小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



毎年1月と8月の23日・24日に行われている板橋地蔵尊の大祭に、23日の夕暮れ時に出かけた。午後7時、板橋見付から旧東海道へ。冬の大祭と比べ露店は少なかった。色々な匂いが入り混じった沿道を人の流れとともに宗福院まで歩く。板橋地蔵尊大祭が行われている宗福院境内も結構な人出。夜になり夕涼みがてら出かけてきている人も多いようだ。この時間帯が最も混雑するようで、参道では入場規制が行われていた。本堂周辺も人で溢れている。灯りの漏れる内陣には大燭台の上に燈された蝋燭の数々。おろーを呼ぶ独特の掛け声が行き交っていた。幾分涼しい夜風にあたりながら蝋燭のほのかな灯りを見ていると、夏もまもなく終わりだと感じる。日々、時間が経つのが早い。露店を覗きながら帰路につく。途中、沿道のボンジュールベーカリーの露店があったので立ち寄る。パンのほかに餅も販売していた。丁度、閉店セールが始まったところだったので半額で餅が買えた。ボンジュールベーカリーであんころ餅とたから餅を購入。2つで半額の500円。どちらの餅も結構ボリュームがある。たから餅は大福だが、餅と餡子の割合が8:2くらいの分量で餅がたっぷり。甘さ控えめで美味しかった。夏らしい風景が見れて、土産も安く買えたのでなかなか良い散策だった。

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