戻ります・・・
 介護保険が色々変わったから、分かり難いですよね」

その後、介護保険の事を色々聞いて、有難い制度ではあるけど、
現場の事を知らないお役人が、
やっていい事、やってはダメな事を決めたり、変な線引があったようで、
現場で働くケアマネジャーさんや、ヘルパーさんなどが、大変みたいだ・・・

介護保険は、
家に誰か居ると、途端にやってくれる事が限られちゃう・・・・・

一人で大丈夫かなぁ、と心配していたけど・・・
Kがハノイに行って、もう1ヶ月が経つ・・・
ここのケアマネジャーさんやヘルパーさんなら、一人でも安心して生活出来るね。


お昼に1Fのスーパーまで買物に行ったついでに、建物の周りをグルッと歩いてきた。
お天気がいいと、お花も気持ち良さそう!!

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脳卒中リハ新技術

2009年09月22日 | 脳卒中、関連
20日の朝日新聞に載っていた記事



脳卒中リハ新技術

念じて動かす装置 活用        慶大グループ

脳と機械を結ぶブレーン・マシン・インターフェース技術を使って、
脳卒中患者の機能回復を図る新しいリハビリ方法を慶応大のグループが開発、
効果が確認された。
体を動かそうと念じると、機械がその脳波を読み取り、強制的に体を動かす。
こうした訓練で、脳からの命令が筋肉に伝わりやすくなるようにする。
慶応大大学院生の川嶋喜美子さん、牛場潤一専任講師(生命情報学)らは、
脳卒中で、運動命令を出す脳の領域から脊髄までの神経回路のどこかが傷つき、
手の指が2年以上動かせなくなった40~60代の患者4人の脳波を計測。
指を伸ばそうとした時と安静時の脳波を解析した。
さらに、指を伸ばす命令が脳から出た時に、
強制的に指を伸ばす装置で患者の指を動かすように設定。
うまく命令が出せたかどうかが、モニターの星印の動きでわかるようにした。
この訓練を4~7カ月、4人に受けてもらったところ、2人は指を伸ばせるようになった。
残る2人は伸ばすことはできなかったものの、
筋肉に神経から信号が伝わるようになった。(瀬川茂子)
  朝日新聞より転載


慢性期の患者のリハビリもできるようになったというのは、素晴らしいこと!!
今までは、一定期間が過ぎると効果が見られないということで、
打ち切られていた……これは、本当に朗報だ。

20日の新聞を、何故か昨日の夜に読んだ……この頃、ずれているなぁ~、
でも内容が気になる記事って、向うからピッピッと信号??がくるみたい
……これも、不思議ね♪
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ガイアの夜明け

2009年08月13日 | 脳卒中、関連

今週、火曜日の夜10時からTVの「ガイアの夜明け」で
“脳科学が拓く未来~産業への応用と驚異のリハビリ治療~”というのを放送した。

私は録画にして置いて、昨日……それを見た。

「脳科学が生み出したヒット商品」というので、
東海光学が販売している、遠近両用メガネレンズを取り上げていた。
このレンズは設計に、脳科学の最新技術を使ったもの、
ボケや歪みからくる微妙な不快感やストレスを脳波の測定で数値化したという。
私も遠近両用メガネを使っていたが、
かけるとストレスが溜まるので、止めた経過がある。

次の「夢のペットが脳を活性化する」では、
玩具メーカー、セガトイズが取り組んでいるオモチャ“夢ネコ”
本物そっくりの動き、そして鳴き声の電子ペット“夢ネコ”は、
声をかけたり、撫でたりしている人の脳が活性化しているという。
番組では老人ホームでの様子が紹介されていた、
みんな“夢ネコ”に接している時は嬉しそうな、幸せな表情をしている。


そして最後が「手が動いた…逆転の発想のリハビリ治療」として、
東京慈恵会医科大学のリハビリテーション科だ。
脳卒中の後遺症で手足の麻痺……
とくに慢性期に入ると回復は難しいといわれた分野で、
画期的なリハビリ治療が話題になっている。

