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小田原の端々



8月7日、小田原市に新たな物流センター「アマゾン小田原FC(フルフィルメントセンター)(仮称)」を、2013年中をめどに開業するとの発表があった。新設されるアマゾン小田原FCは延べ床面積約20万平方メートル規模で、Amazon.co.jpの物流業務サービスの拠点となる。アマゾンの発表以前から小田原市扇町の旧ユアサ跡地では、仮称小田原ロジスティクスセンターの建設工事が行われている。躯体工事が始まったのは、今年の5月上旬頃。3ヶ月ほどでかなり鉄骨の組み立てが進んだ。先日、工事の工程表を見に旧ユアサの正門だった場所へ立ち寄った。工程表の他に保険関係や工事概要の看板が並んでいる。その中の看板の一つに現場案内図があった。始めて見るもので敷地内の建物の配置図が記載されていた。この現場案内図によると倉庫になると思われる大型の建物はⅠ期棟とⅡ期棟の2棟。敷地南側で進んでいるⅠ期棟の工事の様子。現場案内図を見るまでは別々の棟の建設なのかと思っていたが一つの大きな倉庫になるようだ。現在、中央部分は通路のような空間になっており、大型クレーンが内部で作業しているが、まもなく鉄骨が組まれて一つの躯体となる。工程表によるとⅠ期棟では鉄骨建方、スラブCON打設、外壁工事が行われている。Ⅰ期棟の北隣ではⅡ期棟の基礎工事が行われている。現場案内図によるとⅡ期棟はⅠ期棟より小さく記載されている。Ⅱ期棟の基礎工事の様子。Ⅱ期棟の躯体工事もしばらくすると始まりそうだが、工事の様子を撮影するのが難しい。飯泉取水堰側の歩道からなんとかこの程度。アマゾン小田原FCが開業するとユアサ時代とは比べ物にならない位の配送関係の車両の出入りがあると思われる。倉庫入口がどこに設けられるのかが気になるところ。結婚式場裏手の道路が拡張されていたので取水堰側にも出入口ゲートが設けられるのかもしれない。このアマゾン小田原FC開業に伴い、将来1000人規模の雇用機会を創出されるようで小田原の地域経済にとって良い起爆剤になればと願っている。


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