さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

御訪問者の皆様へ

ようこそ、いらっしゃいました♪ いつも御訪問頂きありがとうございます。 訳あってコメント欄閉じていますので、《おしゃべり広場》は閲覧のみとなっております。 本年もよろしくお願いします。

      

こうして、着付け☆7

2007年11月22日 14時23分10秒 | 着付け道

第七話、≪着装指導講師≫ 

「すっごくきれいに着れるよう、なってきはったね~

覚えも早いし。。素質あるから先生やってみませんか

「えっ、でもまだまだ自信ありませんし、教えるなんて・・。」

「誰でも最初は自信ないのは当たり前ですよ。でも、人に教えることにより

自分の確かな技術となっていくものだと思いませんか

 

当時、まだ高等の科ができていなかった。

復習講座へやってくる生徒の中から、学院長の目にとまった人だけが

声をかけられ、先生の道へと進むことができたのである。

 

ほめ上手な学院長に、おだて上手な講師陣。

ついその気になって、『着装指導講師』、(このとき初めて知ったのだが、

着装を指導する先生のことを、そう呼ぶらしい←そのままやん)になったのである。

この時代、生徒上がりの講師は少なく求人募集の講師の方が多かった。

 

こうして、着付けの生徒さんを受け持つこととなったのである。

その頃の私は、

  教えるなんてとんでもない。(聞いてる方が大好きなのよ~ 

  だって、話の進め方がわからない。(ほんとは話、へたなのよ

  うわ~、どうしょうしゃべれな~い。(・・・沈黙・・・)

  どうして、どうして先生になったのさ。。 

ー--と、内心ひやひやの連続だった。

 

ここで役にたったのが、復習会の講師陣のたわいない会話だった。

何でも好奇心を持って聞いておくのも為になるなあ。

 

後は、学院長直伝の、長時間にわたるトーク技術

ーーーこれが一番つらかった~

しかし、これが一番人生に役立っているなあと今になって思う。

                           つづく。。。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リンク