飲んでもブログ

飲んでいる時に付けたタイトルで間違いではありません。
趣味は山登りやハイキングとDVD映画の収集です。

山行:陣馬山

2014年11月09日 | Weblog
 11月8日(土)は、久々に昔の仕事仲間6人で陣馬山に行って来ました。陣馬山は関東の富士見百景や神奈川の景勝50に選ばれている有名な山で、素晴らしい富士山や紅葉が眺められそうなので楽しみです。
 尚、歩程は次の通りです(3時間50分)。
 JR藤野駅-(バス)-和田峠バス停-1:30-陣馬山-0:40-明王峠-0:20-矢ノ音-1:20-JR相模湖駅

<JR藤野駅>

 集合場所はJR藤野駅です。初めて降りる駅なので駅周辺がどんなところなのか気になって少し早めに着くようにしました。
 駅の出入口の階段の左側にタクシー乗り場、右側にバス乗り場があるだけで辺りには特に目立った建物はありませんでしたが、お寿司屋さんがあったのには驚きました。

<和田峠バス停・県立陣馬自然公園センター>

 JR藤野駅から15分位で「和田峠バス停」に着くと、目の前が「陣馬自然公園センター」になっていました。「陣馬自然公園センター」の前にあった案内図で現在地を確認します。
 尚、「陣馬山」は神奈川県立陣馬相模湖自然公園だけでなく東京都立高尾陣場自然公園にも指定されています。


 他の人が山登りの準備をしている間、「陣馬自然公園センター」から目の前に見えた紅葉を撮ってみました。

<陣馬山登山口から陣馬山へ>

 「陣馬自然公園センター」から道なりに5分位歩くと「陣馬山登山口」がありました。
 登山道に入ると直ぐ急な登り道になりますが、未だ登り始めなので結構しんどかったです。


 登山道の脇にお墓があって、『ここまでお墓参りに来るのは大変だ!』と皆でブツブツ言いながら急な道を登ります。
 一息入れるついでに背後に見えた紅葉を撮ってみました。
 



 ご覧のような登山道をひたすら登りますが、登山道の脇は杉林なので見晴は良くありません。


 「陣馬山登山口」から45分位登ると、和田尾根コース(?)と合流する道標<陣馬山 1.5km>がありました。


 ここからはご覧のような杉林の登山道を登ります。


 薄暗い杉林の登山道を抜けると辺りは明るくなり少しホッとします。


 「陣馬山登山口」から1時間15分位で道標<陣馬山0.7km>に着きました。
 ここは和田峠コース(?)との合流地点になっていて、後15分位で「陣馬山」に着きます。




 少し余裕も出て来たので真っ赤になった紅葉をアップで撮ってみました。




 素晴らしい紅葉を眺めながら更に登山道を進みます。


 暫く歩くと、登山道はご覧のような「木枠の登山道」になっていてかなりの急勾配です。
 登山道の脇には『植生保護のため登山道以外は通行禁止』の看板が出ていました。


 急勾配の「木枠の登山道」なので結構しんどかったです。途中、一息入れるついでに振り返って「木枠の登山道」を撮ってみました。
 最後の「木枠の登山道」を登り切ると陣馬山に着きそうです。




 「木枠の登山道」を登り切る手前の右側に素晴らしい紅葉があったのでアップで撮ってみました。


 又、左側にはススキが咲いていて紅葉とのコラボレーションが素晴らしかったので撮ってみました。
 結局、「木枠の登山道」を登り切るまでに10分近くもかかってしまいました。

<陣馬山(標高855m)>

 「陣馬山登山口」から1時間30分位で「陣馬山」の頂上に着きましたが、高原と云う感じですね!
 「陣馬山」の名前の由来は、『戦国時代に北条氏と武田氏が対陣したことから、陣張山(じんばりやま)と言われたものが、後に陣馬山(陣場)と呼ばれるようになった』みたいです。
 又、白馬の像は、1960年代後半に京王電鉄が観光地として売り出すために建てたものらしいです。




