<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

思い量ることすらできないのに、量ったつもりをしているわたし。

2025年02月07日 17時55分15秒 | Weblog

帰命無量寿如来

南無不可思議光。

無量寿如来の阿弥陀仏に帰命致します。

不可思議光の阿弥陀如来に南無します。

永遠の宇宙の命を生きておられる阿弥陀如来に帰依します。

思議すべからざる光を放たれる阿弥陀如来に南無します。

永遠の宇宙の命を生きておられる阿弥陀如来に、わたしがいま此処で遭っています。

人間の思議が及ばないところから放たれる阿弥陀如来の光が、いま此処にいるわたしに届いています。

わたしが思い計らうことができない光の阿弥陀如来がただただわたしを思い計らって、光を届けていてくださっています。

であるのに、であるのに、であるのに。

であるのに、わたしは思い量ったつもりをして、わたしの智慧のハカライを優先させようとしています。

で、毎日毎日、藻掻き苦しんでいます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

良寛様の漢詩を読み解く,自己流に。

2025年02月07日 17時35分01秒 | Weblog

それでいいんだ。それでいいんだ。それでいいんだ。良寛さんはそう言っています。

花は無心にして蝶を招き、蝶は無心にして花を尋ぬ。花開くとき蝶来たり、蝶来たるときに花開く。吾 亦人を知らず、人 亦吾を知らず。知らずして帝の則に従う。

大愚良寛

花が蝶を招き寄せている。これでいいんだ。蝶が花蜜を吸いに来ている。これでいいんだ。

花が開いたら蝶がひらひらと舞って来る。これでいいんだ。蝶がひらひらと飛んで来たら花が花びらを開く。これでいいんだ。

わたしは客の相手をしながら相手のことをよく知らないでお喋りしている。これでいいんだ。客もわたしのお喋りに朗らかに付き合っている。これでいいんだ。

なんのことはないようにしてあるのだ。

 

なんのことはない。みな知らず知らず宇宙の大法則を是として従って不足がないのだ。

 

いい世界に住んでいるもんだ、我が輩良寛は。大愚していてもなんの不足なく、もう70歳になって居る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不思議で不思議でしょうがないのだけど、

2025年02月07日 17時06分11秒 | Weblog

薔薇ノ木ニ

薔薇ノ花咲ク

ナニゴトノ不思議ナケレド

 

北原白秋「薔薇二曲」

薔薇の木に薔薇の花が咲くことが不思議で不思議でしょうがないのです。

 

 

いえ、なんでもかんでも不思議で不思議でしょうがないんです、作者には。

人が人をして此処にいるのも不思議で不思議でなりません。

人のまわりに空気があるのも不思議でなりません。

 

 

解明ができないのに、しかし、人がいます。そしてその人の周りには空気があります。

解明ができないのに空気があっていいものか、これは謎の謎です。

 

 

宇宙があるのも不思議ですが、宇宙に星が輝いているのも不思議です。その星を人間が見ています。不思議な顔をして見ています。

わたしたちのいるこの世界は、すべては無解明なままで成立しています。これもゼッタイゼッタイ不思議です。

しかし、この世界のことはみんな知っているような顔をしている人だらけです。誰も誰も、一人残らず賢者の顔をしています。

そうしていられるようにしてあるのも、やっぱり不思議です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

此処は雪国のよう。

2025年02月07日 16時25分24秒 | Weblog

再び三度雪。降ったり止んだりを繰り返す。此処は雪国のよう。

午後4時半。横殴りの風が吹いて、粉雪が舞う。寒い。気温1・9℃。

ノーベル文学賞受賞作品を読んでいる。ハン・ガンさんの。しっとりと来る。言語は韓国語。日本語になっている。

翻訳は斉藤真理子さん。しっとり感を伝えるのは難しかっただろうなあと思う。でもこのしっとりは好き。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

苺とも海ともなって母が来る

2025年02月07日 14時59分08秒 | Weblog

苺とも海ともなって母が来る

山鳩暮風

わたしの川柳。

苺の字の中にも母がいて、海の字の中にも母がいる。母は変装が上手い。食べる時にも風景を見るときにも、母が寄り添って来る。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1回の南無阿弥陀仏には、1億のありがとうが詰まっている。

