夕方、ニュースで霞ヶ浦の取水口工事への反対運動を
76歳の漁師である漁業組合長さんが主体と
なって国と戦うはめになとったとやっていました。
日本一の天然鮎の漁獲量を誇る那珂川。。。
霞ヶ浦の汚れた水を那珂川に流し込み、
逆に天然鮎の稚魚が霞ヶ浦に流れ込むと、生態系が
崩れてしまい、那珂川の鮎がいなくなるといいます。
霞ヶ浦の浄化にも取り組んでいる地元では、
国のすることは、意味がないし科学的にも誤っているといいます。
自分のしてる工事中の川巾にも応えられない職員が
本当に地元の人たちのことを考えているのでしょうか?
なぜ、もっと地元とかかわって話を聞かないのでしょうね。
必要でないと生活に密接に関わってる人がいっているのに、
1900億円ものお金を費やすなんてどうかしてますね。
もう200mと着工が近づいてきてるようです。
最後の抵抗と漁師の漁業権の執行と、船を浮かべてる
そうです。船が浮かんでいる限り侵害してはならない
という法律があるらからです。
今の民主党では、公共工事の見直しの中に入っている
ので、それが最後の望みと頑張っているようです。
私は地元ではないけれど、よく、鮎釣りに行っていた
釣り好きのお義父さんのことを思い出してしまいます。
自然はいったん壊すと元には戻らないです。
今願うことは、自然を壊さない方法をできうる限り模索して
密着した人々の意見を聞きながら、事業を進めるような
世の中にしていってもらいたいものです。