 早速、白馬の像をいろんな角度から撮ってみました。


 「陣馬山」には3件の茶屋があったのですが、富士山が眺めが一番良さそうな昭和6年創業の「富士見茶屋」に入って昼食を取ることにしました。
 しかし、残念ながらご覧のように曇っていて富士山の稜線も見ることは出来ませんでした。




 山並みを撮っていたら素晴らしい紅葉が見えたのでアップで撮ってみました。


 北側の眼下に広がっている広場を撮ってみました。正面に見えるのが別の茶屋の「信玄茶屋」です。
 尚、「信玄茶屋」の右に見える建物が「陣馬山」のトイレですが、陣馬山頂上からは大分遠い所にあります。
 



 「信玄茶屋」の後ろに素晴らしい紅葉が見えたのでトイレに行った帰りにアップで撮ってみました。


 昼食を食べてから白馬の像の近くに行ってみると、『陣馬山から良く晴れて日に見える主な山々』の案内が出ていました。
 晴れていれば南側に富士山以外に丹沢山や大山も見えるみたいです。


 傍に「陣馬山の碑」があったので記念に撮っておきました。
 

 昼食を食べてから「明王峠・相模湖」方面に向かうことにしました。
 

 「陣馬山」の斜面にご覧のような紅葉があったので撮ってみました。
 
<陣馬山から明王峠へ>

 登山道を暫く下ると道標<明王峠1.8km>がありました。


 ここからは杉の根がむき出しの登山道なのでつまづかないように注意しながら下ります。


 暫く歩くと、紅葉が始まりかけた葉っぱを見つけたのでアップで撮ってみました。


 登山道の脇に「萩」を新たに植生するのか比較的新しい看板が建っていました。次に「陣馬山」に来た時には大きく育っていることでしょうね!?
 ⇒ 萩の英語名が”Bush clover”と云うのは初めて知りました。

<明王峠(標高738.9m)>

 「陣馬山」からは50分以上もかかって「明王峠」に着きました。途中、足がつってしまった人がいて休んだので仕方ありませんね!


 小さな「明王峠」の碑の隣に道標<至 相模湖 武田 姫街道>がありました。
 姫街道とは色ぽい名前の付いた街道ですが、何故この名前が付けられたのかは定かではありません。
 「明王峠」にはトイレもあったので、取り敢えずここで小休止することにしました。




 素晴らしい紅葉と野菊(?)があったのでアップで撮ってみました。


 小休止してから案内図で現在地と相模湖に向かう「矢ノ倉」を確認します。

<明王峠から矢ノ倉へ>

 「明王峠」からは姫街道を下って相模湖へ向かいます。


 姫街道を10分位下ると、大きな瘤を付けた桜があったので撮ってみましたが、どうして出来たのでしょうね!?


 また、桜の木を支えている杉の木もありました。


 「明王峠」から姫街道を20分位下ると「石投げ地蔵嬢ケ塚」がありました。
 解説板には、『戦国時代、甲斐・武田一族の姫君が常陸・佐竹家に嫁ぎ娘を儲けるが、その後、離縁となり娘を常陸に残したまま甲斐に戻されてしまう。残された娘はやがて美しい姫となり、次第に見知らぬ実母に遭いたくなり、従士3人乳母の5人で甲斐に旅立つことになった。戦国乱世の時代、旅は決して楽なものではなく、敵方の難を逃れるため間道や峠道を通らなければならず、時には木の実を食べたり沢の水を飲んだりする不眠不休の旅であった。』(概要)と書いてあるだけで、「石投げ地蔵嬢ケ塚」の由来等は記述されていませんでした。
 ⇒ ここで、姫街道のことは何となく判ったのですが、お姫様はその後どうなったのでしょうね!?
 ⇒ 多分、塚があるので旅の途中で亡くなった感じがしますが・・・
 取り敢えず、近くにあった小石を投げて「石投げ地蔵嬢ケ塚」を後にしました。