磁気でダメージを受けていない方の脳に刺激を与えて、
左右の脳のバランスを取る……調整をすることだ。
原理は分からないけど、
頑張り過ぎている脳(ダメージを受けていない方)を
少し抑えてバランスを取るらしい。
動かない手をカバーして、動く方の手はすごーく働いている……、
頑張り過ぎ、働き過ぎの感じだ。

結果として、動かなかった指が動くようになった。 ビックリ!!

番組では、熊本に住む体育教師の奥村さんが紹介されていた。
3年前に脳出血で右半身に麻痺が残り、
手の指がほとんど動かなかったが、2週間の入院で動くようになった。

発症前には及ばないだろうけど、そこまで動くのは感動的で、
本人も「二度と右手(麻痺手)でコップを持って飲めるようになるとは……」と
涙声だった。

保険が適用されない治療だが、
今は実験中の為、病院が費用を負担してテストをしている、とか。

この方法が保険適用で誰でも治療できるようになれば、どんなにいい事だろう!!

希望が見えてきた!

電話で放送の事を知らせてくれた、筑波のMさん、ありがとう。
今は筑波の身障者の施設で働いているとか……頑張ってね!!
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作業療法って?

2009年06月23日 | 脳卒中、関連

日曜日から、絶不調!
梅雨だから、仕方がないなぁ~と思いながら、横になっていた。

雨上がりの月曜日、午前中は曇り
歩かないといけないと思い、散歩に出たけど・・・・・長くは続かない。
お題目のように、
無理しない、無理しないと、口でゴニョゴニョ言っては、早々に引き揚げる。

今日は作業療法のリハビリ日、梅雨の晴れ間・・・って感じだなぁ~

新任のヘルパー、Oさんと二人で初台リハビリテーション病院へ行った。
電車に乗る時や、降りる時に
心配そうに見ているOさんに、大丈夫よ、ってその都度言う。
痛みはあるけど、つい無理して心配掛けまいとしている・・・性格かなぁ~

今年一番の暑さって天気予報で言ってた通り、ムシムシして暑い!!

病院で、時間まで待っていると、
いつものように、面白可笑しい作業療法士Sさんだけど、
「ミシンが壊れちゃったから、当分使えないというけど、どうしましょうか?」って言う。
そんな事、私に聞くの???

私が知りたい事って、もっと別な事よ。

作業療法って、何だろう?
もっと積極的な療法は??
私が「左手を添えて、右手で何か出来ない??
何か訓練みたいの、積極的な何かが出来ないかなぁ」と言うと
「そうですねぇ、脇が硬いのでマッサージを少し念入りにしますねっ」って・・・

どうも、かみあわない!イラッとした!!
自信を持って、どうこうするって言えないの!!

あっと言う間に、終わったリハビリ!

挨拶を済ませたら、
患者仲間で車椅子のYさんがヘルパーさんと二人でリハビリ待ちをしてる。
声をかけ、しばしお喋りを楽しんだ。
ブログの文章は難しいけど、本人は楽しい人だ。

病院の色々な事をOさんに伝えて、帰りの電車に乗る。

もう、それだけで目いっぱい!

夕方、訪問マッサージのOさんが来てくれて、
痛んでいる足腰のマッサージをしてくれる。
本当に気持ちがいい・・・・・だけど、今日は疲れて目が開けていられない。


今日、介護認定の結果が区役所から届いた、現状維持の要介護2だった。
これは、喜ぶべきか、悲しむべきか・・・・・・・
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介護調査員

2009年05月22日 | 脳卒中、関連

先週・・・・・、前もって、電話があった。
区の介護調査員Yさんからで「都合のいい日時」を聞かれて、○日○時にとお願いした。
今回は何となく、不安だったので、
Kは勿論の事、ケアマネジャーのSさんにも同席してもらった。
そこに、Yさんがやってきて・・・・・Yさんは割と若い男性でした。

