さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

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道化(どうけ)

2009年04月19日 11時52分00秒 | 姓氏/珍姓・難姓・奇姓/地名

 

 【道化(どうけ)】

 

 道化とは、今はおどけの意の使う。もとは、法をもって人を教化する

意。これを苗字に用いたのが戦国の武士、道化六郎左衛門で美濃の

斎藤道三の家臣。

道三は主家を乗っ取った無道で知られるが、子の善竜(よしたつ)も

父にそむいた。 六郎左衛門は、頭半分を剃って善竜の前に出仕した。

「どうした?」

「殿に従うべきか、殿の父君に従うべきか迷っておりまする」

と父子ともにいさめた。道化の語の始まり。

 

 

 

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(呂)中世の珍姓珍釈編

2009年04月19日 11時36分00秒 | 姓氏/珍姓・難姓・奇姓/地名

    (呂) 中世の珍姓珍釈編

 

 中世のやまとことばは、古代のそれより少し現代風になっている。

太郎丸などがそれだ。太郎は音でその下に丸という訓がついている。

垪和(はが)の垪は、国字だ。漢字だけではいくら当て字を作っても

追いつかない証拠だ。道化という文字も音で通用している。

こうして音読みが少しづつ増えてきた。

 

【三毛(みけ)】

【蟇浦(ひきのうら)】

【辺春(へばる)】

【太郎丸(たろうまる)】

【渋垂(しぶたる・しぶたれ)】

【筌之口(うけのくち)】

【垪和(はが)】

【得居(とくい)】

【後閑(ごかん・ごか・こが)】

【喜連川(きつれがわ)】

【尻高(しったか・しりたか)】

【伊達(だて)】

【道化(どうけ)】

【小鳥遊(たかなし)】

 

 

 

 

 『姓氏・家系・家紋の調べ方』丹羽基二:著より


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伊達(だて)

2009年04月19日 11時34分34秒 | 姓氏/珍姓・難姓・奇姓/地名

 

 【伊達(だて)】

 

 伊達の語は伊達正宗によって天下に知られた。六〇万石の実力

ダテではない。しかし、伊達とは砦の館(たて)ことで、阿達、安達など

との区別にすぎない。昔は文字どおり、イダテ、イダチといった。

イを取ったのは動物のイタチに間違われるから。正宗は都に上って

秀吉に面会するとき、いつもイタチの陣羽織に似た妙な服装なので、

人から田舎者と笑われた。伊達者の語もここから起こった。

 

 

 

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コメント (2)
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尻高(しったか・しりたか)

2009年04月19日 11時22分00秒 | 姓氏/珍姓・難姓・奇姓/地名

 

 【尻高(しったか・しりたか)】

 

 シリタカがもとの読みだが、のちにシッタカになる。尻とは地形の

後方や末端のこと。尻高とは山川、台地などの後部が高くなっている

ところ。全国にある。ただし、解釈には朝鮮語説やアイヌ語説もある。

 上野の豪族に尻高氏がある。天正八年に利根郡宮野城の尻高

佐馬助(さまのすけ)と吾妻郡小城(おぎ)の尻高摂津守は、武田勝頼の

軍に討たれた。本宗の尻高城は今の群馬県高山村尻高である。

 

 

 

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