小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



これといった趣味もないので特に好んで出かける催事は数少ないが、その中で心待ちにしているイベントが小田原市南鴨宮で定期的に開催されている日本酒の試飲会。地元の酒蔵である山北の川西屋酒造店の寒造りの日本酒が試飲できるとあって試飲会の行われた先週末に鴨宮かのやへと出かけた。試飲会が開催されたのは4月11日と12日の午後。今までは日曜日の午後に開催される会に出かけていたが12日午後は予定が入っていたので11日の土曜日に参加した。いつもは自宅から散歩がてら南鴨宮まで歩いていたが午前中に30km近くランニングをして体力を使っていたので電車で鴨宮駅へ。午後3時15分に南口へと降り立つ。試飲会は午後2時から始まっているが、時間調整のため南鴨宮の住宅街を少し散策してから店へと向かう。住宅街のなかにあったテニスコートは更地になっていた。鴨宮駅の南側というとここも含めテニスコートの印象が強く残っているが、富士見小学校前のテニスコートも随分前に閉鎖され、今ではドラッグストアと介護施設へと変わっている。鴨宮駅からのんびりと散策して午後3時半に鴨宮かのやへ到着。いつもは午後3時目処で訪れて試飲会が終わる午後5時くらいまで2時間ほど滞在するのだが、今回は午前中にハードにトレーニングしたので30分ほど滞在時間を短縮しての参加。思っていたよりも参加者が多くて店の外まで人が溢れていた。参加費1000円を支払って試飲会スタート。今回は川西屋酒造店の丹沢山・隆、主要期寒造り上級新酒&純米燗酒の試飲会で11銘柄が用意されている。数時間前に30km近く走り、その後立ち飲みでの試飲会なのでどれほどの量で酔っ払うのかまったく予測できず。豪傑ではないので試飲会前に気休めにしかならないがヨーグルトとウコンを飲んで予防線を張った。今回の試飲会はいつもより数銘柄ほど用意されている銘柄が少ないが、なんと最上ランクの黒隆が3銘柄も用意されていた。写真左の隆黒金阿波山田錦40純米大吟醸2014年生原酒は1升瓶で一万円と普段口にする日本酒とは別ランクの日本酒。その前まで10銘柄ほど試飲したが、隆黒金は口当たりや香りやもろもろの風味が素晴らしくてびっくりするくらいの美味さ。最上グレードの3本を存分に飲み比べることが出来ただけでも大満足のお味魅会だった。体力を消耗した状態での試飲会参加だったので予想通り終了時刻になる頃には酩酊していた。どうやって帰ったのか記憶も途切れ途切れだが、夜半に目覚めて冷蔵庫を開けるとなかには試飲会終了後に購入したとおぼしき丹沢山山廃純米備前雄町2014年生原酒が入っていた。一升瓶で3,600円也。どのようなところが気に入って購入したのかまったく記憶がないが今週末の晩酌で味わうのが楽しみだ。次の日本酒の試飲会はひやおろしが出回る秋になりそうなのでまた楽しみに出かけたい。

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