「あら~、お若いんですね~、もっとおじいちゃんかと思った」と、言っちゃった。
アララッ、と思ったけど、言っちゃったものは、仕方無いよね。

最初に生年月日と名前を言われて、間違いがないですか?と、聞かれた。
はい、だけど時間はいいのっ?、言えるよ、って
又も余計な事を言ってる・・・・・
Kに「コラッ」って、睨まれた。

喧嘩早い私の性格が、見え隠れしている。

介護調査員さんが悪いんじゃない事は、重々承知しているけど、
お上が決めた「今度の認定の基準」には、腹が立っている。

沢山のチェック項目が書いてある認定調査票と睨めっこしながら、次々と質問がある。
今度は、“足がどの位あがるか”とか、“手がどの位あがるか”を見る。
実際に椅子に座ったままだけど、足を上げたり、する。
髪は梳かせるか?歯は磨けるか?顔を洗えるか?等々事細かくある・・・

顔は両手が使えて、バシャバシャ洗ってタオルで拭く・・・なーんて、いうのは昔の話
片手しか使えないなら、それなりの工夫をしている。
最初はタオルのハンカチ、次がガーゼのハンカチを使って洗っていた。
今は、化粧用の使い捨てコットンを2-3枚、指に挟んで顔を洗い、
その後をティッシュペーパーで拭く、これで、さっぱりと洗える。
この、工夫が結構楽しい
でも、工夫しなかったら・・・誰かにタオルを絞って貰い、顔を拭くのかなぁ~

1時間位の質問の時間は終わり・・・
質問にちゃんと答えていない時、ケアマネジャーのSさんは助け船を出してくれた、
本当にありがとう。

今回の見直しで、要介護度は病気などの重症度ではなく、
必要とされる介護の量できまるという、
決して要介護度の仕組みそのものは変わらない、というけど・・・

実際に困っている事や不便に思っている事を聞かれて、
こうなれば、いいのになぁ~という事は、道路の事、電車の事、など、
いっぱいあるけど・・・・・でも、どうにもならない事なのよね。

この認定は、病院の担当医にお任せする訳には、いかないの??


1次判定で認定調査の結果をコンピュータで分析して、
2次判定では、1次判定の結果と認定調査の特記事項、
それに主治医意見書を審査会で総合的に判断、判定が下される。
それをもとに、市町村が要介護度の認定を行う、とある。

凄く、時間と労力をかけるのね・・・・・・もっと、他にする事があるんじゃないの??

介護度によって使える介護保険が決まる、
勿論、介護度が1より5のほうが、使える金額も多くなる。
月に利用可能な上限額が決まっていて、
私たちは、介護度が決まれば、その10%の金額で利用できる。
仕組みそのものは、とても有難い。

今、ヘルパーさんをお願いして、月に10万円位かかるとする・・・
私が実際に払うのは、1万円位で済む、とても助かっている。

例えば、要介護1の人は、165800円、2の人は194800円、3の人は267500円、
4の人は306000円、5の人は、358300円となっている。要支援1と2はもっと、低い。

ちょっと、計算をしてみた・・・・・
要介護5の人が、5から3になった場合、
(本人がちっとも良くなっていなくて、同じ介護を必要とした場合)は、
5から3の差額が自己負担になるので、64500円位になる。
毎月、35800円位で済んでいたのが、28700円位増える。
細かいけど、1年間で3446400円位、余計にかかる計算だ。

勿論、全額利用しない人もいるけど、介護度が高い人ほど、家族の御苦労も大変だと思う。

色々と考えなきゃ、いけない事が多いなぁ~、
頭が壊れちゃったなんて、言っている場合じゃないなぁ!!
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脳卒中市民シンポジウム

