遊 悠 素 敵

なんて事ない日々を、野の花や野菜の花とともに綴っています。

枯れない水

2012-02-05 12:00:00 | 📓日記

人の事を[おしゃべり]なんて言えないのですが、
[立て板に水]って言いますが、
そんな姑(ハハ) の話です。

  1. 伯母が救急車で運ばれ、姑(ハハ) と駆けつけたときのことです。 
    容態も治まって、安心した従姉妹が私たちに後を頼んでいったん家へ
    問診に来られた看護師さんの質問に、姑(ハハ) が全て答えてしまうのです。
    叔母は、普通に話せる状態でした。たまりかねて、
    「ご本人からお聞きしたいのです。」と、言われても、やっぱり姑(ハハ) が答えます。
    姑(ハハ) を病室から連れ出しました。
     
  2. 姑(ハハ) の話に相槌は入らないようです。舅(チチ)もソラジも義弟もまったく無視。
    でも話は止まりません。義妹もでした。「返事できないのよ」って、言ってました。
    そんな間合いは無いようです。

  3. ディサービスを受けるときに、問診があります。姑(ハハ) の状況を見てもらうためですから、
    姑(ハハ) が話すのに、何の問題もありません。でも、止まらないのです。
    施設やサービスの内容の説明を受けてるときも、話が出来ない位
    姑(ハハ) を無視して説明を受けていたのですが、たまりかねて義妹が、
    「今、大事な話しをしてるから、少し黙っていて、」 優しく諭しましたが、、、
    沈黙は長くは続きませんでした。


先日、ディサービスから帰って
「顔にクリーム付けといたらってゆうんやけど」
「ほっといたら、あかんて、、、、」
何のことでしょう?
確かに赤くなっていましたが、傷のようではなく、
本人は痛くは無いと言います。しばらく様子を見ることにしました。


母子草or父子草でしょうか?

2日お休みが続いて、ディサービスから帰ってきたときのことです。
送って下さった職員の方が、
「頬の傷のことですが、」と切り出されました。
「わたしゃ、自分で転んだんやよ」  何時
「どうも無いよ。」などの言葉が次々、
姑(ハハ) からは、園でも聞いたのでしょう。 それでも要領を得ないので家族に聞いているのです。
こちらにも心当たりはなく、転んだという話は聞き初めです。
姑(ハハ) からの話は要領を得ず、、、こちらも園の話を聞きたいところですが、
姑(ハハ) が聞かせてくれません。
「おばあちゃん、寒いから先に入ってましょうか?」
「そうやの。」と、言いつつ、、、流れる言葉は止まらず、、、、
大したこと無いようですから、、、という事で、終わりました。
 
大きな声で、途切れなく話す、、、元気なのでしょう。喜ばしいことですが、
もう少しボリュームを下げていただきたい。
今朝も、元気でご挨拶をする姑(ハハ) の後ろで、無言で、お見送りいたしました。 

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