<大平小屋>

 「明王峠」から姫街道を1時間位下ると手書き道標の先にご覧のような小屋がありました。
 

 小屋に行ってみると、道標<与瀬神社 明王峠>があって「大平小屋」となっていました。
 どうやら「矢ノ倉」は通り過ぎてしまったようです。


 「大平小屋」で小休止してから先程の手書き道標に従って相模湖駅に向かうことにしました。

<大平小屋から相模湖駅>



 ここからはご覧のような杉林の登山道を下りますが、猪や熊を見たと云う注意書きがありました。


 「大平小屋」から登山道を30分位下ると、川の音が僅かに聞こえる小さな渓流を見つけました。
 渓流沿いの登山道を暫く下ると、網の手前の渓流の中にロープで固定された水文観測装置の器具があったので撮ってみました。
 ⇒ 水文観測装置は、河川の降水量、水位、流量、水質等を定点観測するものです。


 「大平小屋」から登山道を1時間位下ると相模湖を半周する国道20号線に出ました。尚、上に見えるのは中央自動車道です。
 ここまで来ればJR相模湖駅まではもう直ぐです。
 中央自動車道沿いにJR相模湖駅に向かって歩いていると、左側に「与瀬神社」の階段があったのでお参りすることにしました。
 この階段はかなり急だったので歩き疲れた人は階段下で休んでいて貰うことにしました。

<与瀬神社(よせじんじゃ)>

 実は、この階段は中央自動車道を跨ぐ歩道橋の階段で、急な階段を上り切ると先はご覧のようになっていました。
 左は「与瀬神社鳥居」、右は「慈眼寺山門」で、神社と寺がお隣さん同志とは珍しい組み合せですね!
 

 「与瀬神社」の大鳥居をくぐると参道はまた急な階段になっていました。


 階段の上は山門になっていて仁王様でなく左大臣と右大臣が座っていました。




 失礼して左大臣と右大臣をアップで撮らせて頂きましたが、弓や矢を持っていたような気がしたのですが・・・


 山門の先には手水舎があったので取り敢えず身を清めました。手水舎の左にまた階段がありました。


 階段の下に立つと、ご覧のように本殿がわずかしか見えないこれまで以上に急な50段の階段が聳えていました。
 ここで戻ってはご利益も半減してしまうので登るしかありません。
 



 本殿で、ここまで無事に辿り着けたお礼を兼ねてお参りをしました。


 本殿の右手に絵馬が奉納されている由緒ありそうな絵馬殿があったので撮ってみました。


 絵馬殿の左手に、ご覧のような大釜が置いてありましたが由来などは判りませんでした。


 境内を散策してから手水舎のあるところに戻りますが、帰りは急な階段で降りるのは危ないのでなだらかな坂道を下ることにしました。
 本殿に行く時は気が付かなかったのですが、手水舎のある場所からはご覧のように相模湖が一望できました。
 

 左に昨年11月に「相模湖紅葉狩り」で麓を散策した嵐山が見えたのでアップで撮ってみましたが、紅葉はもう少し先ですね!

<慈眼寺(じげんじ)>

 「与瀬神社」の大鳥居を越えるとお隣さんの「慈眼寺」に行けました。取り敢えず梵鐘を撮って境内に入ってみました。


 本堂でお参りをしましたが、左にある回向柱(?)は梵字なので何と書いてあるのか判りませんでした。


 「慈眼寺」を後に、再び中央自動車道の歩道橋を渡ってJR相模湖駅に向かいました。
 「与瀬神社」は簡単に参拝出来ると思ったのですが30分近くもかかってしまいました。


 「和田峠バス停」のある「陣馬自然公園センター」を9時半に出発して、JR相模湖駅に着いたのが16時過ぎになっていたので結構時間がかかってしまいました。

 いつもの通り、帰りは八王子駅で途中下車して行きつけの居酒屋で反省会を遣って解散となりました。

 今回の「山行:陣馬山」は、生憎の曇りで富士山は拝めなかったのですが紅葉も堪能できてそれなりに満足しています。尚、写真が全体的にうす暗いのは曇り空の所為です(念のため)。
 又、あちこち歩いた関係で万歩計は30,000歩を越えていました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 町田/原町田七福神巡り | トップ | 丹沢湖/紅葉狩り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事