2009年05月16日 | 脳卒中、関連

夕刊に第12回、脳卒中市民シンポジウムと言うのが、載っていた。

毎年5月25日から31日は、脳卒中月間です、とある・・・・・
こんなシンポジウムがあるんだなぁ、と興味深く見ていたら、
その中に脳卒中予防十カ条というのがあった。

脳卒中予防十カ条
1. 手始めに 高血圧から 治しましょう
2. 糖尿病 放っておいたら 悔い残る
3. 不整脈 見つかり次第 すぐ受診
4. 予防には タバコを止める 意志を持て
5. アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒
6. 高すぎる コルステロールも 見逃すな
7. お食事の 塩分・脂肪 控えめに
8. 体力に 合った運動 続けよう
9. 万病の 引き金になる 太りすぎ
10.脳卒中 起きたらすぐに 病院へ


この中で、あえて当てはまるのを、探すと……
8番の運動はあまり、していないかなぁ、と思うくらいだ。

脳内出血になって……脳内出血なのっ、って言うと必ずといっていいほど、
「あれ、血圧が高かったの」って言われる。

中には、どれも当てはまらない人も、いるのよねぇ~!!


今日は初台リハビリテーション病院、理学療法のリハビリ日!
担当の理学療法士Yさんがお休み……代わりのOさんが、みてくれた。

リハビリ室は、外来の患者と入院患者が仲良く使っているが、
持ち時間が違う為、凄く混んでいる時と、ガラーンと空いている時がある。
今日も、ワンサカ、ワンサカと入院患者が降りて来て、
外来患者のリハビリ時間には、ベットの空きがなかった。

どうしてもベットでやる方がいい患者は、
前もって担当スタッフがベットを確保してくれる事が多い。

Oさんは、事もなげに「床でやりましょう」とマットの所に案内するので、
床ではやった事がない事を言ったら、
「大丈夫ですよ、僕がサポートしますから」って……
仕方なく、床のマットでやることになり、
椅子を横において、それに摑まって四苦八苦しながら床に座り、横になる。

マットは窓際にあるのに、何で手すりがないのかなぁ、
手すりがあれば、デイサービスの時みたく、一人でも何とか出来るんだけど……

初めての、Oさんは私がスムーズに出来ないので、ビックリしていたけど、
まだまだ、出来ない事がいっぱいある。

少しづつ、出来るようには、なるけどね!
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介護認定

2009年04月24日 | 脳卒中、関連

平成21年4月、介護報酬改正に伴う重要事項説明書を
ケアマネジャーのSさんが持ってみえた。
基本料金や加算料金が書いてあるけど、
色々と説明を聞いているうちに、お役所のする事に腹が立ってきた。
介護認定の基準が厳しくなった・・・話には聞いていたけど、あんまりだね。

認定の判断の例として、
食事の支度が出来るか?の問いは、
冷凍食品の封を切り、レンジでチンが出来れば、答えは「出来る」となる。
髪が梳かせるか?の問いに、
ハゲのオジチャンなら、梳かす必要がないから、答えは「出来る」となる。

バカバカしい・・・真剣に介護について、考えてるとは思えない。

Sさんは、仕事も見直しでチェックする事が増えてるらしく、
ストレスがたまっているだろう事は、傍からも分かる、
先月より、だいぶ痩せたみたいだし・・・・・・・

私の場合、今は「要介護2」だけど、
「要介護1」か「要支援2」になる可能性が大だという。
要支援になると、ヘルパーさんにケアして貰う時間が大幅に減る。
デイサービスだって、利用するのに色々基準がある。
本当に少しづつではあるけれど、良くなっているのが、逆戻りだ。

昨日はSさんの後、
ヘルパーのTさんと魚栄さんに買物に行く道すがら、介護の話をして歩く。

世間で介護の事が話題になっている時に、清水由貴子さんのニュースがあった。
高齢者や障害者に対する、この国の福祉は本当に貧困過ぎる・・・
日本の制度は遅れているね、そうなる前に手を差し伸べるべきじゃないの??

