息を吐く。すると、吐いた分量はまたそっくり吸うことができる。こうしていつもわたしは一定量である。心配は要らない。すうすうすうすう息をしてそれを確かめる。出て行った分は入ってくるということを確かめる。吸ったので吐く。吐いたので吸う。それ以上はできない。吐いた分量の何倍分かを欲しがってもそれはできない。それで十分だからである。自然界ではエネルギーの入力と出力はこうしてうまくバランスが保たれている。宇宙には法則があるのだろう。そこを場としている者はそれに従っているのだ。すうすうすうすう息をしてそれを確かめる。わたしと宇宙は一体なのだ、間違いなく。たくさん吸い込んでみても、しばらくでそれはまた宇宙へ戻って行く。貯め込めると錯覚はしても、貯め込むことはできない。わたしの欲望もちょいちょいこの種類の錯覚をするが、愚かさがすぐに訂正されることになる。
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