花の名前を書くの忘れていました。
春の七草のセリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ
の、ナズナです。別名≪ぺんぺん草≫ 実が三味線のバチに似てるから、とか、
バチというより に見えます。
今朝は激しい編み風で、姑(ハハ) ンチから帰ったソラジのズボンは、ずぶ濡れ。
姑(ハハ) は、まだ布団の中だったそうです。
台所の椅子は全てバリケードになって、姑(ハハ) の座る椅子も無い状態で
バリケードから一つ戻そうとすると、 「そのままに、しといてくらんし 」
朝食の準備だけして帰ってきたそうです。
「今日は行かない」の電話が入りました。
何時もの時間より早めに、行ってみました。
着替えています。コートも出してきています。
でも、行かないそうです。
そんなやり取りですっかり遅くなりましたが、園に電話しました。
もう、お迎えが向かってるとの事、
家に居る日のほうが、気持ちが不安定な気がします。
昨日の休みにも、義妹に串本に連れてってと、再々の電話だったそうです。
「何しに行きたかったの?」
「知らん。」
たぶん、迎えに来た義妹は車で一回りしてきたのでしょう。
昨日、片付けられなかったバリケードは補強されていました。
結局、お迎えの人の顔をみたら、行く気になったらしく急いで着替えて、
いってらっしゃーい。
バリケードの解体も馴れたものです。
不安だから、鍵だけじゃ安心できないからと、玄関や勝手口にシンバリ棒を当て、
表の縁側はバリケード、
でも、裏はそのままです。トイレの窓は開けっ放しです。
そして、全て鍵のかかった状態の姑(ハハ) ンチに、ソラジが入ってきても、
不思議には感じていないようなのです。
姑(ハハ) の理屈は、理解しがたいものがあります。
でも、姑(ハハ) にとっては筋の通った事情なのでしょう。
お昼過ぎ、風が和らいで雨も小さくなってきました。
お湿り2日目で、音を上げています。 昨夜読み終えた本の解説に、
深い味わいを持つ小説を読むと、余韻に浸りたくなる。
もし本文と続けてこの『解説』の文章を読んでいたら、ぜひ一度本を閉じ、
と書かれていた。仰せの通り、本を閉じ、この小説の余韻に浸りながら、休みました。