お母さんのデイサービスに行く日が週2回から1回になった、とある。
介護の認定では、誰もが辛く悲しい思いをしている・・・・・

最後まで、迷ったんでしょうね、でも一人でいった・・・やりきれないね。

「ご迷惑をかけてすみません。消防に連絡をお願いします」と言う遺書は悲し過ぎる。
迷惑をかけない・・・これは、何だろう・・・日本人独特のものか??

人様に迷惑だけは、かけないように・・・・・
私も小さい頃より、言われて育ったような気がする。

「介護って何かなぁ」から「命の重みって」「何故、一人で背負うの」
「迷惑をかける」って・・・・・亡くなった清水さんの事を考えた。

清水由貴子さんのご冥福を祈ります。
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NHK闘うリハビリ 第2弾

2009年02月09日 | 脳卒中、関連
昨日、夜9時から「NHK闘うリハビリ 第2弾」を見た。

長嶋さんが初台リハビリテーション病院で理学療法を受けている所から番組は始まる。
「リハビリは裏切らない」という彼の言葉は何とも心強い・・・
長嶋さんは、いつも大きな声でリハビリをおこなっていて、
その声に、周りの患者やその家族が励まされている。

番組では、前回放送後に寄せられた視聴者からの手紙を元に取材されたもの・・・
藤田太寅キャスター(元NHK解説委員で自らも2008年に脳出血に倒れて以降、
リハビリを続けている)が現場へと出向いたもの。
『もうこれ以上やってもよくなりませんよ、とリハビリを打ち切られ、絶望している』とか
『いったんリハビリを中断したら身体の状態が極端に悪化してしまった』などの
手紙が番組に寄せられた。
退院後、リハビリを続けたいと願いながら、
制度や介護施設が見つからないなどの事情で、リハビリを続けられていない人々がいる。
人々の声から浮かびあがってきたのは、彼らが直面している現実の厳しさ。

人ごとではないと思い、最後まで目が離せなかった。

私の場合、退院して直に2年になる・・・・・
外来の回数は最初と比べると確かに減っているけど、まだリハビリを続けられるのは、
幸運なだけかもしれない・・・・・でも、「リハビリが打ち切られたよ」とか、
「リハビリがまた減らされちゃったよ」という話は、外来の患者仲間で良く聞く。

番組の中で、脳出血・左半身麻痺のプロのカメラマンが出ていた。
彼は、またカメラを始めた・・・写す対象を変えて・・・・・
不自由な左手を、三脚などを右手で開いたりする時に手伝わせている、
ちょっと押えたりするだけでも、いい。

「身体が完全に元に戻らなくても、立ち直ることは可能だ」と・・・・・
病気を克服した人の言葉は、勇気を与えてくれる。

体が不自由でも、自分で出来ることを見つけ、生き甲斐を持つ!

その時、別な番組(ミューズの晩餐)で見た、舘野泉さんの事が重なった。

“左手の国際的なピアニスト”の舘野泉さん・・・
脳出血で、7年経ったけど、右はやっぱり、動かない・・・
これは、元に戻るとは思ってない・・・・・
段々回復して少しづつ動くようになったけど、
でも右手も動かなければ、動かなくてもいいと思った、と超然として話をする。
人柄もあるんだろうけど、とてもカッコ良かった!

カメラを構えている彼も同じような事を話している。

難しいけど、出来ない事よりも、出来ることを!!
これだ!と、思った。
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脳梗塞は夏が危ない!

