お天気は完璧とは言えませんでしたが、古典日本髪と往時の服装で着飾った女性たちが、出雲阿国の地、出雲大社周辺で華やぎました。
一昨日、“古典日本髪で街歩き@大社神門通り“をさまざまなドラマが生まれる中で華やかに開催できました。
モデルさんは全員一般の女性、遠くは関東や関西からも来てくださった16名。
髪を結った結髪師は京都、大阪から駆けつけてくださった先生を含めて7人。
4回目となる今回、地元の結髪師の腕前も着実に上がり、古典日本髪の伝統文化がこの地にも少しづつ根付いているように感じます。
あこがれの花嫁衣装に身を包んだ自分の夢を見た女性は、2年越しに見事に引き寄せ、黒無垢の花嫁衣裳に身を包み、終始満面の笑み。
13参りで桃割れを結った今年小学校を卒業する娘さん、皆さんから「可愛い!!」と歓声が上がり、ニュースでもなめるように撮られた映像が流れていました。
また、司会を務めてくれたのは今年中学校を卒業する娘さん、堂々たる司会には舌を巻きましたが、本人は「1ミリもあがらなかった!」と、行く末が楽しみです。
さまざまなドラマが生まれ、皆さんの目を楽しませてくれるこのイベント、さて、次はどこで、いつやることになるのでしょう。
オープニングが終わって、感激の涙を流しながら近寄ってくれた女性、関西の方だったと思いますが、次は是非自分もモデルにと、結髪師の中山さんに尽くせぬ思いの一端をお話して下さったとか。
まだ落ち着いて、とはいきませんが、食事を終えて窓の外を見ると、大半の花びらが茶色に変わった向こうに、真っ白のコブシが満開。
ちょうど間にあるカムの宿のピンクのコブシも、すぐに花を開きそうです。