見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

出雲に深いご縁の“巳”の年

2025-01-01 17:28:32 | ご挨拶

新年あけましておめでとうございます


新しい年にふさわしい穏やかでキラキラな年明けですね。
素晴らしい年になりそうな予感で一杯!!(*^▽^*)

そして、“巳”の年、出雲にとてもご縁がありますよね。

さっき読み終えた本「三輪山の古代史」、最初にヒミコにも比定する向きもあるヤマトトトヒモモソヒメの神婚譚から始まりますが、その神婚の相手は小さな美しい蛇。
三輪山には出雲屋敷という名前もあるくらい、出雲とは深いご縁のある地。
そして、この美しい小さな蛇は大物主、事代主のことなんですね。

事代主、言わずと知れた古代出雲の長、妃は摂津の三島溝喰耳の娘・活玉依姫で、輿入れに付き従って来たのが三島族なんだとか。
まあ、侍従と言ってもいいのかな?その一族が大庭の地を中心に住み着いた。
そして、ある事件があり、古代出雲の多くの人たちが三島族の助力を得てヤマトの地を開拓し、そのマツリゴトの中心が三輪山だった。

我が国は太古から蛇を崇敬してきていますが、出雲にはヤマタノオロチ伝説があり、櫛稲田姫は龍蛇神祭祀の巫女だったとの考察もあります。
また、藁蛇に象徴されるように、長い歴史と広がりがあります。


出雲の古代史に惹かれて資料を渉猟していますが、知れば知るほど出雲への誇りを実感し、出雲が培ってきた精神を敷衍したいものと思っています。
蛇神信仰は脇に置き、巳に深いご縁のある出雲、胸を張って出雲の時代を楽しみたいと思います。

コメント
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