さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

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だけど、着付け☆2

2007年11月10日 14時57分50秒 | 着付け道

第二話、≪思案≫

 「そりゃあ、いつかは、習おうと思ってるよ。お義母さん。」

 「えっ、そうなん!自分で着るねんやったら、教えたるで。我流やけど。」

 「でも、どうせなら、きちんと習って資格のひとつでもとりたいやん。

 だけど、着付けって、ちゃんと習おう思うたら高いやろ練習用持ってないし。」

 

私は、この間の『カッチン叔母様』の件以来、闘志が湧いてしかたがなかった。

  お~お~!、自分で着れるようになったろうじゃあ~りませんか  

  今に見・・・ろっとと、(・・いけない、いけない。。お上品に。。お上品に

  今に、見ておきなさいませよ。お前様より上手になってみせますわよ。

ん。。。 なんか変な闘志である。

しかし、このときはまだ、自分で着れさえすればいい。そんな気持ちだった。

 

その時持っていた着物は、なんと,たったの二枚。自分で買った振袖 と、色無地。

結婚するとき、すでに母がいない私に気を使ってか、義母は、

 「着物何もそろえやんでええで。体ひとつで着たらいいよ。

 うちにいっぱいあるから一緒に着たらええで。なにも持ってこんでいいで。」

とまで言ってくれたのだった。

今、改めて言葉にしてみると、凄く慈愛のこもった温かいセリフである。

 

ーーーで、練習用の着物はできた。(おし、義母にかりれるぞ

ーーーさて、どこで習おうか。

                               つづく。。。

 

 

コメント (2)
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