<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

いのちの愉快は運河のように巡っている

2014年05月06日 11時08分17秒 | Weblog
咲き終わったチューリップは
どうするの
うん
土の中で
また生まれる準備にとりかかるんだよ

空が
応援の光をくれるんだよ
風が来て
元気をくれるんだよ

いつでも
大きな大きな循環が働いて
いのちの愉快が
運河のようにめぐっているんだ



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胸は大きな海を生きている

2014年05月06日 11時01分25秒 | Weblog
昨夜は寒かった。

毛布を押し入れから取り出してきて重ねた。

それでも寒くて何度も目が覚めた。

灯りを消して寝るので部屋は闇になっている。

闇の中で、呼吸をしている胸に手を当てていた。

胸が波のように高く低くうねった。

波の胸は大きな海を生きているのだ。

そう思って安心をして、もう一度入眠した。
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惜しみない協力を申し出ている物質界

2014年05月06日 10時50分13秒 | Weblog
わたしは物質世界にいますから
わたしも物質でいます
肉体は物質です
肉体は物質に呼応します。
物質の真理真実に従順でいます
こうしている方が
一番いいからです
わたしは病みます
わたしは老います
物質の悲しみを幾度も体験させられます
これでわたしの非物質が進化を遂げていきます
これは大きく大きく仕組まれたことです
物質が惜しみない協力を申し出ているのです
物質と非物質の目標は同一です
わたしに深い深い知恵を授けるためです
根底を貫いている深い深い知恵を
まずは物質世界で実践させるためです
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先の先の先と今の今の今

2014年05月06日 10時30分31秒 | Weblog
先の先の先ではなくて
今の今

今をどうして生きているか
それが肝要なのでありまして

講釈師が
講釈をしている

先の先の先に
わたしが仏陀になるということよりも
今の今
いまをどう生きているか

先の先の先を
反対に辿ってくると
今の今の今になる

先の先の先になるわたしの仏陀が
遡って遡って
遡ってきて
今の今のわたしを見ている

ゆっくりとでいいんだ
ゆっくりゆっくりして
遊び呆けて
楽しんで楽しんでいていいんだ
わたしの仏陀が
慰めとも励ましともとれる発言をしている

と言う具合にはいかないものだろうか

そう上手くはいくまいが
ともかく
今の今の今のわたしは
のほほんだ
のほほんと遠足をしている
丘に登る山道には
ピンク色の山茱萸が
しだいにピンク色を深めている

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自分の命は行き着くところがある

2014年05月06日 10時13分07秒 | Weblog
ああ
仏陀がたくさんたくさんいると思うとわくわくしてしまう
すべての人が仏陀に成っていると思うとわくわくしてしまう
やがてこの自分も仏陀に成っていると思うとわくわくしてしまう

仏陀は
自分のいのちの行き着くところ
行き着くところがあるいのちというものを生きていると思うと
わくわくしてしまう

最後の最後で
仏陀に成ったときに
わくわくしているかどうか

仏陀に成ったときに
もっともわくわくしていて
駈け出したくなっているとする

その駈けだしている仏陀
ランニング姿の自分
全身に汗を掻いている仏陀を想像する

おいおい
これで仏陀かよ

おっちょこちょいのところが
まだ残っているところ
そこが
なんともほほえましい仏陀だ


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美しい人生の凝縮が行ってしまった

2014年05月06日 10時00分56秒 | Weblog
どうしてなんだろう

美しい人を見ても
美しいと言ってはいけないのは
どうしてだろう

大好きになってはいけないのは
どうしてだろう

木陰に下の
静かなベンチに
誘ってはいけないのは
どうしてだろう

どうしてだろう
どうしてなんだろう

美しい人は
ぎらぎらの向日葵のような
僕の目をちょいと見ただけで
その場を通り過ぎて行った

行ってしまった
行ってしまった
美しいはずの人生の
美しい凝縮が行ってしまった
何もかもが行ってしまった

美しい人は行ってしまった
ぎらぎらの向日葵だけが
そこに立ち尽くした
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全国合唱コンクールっていいなあ

2014年05月06日 09時49分26秒 | Weblog
小学校の部 全国合唱コンクールが始まった
僕は
これを聞いている
うっとりしている

小学生の口がみんな大きく開いている
口に負けずと目が大きく開いている
身体を
風に揺れる葦草のように揺らしている
突き出した胸が
ハーモニーを見せて
海の潮騒のように寄せては返す

ちょっとタクトが大袈裟だ

ふう
声に劣らず
みんないい顔になっている
生き生きしてはち切れている

僕はすっかり嬉しくなった

僕も
大袈裟に過ぎるくらい
長く長く拍手を鳴らした
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はあいは一度にいたします

2014年05月06日 09時39分11秒 | Weblog
はあい
はあい
はあい

呼ばれた娘さんが
答えている

はあいは一度でいいから
と娘さんの母さんの
高い声

はあい
娘さんは立ち上がった

休日は
お掃除のお手伝いが
待っている日なんだ

どうせするなら
愉快がいい
いそいそがいい

はあい
はあい
はあいは一度にいたします

いそいその愉快の印に
娘さんは
ソプラノで歌い出した

まるいお尻が
ソプラノ調に揺れ出した
猫の尻尾も揺れ出した
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歌ってよわたしの美しさを

2014年05月06日 09時29分52秒 | Weblog
歌ってよ
わたしを
歌ってよ
わたしの
美しさを

わたしが
美しいというのは
わたしを美しくさせているものみなが
美しいということ

歌ってよ
わたしを
歌ってよ
わたしの美しさを

空が
美しい山の五月を歌った
山が
美しい空の五月を歌った

歌は
水のように風のように
海まで流れ出して行って
美しい海の五月を
覆い尽くした

歌声に乗った五月は
どこまでも
どこまでも
美しくなろうとした
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それでもそれで十分である

2014年05月06日 09時19分56秒 | Weblog
美しいなあ
トドがそう言う
美しいなあ
トドの奥さんが
同じことを言う

雄は体長3メートル
メスは2・7メートル
砂浜に寝転がっている

雄のトドは
美しい奥さんを見ての
美しいなあだが

奥さんのは
氷が溶け始めた北太平洋の
その美しさだ

それでもそれで
十分である

美しいなあ
美しいなあ

カップルは
それぞれ
それでうなづきあっている
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