2025年02月07日 14時21分52秒 | Weblog

なんまんだぶは、ありがとうありがとうありがとう、だ。

なんまんだぶには、ありがとうありがとうありがとうが詰まっている。

1回のなんまんだぶには、1億のありがとうが詰まっている。

1回のなんまんだぶで、1億のありがとうの世界を見せられるのだ。

有り難くもなんともないとしている我が煩悩のわがまま世界を、ざっくり引っくり返して、「ありがとう」にして見せてくれるのだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わたし流に「浄土和讃」を読み解く。みなさんはみなさんのそれぞれにどうぞ。

2025年02月07日 13時44分08秒 | Weblog

南無阿弥陀仏を称うれば、閻魔法王尊敬(そんぎょう)す。五道の冥官みなともに、夜昼常に守るなり。

「浄土和讃」より

地獄界の関所を守るのは閻魔法王。餓鬼界・畜生界・修羅界・人間界・天界の五道にもそれぞれ関所があって、そこには通行管理の官吏がいる。その関所の守りを固めている閻魔法王をはじめとして五道の官吏がみな、念仏を唱える者を尊び敬って、夜も昼も無事を願って守り抜いていてくれる。・・・そう書いてある。

だから六道の何処を通ってもいい。阿弥陀仏を念じている者は恐れることがない。

何処を通ってもいい、というのがいいなあ。

みな関所のお役人が行く者を尊び敬って、「わたしたちがあなたをお守りいたします」と言って、力をくれるのだから、力強い。

死後われわれのおおよそは六道を輪廻転生することになっている。それがイヤなら、解脱をするしかない。六道を回る周回運動から逸脱して解放されるのが「解脱」だ。

じゃ、解脱して何処へ行くか。

仏界に行く。浄土往生をする。

そこから次の新しい高次のサイクルにステップアップする。ここからは利他行のサイクルである。

しかも阿弥陀経によれば、われわれは浄土往生が約束されている。

しかもしかも、わたしの力によらないで、阿弥陀仏一人の力によって、そう「せしめられて」往く。徹底して他力なのだ。心配は要らないのだ。

六道輪廻は第一の行程である。往生浄土は第二の行程である。その次には第三の行程が控えている。その次の次には第四、第五の行程が待っていてくれる。われわれの命は何処までも何処までも無限向上を果たしていくのだ。耀いて輝いて行くのだ。

仏典にはいいことばっかりが書いてある。安心しろ安心しろばっかりが書いてある。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽しい楽しい楽しいにして暮らしていたい

2025年02月07日 13時32分32秒 | Weblog

残りが僅かになってきた。僅かな残りを、楽しい楽しい楽しいにしていたい。

なんでもいいから、一括りにして。

楽しくないことを楽しくないとしているよりも、こっちの方が

ずっと楽なはず。

楽しい楽しい楽しいにしていたらどうなるか。

我が五臓六腑の内臓がみんな、「楽しい楽しい楽しい内臓」になれるかもしれない。

雪の野原が、一面ずっと、「楽しい楽しい楽しい雪の野原」になってしまうかもしれない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

畑の根雪は解けていない。

2025年02月07日 13時14分55秒 | Weblog

午後になってまた雪が降り出したが、いまは止んでいる。窓の外がモノクロ映画になって、遠くの方までずっと静寂が漂っている。畑の根雪は解けていない。

2月7日。金曜日。お昼はパン。種類の違う2個のパンをそれぞれ半分ずつ、家内と分け合って食べた。ミルクコーヒーも淹れてもらった。

このところもう5ヶ月近く、家内は体調不良である。病院通いばかりしている。早く元気になって欲しい。で、肩と首と背中を両手の手の腹を使って、10分間ほどマッサージしてあげた。天地根元の元気の、気を注入するようにして。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野狐(やこ)死んで南瓜の馬車がお迎えに

2025年02月07日 09時22分02秒 | Weblog

野狐(やこ)死んで南瓜の馬車がお迎えに

山鳩暮風

季語は南瓜。季節は秋。

木枯らしの吹く日に野の狐が死んだ。メルヘンの南瓜の馬車がお迎えに来た。何処へ連れて行くのだろう? 

そりゃ決まっているさ。お伽(とぎ)の国だよ。お伽の国に行って神様になるんだよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする