小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



8月16日、小田原周辺ではお盆にちなんだ行事がいくつか開催された。南足柄の狩川沿いでは夕方から燈籠流しが行われたので会社帰りに出かけた。燈籠流しが行われるのは大雄橋の近くだが、県道74号の駒千代橋周辺でも駒千代観音祭が行われていたので立ち寄った。駒千代橋のたもとにある駒千代観音堂も祭りなので開帳されていた。周囲には奉納された古い幕が張られている。大正15年に塚原競馬会が奉納したもので、競走馬が染め抜かれていた。かつて草競馬がこの周辺で行われていたことが伺える。駒千代橋から狩川の上流方面には提灯が並んでいる。かなりの数。提灯の並んだ狩川の土手道をしばらく進む。狩川の河原では送り火を焚く準備が進んでいた。駒千代観音堂から少し離れた広場が駒千代観音祭の会場になっていた。周辺の五自治会合同の行事とあって盛大でかなりの人出。一通り写真を撮ってから燈籠流しが行われる大雄橋へ移動。午後7時過ぎ、大雄橋へ到着。大雄橋上流の親水公園で供養祭とお焚きあげと燈籠流しが行われる。重機で川石を積み上げたようで狩川がせき止められていた。会場ではお焚き上げが行われ、燈籠流し待ちの人々の行列。午後7時過ぎから、燈籠流しが始まった。狩川をせき止めているのでダムのようになった緩やかな流れの場所にほのかな灯りの燈籠が流れつく。暗い水面を揺れる燈籠の灯りが夏らしい風情。お盆らしい風景が色々撮影できて良かった。

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