遊 悠 素 敵

なんて事ない日々を、野の花や野菜の花とともに綴っています。

一喜一憂

2018-03-19 11:00:00 | 母の老い

帰りは、北鉄バスでJR羽咋駅から串本駅へ。羽咋駅ホームに飾られていた砂像

鳥取砂丘ほど大きくはないけど、羽咋の海岸も千里浜と言う広い海岸で、同じような細かい砂です。
花嫁のれん列車の出発地の ゆるキャラ百万さん、UHOの町 羽咋らしく宇宙人?
も描かれています。




ご機嫌でディサービスから帰ってきた母は、私が買ってきた服に大喜びし
衣装持ちになった。を連発し、明日はどれを着よう〜と、はしゃいでいました。

長逗留のかいがあった、明日は予備日、やり残したことは無いか確認して帰り支度をしましょう。
と、眠りから覚めると一変して様子が変。

昨日のことは何だったのか?

焦る~、戸惑う~、


なんて言ってられない。よーく聞いていると、
「とっしょり(年寄)らしく、よろこんどったら(喜んでたら)良いがかいね。」

どういうことなんだろう??

母の今後の生活として考えられるのは、今の生活(施設での生活)を維持すること、
私か弟と一緒に暮らすこと(これは移動の事を考えると難しい)は、どちらも嫌だそうです。

「だったら、このまま落ち込んでいたら、、、動けなくなっちゃうよ、」
厳しい言い方ですが、気力を出してもらわねばなりません。
「そうやね、明日からアンタも居らんのやもんね。」

生きて行くなら、クヨクヨしても始まらない。
楽しい事を見つけて楽しく過ごそう〜と、なり

午前と午後の体操とおやつの時間も「座ってしてくるわ」
と、とても体操とは言えない動きですが、 、、、頑張っておりました。

いよいよ私が帰る日、出張床屋さんが来てくれるそうです。
朝食を終え部屋に戻ってると、なんだか賑やか、
(予約した人を)順番に呼んでくれるのですが、ホールに出て待機中のようです。
母も入院以来 伸び放題の髪を切って顔剃りもしてもらうと
春近し、ディサービスでお風呂も入ったし、綺麗になって頑張ってね。
と、言う私に「ディサービスは楽しかってん。」
何をしてきたの?「小さなパンとコーヒー飲んで」
歌も歌ったの?「一人でないよ。皆と一緒やったさかい私も うとた(歌った)よ。」

そうこうしてると、体操の時間。「行ってくるね。」あら?いつもはもう帰るのだからと傍に居たがるのに??
帰る準備は済ませたのですが、私は部屋に残ることにしました。


でも迎えのタクシーが来たら、玄関まで見送りに出てくれました。
外まで出て、、帰り毛躓かないかしら、、こちらが心配になります。

 

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