2008年07月15日 | 脳卒中、関連

昨夜、テレビで“主治医の診療所”を見た、
  タイトルは「脳梗塞は夏が危ない」

先生は、旭川赤十字病院・第一脳神経外科部長の上山博康先生

脳梗塞とは?
動脈硬化などの原因で脳の血管が細くなり詰まり、脳細胞が死滅する病、
手足の麻痺、言語障害などを起こし、最悪の場合命を失う病気。

そして・・・脳梗塞の特徴
 (1) 脳細胞が壊死
  脳梗塞になると、詰まった血管の先の脳細胞が虚血状態になりやがて壊死する。
  早ければ3分で脳の機能を失ってしまう。
 (2) 患者数は40代以降に多くなる
 (3) 2分20秒に1人が発症 
  年間では約22万人が発症している。
 (4) 夏に脳梗塞の危険性が増す
  季節別では夏の時期(6~8月)に最もは発症数が多い。
  原因は「脱水」(運動時の汗、寝汗など)。

※脱水状態になると、血液中の水分が減り血液の流れが悪くなる
    =血管が詰まり易い環境になる
※多量の飲酒による利尿作用も脱水を引き起こすので注意。


実際の脳梗塞患者の体験談より
喋りたい事が喋れない・頭にある言葉が出てこない・
立とうとしても起き上がれない・力の加減が上手くできない・
文字が上手く書けない・突然意識がなくなった・方向感覚がなくなった 
※普段当たり前にしている動作が出来なくなることが多いようだ。

キーワード『下に“ない”がつく』
動かない ・ 話せない ・ 聞こえない ・ 見えない ・ 感覚がない ・ 意識がない
これらの前兆を見逃さずに、すぐ脳神経の病院へ行くこと。

◎発症以前に“身体に感じた異変”を前兆を見逃すな!!
◎脳梗塞で倒れたら3時間以内が生死の分かれ目!!
当たり前の事だけど、早ければ、早い程、治るのも早いし、後遺症も少ないみたい・・・


番組を見ていて感じたのは、私の場合、1ツも当てはまらないなぁ~、ってこと。

脳溢血は、みんな同じではない!
脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血・・・これが、脳溢血の中に入るけど、全部違うってこと!!
私は、脳出血だから、気をつけるべき前兆が無かったけど・・・再発だけは防ぎたい・・・・・



患者さんは、どんな症状になっても諦めないこと!!

リハビリも奇跡的に回復する人が沢山いること!!

どんな状況になっても絶対に諦めないこと、これを力説していた。




昨日の午後、友達のS.Hさんがきていて、人間ドックにいった話をしていた。
その時の先生が、コレステロールも基準値より多いらしく、
体重も4-5キロ落としなさい、と言われたらしい・・・
血管がドロドロになったら、どうしょうって言ってたけど、やっぱり怖い!!
脳梗塞や心筋梗塞・・・・・やっぱり、少し痩せなきゃダメだよ。
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四国300キロの旅

2008年06月05日 | 脳卒中、関連

昨夜、教育テレビで、『半身マヒの体で挑む四国300キロの旅』を見た

世田谷区に住む「高橋良三さん」は左半身に重い障害がある
二度も脳内出血に襲われ、喋る事も歩く事も不自由だ

彼が、四国を歩く・・・これを知ったディレクターが1ヶ月間、同行取材した番組

どうして歩くの??という問いに、彼は「歩く事しか出来ないから」って・・・

道の縁を、車道との境ギリギリを歩いてる・・・
ディレクターに聞かれて、『ここが一番平らだから』、と答える


  健常者の時は何でもない事だったけど・・・・・
  身障者にとって、道のデコボコが怖い、歩き難い・・・身をもって知った事だった。


最初の日は6キロ歩いた・・・・・これが限界と、呟き・・・疲労困憊の様子
膝までの補助具が擦れて痛いという

次の日も、次の日も、ひたすら歩く
番組の最後で、10キロ・・・・・これは、すごい事だ、っと思った


テレビに向かって、やったネ!と思わず、言っていた。


再放送があるので、見逃した方、是非見て下さい、感動しますよ!!!


  NHK 教育テレビ
  6月11日・午後、1時20分~1時50分 (再放送)
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