さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

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仏教の話 ☆ 5≪釈迦の悟り≫

2009年10月28日 22時33分33秒 | 神・仏教・民俗の話

 ≪釈迦の悟り≫

 ~如実知見(にょじつちけん)~

 「ありのままに起こることをありのままに受け止める」

 

 

釈迦の深遠な悟りを簡潔に伝えるこなど至難の業。

敢えてまとめると、如実知見、世界の物事、宇宙の森羅万象を

如実に、あるがままに知見しなさい。

というのが、釈迦の教えの根本だと言います。

 

たとえば、 

 老い・・・時間が経過するという意味でしかない     

      1日づつ、1時間づつ、1分づつ、確実に老いていく。

      ただ、それだけのこと。

 【苦=“duhkha”=「思うがままにならないこと」(サンクリット語)

      

 「老・病・死」=思うがままにならないこと

われわれは思うがままにならないことを、思うがままにしよう

として、「苦」にしているのです。

 

 解決法=如実知見して「苦」にするな

           ||

 思うがままにならないことを、思うがままにしようとしないこと 

 

 

 

人間は、自分の都合のいいように物事を見て、

理解しようとするものです。たとえば、

赤ん坊なら早く大きくなってほしい(老いてほしい)と思い、

老人になるとこれ以上老いたくないと思います。

すると、老いが「苦」になってしまうのです。

老いである、しわやたるみもいやだと思わず、

しっかりと受け止めて(苦にせず)、

これだけ長く生きてきたんだから、それぐらい当たり前

のことと、明るく元気に自分の人生を全うしましょう、

生きましょう。。。ということが老いについての悟り

ということになるのでしょう。

 

 

仏教は三宝(仏法僧)の教えとか言われますが、

それは後の聖徳太子が十七条の憲法の中で記した

ものからきたようです。

年代、お国柄、当時の人の捕らえ方によって

仏教もかなり形をかえてきたようです。

今回は釈迦が発見したものだけを注目しました。

 

 


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