生まれて初めて村上春樹を読んでいます。
彼の翻訳本は読んだことがあるし、機会があったら読まなきゃと、その時のために文庫本を何冊か持っているのですが、今まで開いたことがなかった(^^;;
本当、初めてですが棚に並んでいた彼の本が気になり、先ず買い込む一冊に。
で早速、時間があると開いて読み進んでいます。
読み終えたのは100頁余り、やっと全体の1/6ですが、流石村上春樹ではないかと思います。
あっ、小説を読むのは本当に久しぶり、宮仕えを終えて時間に余裕ができたら続きを読もうと4巻で封印した「ローマ人の物語」以来、15年以上経つのかな?
小説を読み始める時には、先ず続きから読もうと決めていた「ローマ人の物語」も開かずに、いきなり村上春樹。
でも、やはり、村上春樹、ノーベル賞候補と言われ続けるだけの作品のように感じます。
17歳の少年と16歳の少女が知り合い、交際が始まり、そこから意外な展開。
着想と言い、舞台設定と言い、物語の進め方と言い、読まさずにはおかないその力、きっと本に呼ばれて買い求めたんだろうなあ。
本の文化は守り伝えられる?
それはそうと、昨日は久しぶりに“本の学校”で本達との出会いや交流を楽しみましたが、お店のあまりの変わりように複雑な思いに。
ネット書店全盛の時代だから?コミックの充実、ビジュアル重視のように映る本棚の構成や並べられている本達。
真っ先に見に行っていた棚はどこにもない!!??
本と本を取り巻く文化は守り伝えられていくのだろうか?
そんなことを思いながら、ちょっぴり寂しい思いで店内を一周しました。