遊 悠 素 敵

なんて事ない日々を、野の花や野菜の花とともに綴っています。

体験入所のお友達2(糸水仙)

2018-03-24 12:55:00 | 母の老い

帰ってきたら、一斉に咲き出してた感じの庭の花たち、
正式名称は知らないのですが、糸水仙と呼んでいます。細い葉と強い香り黄色の元気な花です。



母の施設で見聞きした事、考えさせられたり、感動したりを記録しておきます。
当然ですが、いろんな方がいらっしゃいます。加齢により、アチコチ不自由も出てきます。
目・耳・手足。
ホールにある大きなテレビは字幕が出るように設定してありました。
これは良いと、母の部屋のテレビも字幕が出るように設定しました。
でも、大きなお世話だったようです。 文字が邪魔だそうです。
大音量に設定されたテレビがある部屋で過ごすのは、私は、かなり苦痛ですが、、母の部屋なのです。

耳の遠いのは母だけではありませんが、とっても遠くって耳の傍で話しても聞こえないって方がいらっしゃいました。
勝気な性格の方で、新聞に目を通し、「ボケないようにしなければ、」と、ゲームをして
お洒落さんでもあります。いつも綺麗にされてるし、
「あんたも、しっかり やりまっし、」と、訓告を受けました。
でも、悲しいことに耳が遠いので人の話が聞こえません。周りの様子がわからなこともあるようです。
時に邪推してしまい、腹を立てていました。
悪口なんか言っていない。後回しにしたわけじゃない。の説明も聞こえません。 

母も何度も聞き返すことに遠慮して、面倒がって、、解らないまま済ますことがあります。
私は母だけを見ていられたので、納得してないことを察して、じっくり説明しますが、
忙しい時には気が付かないで済ませてしまうでしょう。
お仲間は、なおさらでしょう、、納得いくように何度でも聞いてって言うのですが、

でもまぁ~~、そんなに重要な話も無いので、 適当に仲良くしててくれることを願います。



耳が遠い人に認知症のリスクが大きいと聞いたことがあります。
姑も酷い難聴で、、それも認知症の進行を進めたのか?とも思っていました。
自分の解釈で判断することが多く、人との会話を避けるようになっていったのかも、、
確かに、人との関りに制限ができ、自分の中に閉じこもってしまいがちですよね。

補聴器は、評判が良くないですよね。とても耐えられない音だそうです。
でも、耐えられない音はどれか?探して一つづつ取り除く作業をして行くと快適な物になるそうです。

母はその作業に耐えられないと言います。
説得はしました。後は母が選択すべきことです。

私はトライしてみようと、、、、今は思っています。


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