里山を歩き、ずいぶん急ぎ足だけれど、まだまだ頑張ってくれている春を堪能してきました。
谷にかかる橋の欄干のすぐ脇に咲くフジ、だからこそのアングルで盛期のフジを堪能させていただきました。
谷筋は、吹きだしたばかりの萌える若葉、谷筋の向こうには霞の中に浮かぶ日本海、上流部にはくっきりした山容、その景観の目の前はフジ。
車を停めた目の前に、収穫して売られるような大きなものではないけれど、輝くようなルビー色したサクランボ~~!!
赤く実ったものを口に含むとちょっと甘酸っぱいけれど、あの深い甘みが口の中に広がりました。
こんな贅沢に出会えるなんて。
この季節、中国縦貫道を走っていて一番嬉しいのは、何とも優しいピンク色の山ツツジ。
庭に一株ある山ツツジはほぼ終わっているので、何とも優しい満開のピンク色に出会えるなんて!
野山は、懐深く自然を傷めつける“ヒト”を優しく迎え入れてくれます。
こんな時だから猶更、自然の中にいると教えられることがたくさんあるのかも。